「ヴァリアブルアクション2ndLAP新世紀GPXサイバーフォーミュラ スーパーアスラーダ01ver.2」を、声優・泰勇気が徹底レビュー【プレゼントもあるよ!】

2024年04月12日 12:000

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声優業界イチのロボット好き声優・泰勇気が、気になる最新トイホビーを遊びつくす人気連載!

初代「ヴァリアブルアクションスーパーアスラーダ01」がメガハウスから発売して、およそ10年。2024年、シリーズはさらなる高みを目指した2ndLAPに突入しました!

 

泰勇気のトイ遊々記 第41回 ヴァリアブルアクション2ndLAP新世紀GPXサイバーフォーミュラ スーパーアスラーダ01ver.2

 

というわけで、今回は「ヴァリアブルアクション2ndLAP新世紀GPXサイバーフォーミュラ スーパーアスラーダ01ver.2」をご紹介します。

初代をお持ちの方も、ぜひとも最後までご覧ください。

パッケージのサイズはこれまでのシリーズと同じですが、2ndLAPを展開するにあたりデザインが一新されました。ver.2は高級感を漂う、大人しめの色使いとなっております。

 

背面には製品のギミック紹介がびっしり載っています。中央の窓からは、ブリスターに収まっている本体を確認することもできます。

 

パッケージから出した直後の「サーキットモード」がコチラ。台座の形状も従来のシリーズと同じものなので、一緒に並べてもOKです。ちなみに、文字のデザインは新しくなっています。

 

メインのサーキットモードをじっくりレビュー!

台座から外して、転がし走行が可能なミニカーとしても楽しむこともできます。ここからは台座から外した状態でご紹介して参ります。

ちなみに本商品は、明確に「1/24スケール」ではなく「1/24スケールに限りなく近づけ」た大きさとなっています。

  

全体の印象はシャープなのですが、程よくグラマラスな部分もあるため、「速さ」と「パワフルさ」のどちらも感じられる姿にまとまっています。

 

マシン後方のブーストポッドの形状も良い曲面になっています。2発のブーストの間部分のスリットは抜けているようです。

 

前輪の4輪が小径であるのに対し、後輪は力強さを感じる大径。アニメーションでもマシン後部にボリュームがあったイメージでした。この辺りが前方から見た時のスピード感と、後方から見た時の力強さという二面性を感じる所以なのかもしれません。

 

ドライバーの風見ハヤトが何かにふっきれたり、意地になったりして急加速した時に、よく正面からのアングルになっていましたね。そんな場面をイメージしたカットです。

ノーズ部分とフロントウイングの表情は、スーパーアスラーダの顔といってもいいかと思います。

 

ライバル・新条直輝たちが何度も見てきたであろうリアビュー。6連のエグゾーストがすごいです。ドライブシャフトとサスペンションは上下に動くわけではありませんが、マシンの重量を支えている様子が伝わる角度に固定されています。

 

車体下面もアニメ設定画に準じて、メカニカルにデザインされています。塗装の艶の使い分けもいいと思います。前輪周辺の構造はこの状態で6WDというあたりが未来的(劇中設定は「2015年」なので現実的には過去にあたりますが)。

 

フロントウイングのエアインテークは、メッシュ状になっています。各部の先端も程よいシャープさがあります。艶もあって、非常に美しい仕上がり。カーナンバーの「30」もウイングの形状に合わせたデザインになっています。

ヘッドライトは、クリアイエローのカバーの中身までしっかり造形されています。内部のメカ部分は、恐らくシルバーで塗装されています。

 

今回、ラリーモードへの変形はオミットされていますが、フロントウイングの下側にはラリーライトのディテールが見られます。

 

前輪は4輪ともゴム製。サスペンションアームの細かい塗り分けに注目です。ここはアニメ本編でも、最終回の「トルネードバンク」を駆け抜けるシーンで細かく描かれていた部分。こだわりを感じられて嬉しいです。

 

ブレーキ冷却用のエアインテークも造形されています。いろいろなパーツが折り重なっているような造形が、複数の色の塗り分けによってさらにわかりやすくなっています。

 

マシンサイドのエアインテークやブーストポッド前方のスリットにはメッシュ状の造形。キャノピーにはドライバーの名前「H.KAZAMI」の文字が入っています。その後方には小さく「スゴウ」のマークが。初代ヴァリアブルアクションだとさらにここの面積が小さく、スゴウのマークが一部隠れてしまっていたのですが、今回はバッチグーです。

 

ミラー部分はシルバー塗装。さわやかなクリアブルーのキャノピーの中にはアスラーダのマシンヘッドが見えます。レーダーサテライトらしきパーツも見えます。

 

マシンサイドの面構成ですが、上側の白い部分が平面ではなく波打つような形状になっているのがおわかりになりますでしょうか。推測ですがこれはダウンフォースを強化させることをイメージした形状となっているのではないかと思います。

グランドエフェクトファンの収まっている部分には「CAUTION」マークが。比較的すっきりしている部分なのでこういったマーキングが効果的に映えます。

 

リアウイング端のブロックのインテークも、メッシュ状になっています。伸縮したり差し替えでエアブレーキを再現したりとギミックの詰まった部分ですが、うまくコンパクトにまとまっています。

