【インタビュー】今度の内田真礼はエモーショナル! 青春感あふれるロック、「youthful beautiful」をリリース!!

2018年10月16日 12:000

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

「君のヒロインでいるために」は想像の斜め上を行く曲でした


── カップリングの「君のヒロインでいるために」は、大石昌良さんの作詞・作曲・編曲です。大石さんらしい軽快な曲ですね。

内田 メロディがおしゃれですよね。当然のことながら、大石さんのボーカル入りでデモが来たわけで、最初のインパクトはすごかったです。1月1日の日本武道館ライブに持っていく新曲ということで、ライブで盛り上がれる曲というコンセプトでお願いしたんですけど、R&Bでテンポもそんなに速くなくて、「こう来たか!」と。私の想像の斜め上を行く曲でした。そして、歌詞で2度びっくりしたんです。

── 歌詞は、ロールプレイングゲームがモチーフになっていて、面白いんですよね。

内田 いつものようにプロデューサーの冨田(明宏)さんに今の自分の気持ちをお話しして、それを大石さんにお伝えしてもらったうえで書いていただいたんです。そうしたら、この歌詞が来たので、「私の思いが、ゲームに置き換えられてる!」って思いました(笑)。

── 冨田さんには、どういうお話をしたんですか?

内田 「最近、どういうことを考えてる?」って聞かれて、日常会話みたいなテンションで、今思っていることをお話ししました。ニュアンスをお伝えするのがちょっと難しいんですけど、音楽活動をするにあたって、やっぱり私は一番でありたいんだ、ということを言ったんです(笑)。内田真礼のチームを引っ張っていく責任が私にはありますし、ファンの方にもずっと私のことを好きでいてほしい。それがつまり、「君のヒロインでいるために」ってことなんですよね。

── なるほど、みんなのためにも一番でありたいという気持ちが、ゲームに置き換えられているわけですね。君のヒロインでいたいし、君にはヒーローでいてほしいという曲になっていて、受け手側も背中を押されている感があります。

内田 双方向の曲になっているんです。ヒロインである私がずっとここにいるためには、みんなの助けが必要という。それに私は「ギミー!レボリューション」の頃から、ヒーローを求め続けてきたので、今までの内田真礼の流れにも沿っていると思いました。

── レコーディングの現場には、大石さんもいらっしゃったんですか?

内田 はい。楽しくお話しさせていただいて、なごやかな雰囲気でレコーディングできました。シングル全体を見ると、ヒーロー的な「youthful beautiful」と、ヒロイン的な「君のヒロインでいるために」という対照的な2曲になっていて、それもよかったと思います。


── サウンド的にも特徴的な2曲で、今回も素晴らしいシングルになりましたね。さらに今後の展開として、「Magic Number TOUR 2018」のBlu-ray & DVDが、12月12日にリリースされます。

内田 6月24日の東京公演の模様が収録されています。この日はツアーの中日で、大きな会場ですし、東京ということで知っている人もたくさん来てくれて、気合いが入りました。ライブ中は入り込み過ぎて覚えてないこともあって、不思議な時間でしたね。セットリストにはデビューからここに至った時間が反映されていて、歌っていると、今ここに立っている幸せに心がぎゅっとして涙がにじんできた瞬間もありました。音楽をする楽しさを今まで以上に知ったのが、「Magic Number TOUR」でした。

── 今までの集大成でもあったアルバム「Magic Hour」のツアーにふさわしい内容になっているということですね。そして来年1月1日には、日本武道館でのライブ「take you take me BUDOKAN!!」が待っています。このタイトルにはどんな思いをこめたんですか?

内田 「Magic Hour」の収録曲「take you take me BANDWAGON」から取りました。「武道館、行くしかないよね! みんなで行こう!!」という思いが詰まったライブタイトルです。このタイトルに決まったとき、すごくテンションが上がりました。細かいことはこれから作っていくんですが、アイデアを考え始めたら、頭がパンクしそうになるくらい楽しくなってくるんじゃないかなって、ワクワクしています(笑)。どんなライブになっても、信頼できる真礼チームやお客さんと一緒なので、絶対に大丈夫だろうなって。ぜひ、一緒に新年を迎えましょう!



内田真礼プロフィール


12月27日生まれ、東京都出身。
2010年に声優としてデビュー。2014年4月に1stシングル「創傷イノセンス」で、アーティスト・デビューを果たす。2018年4月に2ndアルバム「Magic Hour」をリリース。6月からは、東京・大阪・福岡を巡る自身初のワンマンツアー「Magic Number TOUR 2018」を実施した。2019年元日には、日本武道館での単独ライブが決定している。


CD・Blu-ray & DVD データ

■TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」エンディングテーマ「youthful beautiful」


初回限定盤(CD+DVD) 1,750円(税別)

レーベル:ポニーキャニオン/2018年10月17日発売


通常盤(CD) 1,250円(税別)

レーベル:ポニーキャニオン/2018年10月17日発売


〈収録曲〉
01. youthful beautiful
02. 君のヒロインでいるために
03. youthful beautiful (Instrumental)
04. 君のヒロインでいるために (Instrumental)

〈初回限定盤DVD収録内容〉
「youthful beautiful」ミュージックビデオほか


■UCHIDA MAAYA「Magic Number」TOUR 2018

レーベル:ポニーキャニオン/2018年12月12日発売
Blu-ray 7,800円(税別)
DVD 6,800円(税別)

※Blu-ray & DVD 共通仕様
特製三方背ケース/特製デジパック/ライブフォトブック/映像特典・Documentary of 「Magic Number」TOUR 2018


インフォメーション


UCHIDA MAAYA New Year LIVE 2019「take you take me BUDOKAN!!」

日時:2019年1月1日(火・元日) 17時30分開場/18時30分開演(予定)
会場:日本武道館

※詳細は、オフィシャルサイト http://uchidamaaya.jp/ まで


(取材・文/鈴木隆詩)
(C) 円谷プロ (C) 2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

画像一覧

  • (C) 円谷プロ (C) 2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

関連作品

SSSS.GRIDMAN

SSSS.GRIDMAN

放送日: 2018年10月6日~2018年12月22日   制作会社: TRIGGER
キャスト: 広瀬裕也、緑川光、斉藤壮馬、宮本侑芽、上田麗奈、高橋良輔、小西克幸、悠木碧、松風雅也、鈴村健一、稲田徹、新谷真弓、三森すずこ、鬼頭明里
(C) 円谷プロ (C) 2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

関連声優

関連シリーズ

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。