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放送中のTVアニメ「はじめの一歩 Rising」だが、番外編「戦後編」の放送が決定した。
総発行部数累計9,400万部を誇るボクシングマンガ「はじめの一歩」のTVシリーズ第3期として放送中の本作。デンプシーロール破りを宣言する琉球戦士・島袋岩男との死闘などを描いている。
今回、番外編として「戦後編」の放送が決定。「戦後編」は、鴨川会長こと鴨川源二とライバル・猫田銀八の若かりし頃のエピソード。戦後の東京を舞台に、ボクシングと1人の女性をめぐる青春物語が描かれる。放送は、3月8日から全4話。
<「戦後編」ストーリー>
「ユキ」という一人の美しい女性の写真をきっかけに、鴨川と猫田の熱くギラギラとした若かりし時の物語が始まる。
戦後の日本、敗戦のショックから少しずつ復興していく東京。そこで拳闘家として戦い続ける鴨川源二とライバルの猫田銀八。激動の時代を生きる二人に起きた二つの出来事が運命を大きく変えていく。一つは、ある事がきっかけで横暴なアメリカ人ボクサーにまざまざと見せつけられる「拳闘」と「ボクシング」の力の差。もう一つは、日本人の誇りを胸に抱くユキという美しい女性との出会い。
鷹村という世界チャンピオンを育てた名伯楽、鴨川会長のほろ苦い青春時代を描いた感動エピソード。
キャストは、鴨川源二役に宮野真守さん、猫田銀八役に吉野裕行さん、ユキ役に折笠富美子さん。平均視聴率4.5%(最高視聴率6.1%)を記録した第1期の監督・西村聡さんが演出を手がける。なお、「戦後編」放送決定について、製作側は以下のようにコメントしている。ちなみに、現代の猫田銀八の声は、1月27日に急逝した永井一郎さんが務めていた。
故・内海賢二氏に捧ぐ
鴨川源二役を演じられていた内海賢二さんが、昨年6月に永眠されました。その一報を受けた際、鴨川会長というキャラクターがご本人も思い入れのある役の一つであったというお話も伺いました。その経緯を経て、今回あえて戦後編を本シリーズの最後に特別編成することにいたしました。また、本編の最後には異例ですが、故人に捧ぐスーパーを入れる事を決定しました。