春アニメ「リンカイ!」川村海乃×葵あずさ×長谷川玲奈インタビュー! 「美少女自転車アニメに見せかけた、スポ根少年漫画です」【サイン入りチェキをプレゼント】

2024年04月09日 17:000

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女子競輪選手たちの熱き戦いを描くTVアニメ「リンカイ!」が、2024年春、ついに開幕!

「リンカイ!」projectは、女子競輪を題材に、全国の競輪場をホームリンクとする女子競輪選手のキャラクターを制作、メディアミックスで競輪の魅力を発信し続けてきたコンテンツ。

その全国各地の競輪選手たちが登場するTVアニメ版がついにスタートするということで、静岡県 伊東温泉競輪所属・伊東泉役の川村海乃さん、神奈川県 平塚競輪所属・平塚ナナ役の葵あずささん、新潟県 弥彦競輪所属・弥彦巫子役の長谷川玲奈さんに、競輪とアニメ「リンカイ!」の魅力を語りあかしてもらった。

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川村海乃さん(左)、葵あずささん(中)、長谷川玲奈さん


──TVアニメ「リンカイ!」は、どんな魅力のある作品ですか?

 

川村海乃 各キャラクターたちそれぞれの成長物語というのが一番にあって、私が演じさせて頂いている伊東 泉のように、自分のことを普通だと思っている子が、普通じゃなくなっていくというか。勝負の世界に身を投じるようになっていく過程が、すごくていねいに描かれているんです。1人で成長するのではなくて、周りのキャラクターたちと切磋琢磨しながら成長していくその過程を楽しんでいただけるのが魅力だと思います。

 

葵あずさ 自分の想像を超えるぐらい熱いアニメになっています。競輪を扱うとなったときに「あれはどうするのかな?」「これはどうするのかな?」みたいな想像をしていたんですけど、競輪好きな方にも刺さるようなところがたくさん詰まっているアニメだと思ったんです。ちょっとシビアなところも、しっかり描かれているというか。

 

キャラクターは眩しいぐらいかわいいので、そこにも注目していただきたいですね。と同時に、普段現地に行って競輪を楽しんでいる方たちも、アニメを見てリアルと同じように「わっ」って盛り上がってもらえるような、熱い作品になっているので、そこも注目していただければ嬉しいです。

 

長谷川玲奈 私のように競輪を知らなかった方々が、この作品を見て、競輪のルールや楽しさを知る入り口になってくれたらいいなと思うし、そういうアニメになっていると思います。だからたくさんの方に見ていただけるように、私たちもSNSなどで宣伝したいなと思っています!

 

 

──サイトのキャラクター紹介ページを見ると日本地図が描かれているのですが、競輪って全国各地でやっているんですね。

 

川村 全国にありますし、ほぼ毎日やっているんです! お正月からやっているし、年末もほんとにギリギリまでやっています。私、年末のガールズグランプリ(12月29日開催)を見に行ったんですけど、その翌日にはコミケで出展していました。それぐらい年の瀬までやってるんです。オタクとして、年末はコミケしかない!と思っていたんですけど、競輪もあるじゃないか!って思いました(笑)。

 

──実際に見ると、どんなところがすごいですか?

 

 迫力がとにかくあります! 私は父が競輪選手だったので、競輪は男子のイメージがすごく強かったんです。その父の友達もすごくムキムキで、そういうイメージが競輪にあったから、女子競輪っていうのがうまく想像できなかったんです。女の子と自転車とマッチしない状態だったというか。

 

その状態で現地に行ってレースを見たら、女子とか関係なく、もう大迫力で! 女子競輪は、男子の競輪とはルールが違っていて、主に横の動きとかは制限されているんですけど、それでも真っ直ぐ進んでいくときの踏み出す勇気や度胸が、尊敬するし憧れるレベルのかっこよさがあったんです。だから出会う時期が違っていれば、私も競輪選手になりたい!って思っていたかもしれないくらい、すごく輝かしい、素晴らしい職業だなって思いました。

 

川村 選手同士の駆け引きみたいなものがすごくあって、レースで足の筋力をどう使っていくかとか、それぞれが自分を知って、相手と競っていく心理戦みたいなところもあるんです。だから選手同士の心の通じ合いみたいなところもあるんだろうなと思ったので、お芝居をするときは、今この子はどう思っているんだろうとか、相手の心境を考えるようになりました。

 

 

──実際にレースを見て感じたものが、芝居にも込められたんですね。では、それぞれが演じているキャラクターについて教えてください。

 

