※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
「SEA HORIZON」はまさにていぼう部の歌だと思いました
── そんなていぼう部の4人で、オープニングテーマとエンディングテーマの両方を歌うことになったんですよね。 川井田 歌わせていただけるというお話を聞いたときは、本当にうれしかったです。
高尾 ていぼう部のみんなで歌うということで、どんな曲になるんだろうとワクワクしました。オープニングテーマの「SEA HORIZON」はまさにていぼう部の歌だと感じて、聴いていると4人が堤防で楽しそうにしている情景が思い浮かんできました。レコーディングでは、4人で海を眺めながら歌っているような感覚で歌わせていただきました。
── 「SEA HORIZON」は、アニメのオープニングにしてはのんびりした曲なんですよね。 川井田 そうなんです。「始まるよ!」という感じの勢いのある曲ではなく、「始まるよ~~」という感じのゆるい曲なのがいいなと思いました。
高尾 オープニングの映像もふんわりとしていて、大好きです。「SEA HPRIZON」を聴いたときに想像した通りの映像になっていました。
川井田 それに、私たち1年生コンビだけじゃなくて、先輩たちとも一緒に歌えたのが本当にうれしかったです。レコーディングも4人揃って一緒にできたんですよ!奏音ちゃんも言った通り「SEA HORIZON」はていぼう部の4人の情景が浮かんでくる曲で、4人が少しずつ歌いつないでいく部分もあったので、みんなで一緒に歌えてよかったなと思います。
高尾 みんな同時にレコーディングブースに入ったんですけど、それぞれ別の部屋だったので、お互いの表情は見えずに声だけが聞こえてくるという状況でした。ヘッドホンからみんなの声が聞こえてきて、見えないのに息を合わせて歌うということが新鮮で、楽しかったです。
川井田 歌割りも、「ここはやっぱり陽渚と夏海が一緒に歌ったほうがいいね」とかレコーディングしながら変更になったところがいくつもあったんですけど、みんなと一緒だったので戸惑うことなく歌うことができました。レコーディングがアニメのアフレコが始まった直後くらいの時期だったので、ここでみんなで息を合わせられたことが、演技にもつながっていったと思っています。
── 歌詞でお気に入りのところはどこですか? 川井田 最後の「はじめてが起きそうな予感」という部分は、どんな季節に聴いてもウキウキする歌詞だと思いました。陽渚が高校に入学して釣りに出会ったのと同じように、新しいことを始めてみたいと思ったときにこの曲を聴いたら、自分のペースで気負うことなくチャレンジできるような気がします。私が大好きな部分です。
── 「SEA HORIZON」はMVも撮影されました。リアルていぼう部という感じの映像になりましたね。 高尾 残念ながらロケ地は熊本ではなかったんですけど、すごく似ているロケーションで撮影することができました。リヤカーの海王丸や夏海の顔が描かれた夏海ブイも登場して、アニメの世界がそのまま現実になったというMVになりました。
川井田 制服もきれいに作っていただいて。
高尾 そうなんです。それを着て、1日中みんなと一緒に海にいられたのが、本当に楽しくて。あの日に4人の絆がさらに深まったなと思いました。
川井田 うん、深まった! 撮影現場に着いた時間がけっこう朝早かったんですけど、すでに堤防に釣り人のみなさんがいらしてたんですよ。あぁ、本当に釣りの世界に来たんだと(笑)。釣りの大先輩方が釣りを楽しんでいらっしゃる中で、釣りのシーンを撮影させていただきました。あと、撮影したのが3月だったので、外はまだかなり寒かったです(笑)。
高尾 風が吹くと、本当にさむさむでした(笑)。でき上がった映像はそんなことも感じさせないくらいキラキラしているんですけど。休憩に使わせていただいた部屋にはこたつがあって、そこで4人で待機中に温まっていました。みんなでお菓子を食べたりして、まるでていぼう部の部室みたいでした(笑)。
川井田 4人で肩を組んで歌うシーンも撮ったんですよね。残念ながらMVには入っていなくて、もしかしたらメイキングのほうに入っているかもしれないんですけど(笑)。
高尾 やった!(笑) メイキングにはMV撮影とレコーディング風景の両方が入っているんですが、笑顔のシーンが多くて、温かい現場だというのことがわかっていただけると思います。