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自分のイメージから離れた曲は、ひとつもないと思っています
── カップリングの「突風スパークル」も、とても爽やかな曲でした。 諏訪 春らしい、始まりの曲になりました。作詞・作曲はmarbleのお2人(作詞:micco、作曲:菊池達也)で、私のイメージをすごく汲み取って書いてくださった曲だなと思いました。自分なりの解釈としては、学生の頃の私から今の私にかけてのストーリーというイメージです。
── こちらもおしゃれなメロディですよね。 諏訪 なのでまた難しかったです(笑)。OSTER projectさんが作ってくださった「コバルトの鼓動」とはまた違った難しさで、こちらもハイクオリティな楽曲だなと思いました。「突風スパークル」という漢字とカタカナが混じったタイトルも、marbleさんらしくて、大好きです。
── レコーディングには、miccoさんと菊池さんは立ち会われたんですか? 諏訪 はい、お2人とも来てくださって、いろいろとお話しつつ、レコーディングしていきました。歌い方については、miccoさんにていねいに教えていただいきました。
── この曲のお気に入りポイントは、どこでしょうか? 諏訪 2番のサビが終わってすぐにDメロが来るのがmarbleさんらしいし、歌詞もいいなと思いました。疾走感のある「コバルトの鼓動」に対して、やわらかさがあるのが「突風スパークル」で、どちらもいい曲になったなと思います。レコーディングは寒い時期だったんですが(笑)、春にリリースするにふさわしいシングルになったと思います。
── marbleさんは、もともとお好きだったんですか? 諏訪 はい。「ひだまりスケッチ」がずっと好きなので…。それでmarbleさんの音楽を聴くようになりました。音楽はアニメ作品から入って、その主題歌を歌っているアーティストさんのほかの曲を聴くというパターンが多いんです。
── アルバム、ミニアルバム、そして今回のシングルと、諏訪さんの曲数も随分増えてきました。1年に満たない中ですごく順調な活動だと思いますが、ソロアーティストとしてのご自分について、どのように感じていますか? 諏訪 最初のアルバムから、自分らしい曲をしっかり作ることができて、それ以降の自分自身から離れた曲はひとつとしてないと思っていますし、リスナーのみなさんにも、諏訪ななかのアーティスト像はぶれずにイメージしていただけているように感じます。
── アーティストとして目標にしていることを教えていただけますか? 諏訪 自分の世界を大切にしつつ、アニメの世界に寄り添った曲も歌えるという、両方の表現ができるアーティストになっていきたいですね。ソロアーティストの一番楽しいところは、自分のやりたい表現を思う存分にできることで、それが許される環境があることに感謝していますし、ファンのみなさんにも安心して、ソロアーティストの諏訪ななかを楽しんでいただきたいと思います。
諏訪ななかプロフィール
すわななか/11月2日生まれ。
声優としての出演作に、「ラブライブ!サンシャイン!!」(松浦果南)、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」(ユイ)など。「バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!」には、主人公・明星かなたの妹、ひなた役で出演。
2020年5月13日に、1stアルバム「So Sweet Dolce」をリリースし、ソロアーティストとしてデビュー。同年11月4日には、ミニアルバム「Color me PURPLE」をリリースした。
CDデータ
■1stシングル「コバルトの鼓動」
初回限定盤CD+DVD 2,090円(税込)
レーベル:ユニバーサルミュージック・日本コロムビア/2021年4月21日発売
通常盤CD 1,430円(税込)
レーベル:ユニバーサルミュージック・日本コロムビア/2021年4月21日発売
〈収録曲〉
01. コバルトの鼓動
02. 突風スパークル
03. コバルトの鼓動(Instrumental)
04. 突風スパークル(Instrumental)
〈DVD収録内容〉
「コバルトの鼓動」Music Video+メイキング映像
(取材・文/鈴木隆詩)