川村 伊東 泉は、静岡県伊東市で育った子で、お父さんもお母さんも素敵で、本当に普通なんです。何か劇的なものがあるというわけではなく、好きな女子競輪選手がいて、たまたま世の中で盛り上がっていたから、みんなでレースを見に行こう!となって、見てみたらハマっちゃうという。そこから自分が目指す立場になるんですけど、そこでも「まさか自分がこの世界に?」って思っているような子なんです。

 

──もともと伊東の坂道を自転車で走っていたから、ポテンシャルはすごくあったんですよね。

 

川村 ポテンシャルはあったんですけど、本人のメンタル的には「まさか私なんかが!」ってタイプなんです。でも、伊東の地を実際に歩いてみて思ったんですけど、めちゃめちゃ高低差があるんですよ! 趣味でたまに小旅行で伊東に行ったりするんですけど、お散歩するだけで息切れしたので、それを登っている泉はすごいです

 

だから実は鍛えられていて、普通の子だと思っていたけど……みたいなところが徐々に出てくるのかな?っていうのを、楽しみにしていてほしいです。

 

 

──続いて、平塚ナナですが、彼女は強い選手みたいですね。

 

 平塚ナナはめちゃめちゃ強くて、自転車競技と競輪の二刀流っていう時点で、とても強いんだろうな、みたいなところがあります。ビジュアルもすごくきれいで凛としているから、ちょっと近寄り難いところはあるのかもしれません。

 

でも、私の中で平塚さんは、すごくすごく熱い心を持っていて、感受性も豊かなんです。アフレコを通して、実は親しみやすい子なんじゃないかと思っているからこそ、もどかしいというか(笑)。熱い心を、もう少しこういう言葉を使って伝えれば、もっと仲良くなれるのに!って思うんですよね。彼女の言動に対して、若干親のような目線で見てしまうところもあったりもするんです。

 

強くて、みんなが憧れるような存在だからこそ、心の内にあるものを知れば知るほど、かわいいと思う。すごくギャップのある魅力的なキャラクターだと思いました。

 

──弥彦巫子はどうですか?

 

長谷川 弥彦巫子は元アイドルっていうのが、やっぱり印象的かなと思います。

 

 

──それは長谷川さんとの共通点でもありますね?

 

長谷川 そうですね、それこそキャストが発表されたとき、「バックボーンが似ているから、巫子ちゃんが長谷川になったんだね」というコメントもたくさんいただいたし、私もそうだろうなと思っていたんです。オーディションではあったけど、共通点も多いから 私を選んでくださったひとつの要素ではあるのかな?って。

 

でもプロデューサーさんに「そういうのは抜きで、演技を見たときに弥彦だって思ったからだよ」と言っていただけたのがすごく嬉しくて! 元アイドルがイヤとかではないんですけど、共通点が多い分、演技ではない部分で選ばれたのかな?って少し思ってしまうことが、個人的にはちょっと悲しくもあったので、その言葉をいただいた次の週は思わず演技が変わっちゃいました(笑)。でも、それがちょうど弥彦巫子の回でもあったので、私の巫子に対する気持ちをセリフにしっかり乗せることができたかなと思います。

 

あと、巫子って元アイドルだからピンクでかわいい系なのかと思いきや、天真爛漫でギャグが多いキャラクターだったんですよ。だから、ただかわいいだけではなくて、人間味あふれる子だなって、個人的には思いました。

 

川村 テンプレっぽくないのがすごくいいよね! いろいろなものを見てきた感じがちゃんとするから。

 

長谷川 そうだね! 経験があるんだなっていうのが、表情やセリフからも読み取れるなって思いました。

 

──競輪の迫力とか速さは、アニメでも魅力的に描かれているのですか?

 

長谷川 実はまだ私たちも完成映像は見れていないんですけど、アフレコで見ていたところでいうと、うみうみ(川村)が1番走っていました。やっぱり主人公なので。

 

川村 どうしても泉を軸にして物語が進む話数が多いこともあり、レースシーンが多かったんです。これは個人的な話になっちゃうんですけど、どれぐらいの息の加減にすればいいのかっていうところがあって。

 

長谷川 息がめっちゃ良かったんですよ! 後半になるにつれてストーリーもできあがってきているからこその想いが、息だけでも演技に乗っているのがすごいな!と思いました。これは那古屋紗智役の北守さいかちゃんとも話していたんですけど、うみうみは気合いが入りすぎてマイクから外れることが多いんです(笑)。それぐらい気合いが入っている息の演技だったので、さすがだなって思いました。

 

 

──酸欠になるって言いますよね。

 

川村 そうなんです! 以前、岸尾だいすけさんとイベントでご一緒させていただいたときに、岸尾さんも自転車のアニメをやられているので、「配活量は鍛えておいたほうがいいよ」ってアドバイスをくれたんです。なので、区民プールで泳ぎました(笑)。

 

長谷川 ええーー!!

