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ライブシーンでは轟雷がフレズとペアになるのがポイント!
── 映画の新規のライブシーンですが、コンビでステージに立つ構図が多いですね。特に轟雷とフレズがツーショットになるのが、TVから見ているファンにはグッと来ます。 川口 それは歌詞割りに合わせているからなので、赤尾さんが考えた部分でもあります。でも最初からスタッフの統一見解として、轟雷とフレズがツーショットになるっていうのはありました。
杉山 そこが今回のライブでのポイントの部分でもあって。特にフレズはTVの後半になって出てきた子だから、スポットが当たりにくかった部分があったんですね。そこで今回は歌もダンスも含めて、轟雷とフレズを対にして見せようと。そこから誰と誰を対にするかを決めていったんです。
川口 ちょうど数的にもキャラの関係としても、イイ感じでコンビにできました。
杉山 フレズ役の阿部里果さんがずっと「轟雷とイチャイチャしたい~!」って言い続けていたので、それがどこかで僕らの頭に残ってたのかもしれないです(笑)。
── TVでもそうでしたが、装甲パーツを付けた状態でダンスしていますね。 川口 そこはやっぱり付けてなくちゃって。作画ではなくCGですし。とはいえ、フレズの足の装甲パーツの一部はダンスするうえでどうしてもじゃまになるので、そこは外してます。でも基本的には動かす際の、めり込み修正とかが大変でも、つけていたほうがよいでしょうと。
杉山 今回のモーションキャプチャーでは、最初から装甲パーツがたくさんある子に関しては、できるだけ動きがパーツに干渉しないようにダンサーさんの可動域を限定したうえで収録してるんです。つまり装甲パーツの干渉をどのキャラもわかったうえでの、振付とモーションキャプチャーだったんです。
── ライブシーンが始まる前に装着バンクが入るので、まるで女児向けアイドルアニメでの「コーデチェンジ」みたいな雰囲気があります。 川口 装着バンクはどこかには絶対入れようと思っていて。あそこで入れようと考えたのは編集のときでしたけど、そういうコーデチェンジっぽい狙いも割とあります。それとあの装着バンクでの口上は、赤尾さんに1キャラごと5種類くらい考えてもらって、アフレコ現場で声優さんたちに、その中から好きなのを選んでもらって録ったんです。
── TV最終回ではライブシーンも川口さんがコンテを切っていましたが、今回も作成されたのですか? 川口 今回はライブシーンのコンテはないです。割とCGスタッフのstudio A-CATにお任せで、カメラワークとかはstudio A-CATでつけてもらってます。とはいえ、散った位置にいたみんなが最終的にステージに集まってといった構成は、こちらからアイデアを出しました。