 

川村 試しに、1分間はぁはぁし続けようと思って、やってみたら目がチカチカして見えなくなっちゃって! これはまずいと思って鍛えようと思ったんです。

 

長谷川 ちゃんとトレーニングしたんだ。

 

川村 トレーニングをしたり泳いだりして、配活量は気にしてみました。それもあって第1話のときよりも最終話のときのほうが重い息が出せるようになっていて、それが泉の選手としての成長、技量としての成長として乗っかっていたら嬉しいなって思います。

 

──なかなかにアスリートな現場ですね。

 

長谷川 まぁ、弥彦巫子はそんなに走らなかったんですけどね(笑)。

 

川村海乃 でも、ボケが多いキャラだから!

 

長谷川 そうそう(笑)。みなさんが想像しているキャラクターじゃないかもしれないから、ビックリすると思う。ただ、平塚ナナは強いから、クールに走るのも、それはそれで難しいんじゃないかなと思って。

 

 めちゃくちゃ難しかったです。もう気持ち的には、はぁはぁ言っちゃって、1番だー!ってやってみたかったんですけど、レースのシーンで、ここは周りとの対比にしたいから、あんまり息を入れすぎないで、こことここに入れようか、みたいな話になって。強いからこその演技をしつつも、自分の中でナナをよく見せたい欲望も出てきてしまうんですよね(笑)。それを堪えながら、ここはこの息だけで決める!っていうのが必要なんだと、葛藤しながら演じていました。

 

だから、それこそ強い選手のレースを実際に見たりとかして、どれぐらい自転車が揺れずに後ろから来るのかっていうのを研究していました。本当に静かに来るんですよ! なんでこんなにきれいなフォームでさーっと前に出てくるんだろうって、不思議な気持ちになるんですけど、きっと日々の訓練で、そういう安定した強さが出せると思うんですよね。そうしているうちに、自分の中で平塚さんの強さの形っていうのがしっくりくるようになってきて、そこからはどんどんレースシーンが楽しくなっていきました。ナナちゃんには、こういう意図があって、ここまで展開を読んでいるから、こういう息を入れてみようとか、また別ベクトルの攻め方ができて、すごく楽しかったです。

 

 

──レースシーンの息にも注目して、見てみたいと思います。では最後に、川村さんに、アニメを楽しみに見ている方へのメッセージをお願いしたいと思います。

 

川村 TVアニメ「リンカイ!」、すごく熱い物語になっています。熱さと一本通った覚悟みたいなものがそれぞれの女の子たちにあって、強く強く育っていく。青春であり、いろんな魅力のある作品になっています。アニメの世界の中で「この子好きだな」とか「この子に共感できるな」「この子を見ていると、自分もお仕事や学校をがんばれるな!」って思う子がきっと見つかると思うので、気軽に入っていただければいいなって思います。

美少女自転車アニメに見せかけた、スポ根少年漫画みたいなところがあるので、その沼にハマって、たくさんたくさん楽しんでいただけたら嬉しいです!


(取材・文・撮影/塚越淳一)

プレゼントキャンペーン概要

「リンカイ!」放送記念! 川村海乃、葵あずさ、長谷川玲奈サインいりチェキを1名様にプレゼント!

 

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<応募要項>

・応募期間:2024年4月9日(火)~2024年4月16日(火)23:59

・当選人数:1名

・当選発表:賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます

・賞品発送:順次発送予定

・応募方法:以下の専用応募フォームにて受付

<注意事項>

・応募には会員登録(無料)が必要です。

・応募はひとり1回に限らせていただきます。

・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。

・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。

・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。

・賞品の発送は国内に限らせていただきます。

・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。

・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。

 同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合

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リンカイ!

放送日: 2024年4月9日~   制作会社: トムス・エンタテインメント
キャスト: 川村海乃、葵あずさ、長谷川玲奈、北守さいか、杉山里穂、日向未南、佐々木李子、安齋由香里、森嵜美穂、尾崎由香
(C) RINKAI League Committee

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