 

そのリアウイングの下に位置するリアタイヤ。覗き込むとこちらにもブレーキ用のエアインテークの造形がありました。

 

ブーストポッドの内側の、ノズル部分のこの情報量! ここまでの造形は、なかなかお目にかかれません。6連エグゾーストがパープルで塗装されているのが、イカしてます。

 

ドライブシャフトの付け根のシーリング的な造形やその周辺の色分けまで、本当にすみずみまでこだわり抜かれています。

 

ver.2のポイントの一つである前輪のステアリングギミック。一輪ずつ向きを調整する方式になっています。クリックが入っているわけではありませんが程よい硬さなので、向きがなかなか決まらないということはありません。

 

グランドエフェクトファンはもちろん展開可能。当然、細かい塗装が施されています。

 

エフェクトファンの裏側の造形も、初代のものから進化。スリットの内側に、もうひとつスリット状のパーツが覗くような構造になっています。すげぇ…。

 

エフェクトファンは、本来ダウンフォースを生み出すために使用されるものかと思っていましたが、サイバーフォーミュラではダウンフォースどころか片輪走行をするために使用されることの方が多かったイメージ。

 

もちろん左右ともに展開可能です。

 

後期OP映像でも、ジャンプしながらモードチェンジするシーンがありましたね。

 

続いてはキャノピーを開いた状態の再現。まずノーズ、キャノピー、キャノピーの上の部分を取り外します。

 

ノーズはご覧のように3つのパーツに分割。使用するのは左右のパーツ。そこに画像右下にあるジョイントパーツを取り付けます。

 

ジョイントパーツを取り付けたノーズのパーツを、コクピット両サイドの四角い穴に差し込みます。

 

そのジョイントにある細い溝に、キャノピーのジョイントを差し込みます。

 

最後にコクピット上のパーツを取り付ければ完成です。キャノピー部分は、乗り込む前やチェッカーを受けた後に開いているシーンもあったので、印象に残っていた状態の一つです。

 

後方から見たところもジョイントパーツが目立つことはなく、自然な形で再現されています。

 

キャノピーが開くのなら、手を抜けないのがコクピットの内装です。サイバーシステム搭載部分だけでも3色の色分け、スピード表示パネルもあります。シート周辺も設定に忠実に再現されております。シートベルトの赤いラインまで塗分け。ブーストレバーも立体的に造形しつつ塗り分け。端末もありますね。

 

赤ちゃんの小指の爪ほどの大きさしかないアスラーダのマシンヘッドも、ここまで塗り分けられています。

シート左側には、モードチェンジレバーやエフェクトファン操作レバーが確認できます。この大きさにしてここまで再現するとは、完璧です。

 

それではいよいよ、

「ブースト・オン!!」

 

ブーストポッドは引き出して展開が可能。エアインテークにはやはりメッシュ状の造形が施されています。しかも内側には赤いラインの塗り分けまで施されています。

 

ブーストポッドと一緒にリアウイングも外側へ広がるので、さらに力強さが増したシルエットとなっています。

 

リアから見た姿もさらにワイルドになった印象。第10回WGPXではランドルがトルネードバンクでこの姿を間近に見ながら、ハヤトの強さに愕然としていたんですね。

 

アニメーションではかなり巨大に演出されていたブーストポッドを可能な限り再現するために、スタイルが破綻しないギリギリの形でマッシブにデザインされています。

 

伸縮する部分の内側にも造形と塗装が施されています。

 

眼前を、高速で走り抜けるスーパーアスラーダをイメージして一枚。写真で見るより肉眼で見たほうが迫力があるんですよね~。

 

美しいボディラインが特徴のエアロモード!

次はエアロモードへの変形です。

 

フロントウイングとノーズを取り外します。

 

エアロモード用フロントウイングを取り付けます。展開したノーズ部分の形状も含む形状になっています。

 

グランドエフェクトファンの部分を少し展開します。

 

リアウイングを縮めます。

 

リアタイヤを覆うようにウイングを下げれば、エアロモードの完成です。

 

フロントの形状が変化し、印象も大きく変わりました。このフロント部分の変形の設定はもはや「発明」に近いと思っています。タイヤを覆うことで空気抵抗を減らし、高速走行を重視した形態であることを見事なまでに体現しています。

 

この形態でもステアリングは可動。サーキットモード時より若干クリアランスがタイトです。

 

新たに露出したヘッドライト部分にもクリアイエローのカバーと、その内側にライトの造形があります。青と白のウイングがきれいな面で再現できるのは差し替えパーツだからこその強み。イメージ重視で、白いウイング部分はサーキットモードのものより面積が大きくアレンジされています。

 

リアウイングがコンパクトになったことでこちらもワイルドなイメージは抑えられ、スマートな印象に。

 

ミラー部分はシルバー塗装。後方から見た時のフロント周辺の印象も、だいぶ変わっています。

 

リアウイングにはエアブレーキ再現ギミックがあります。まずリアウイングの側面パネルと上面の一部を取り外します。

 

そこへ展開した状態のウイングパーツを差し込めば、エアブレーキの再現完了です。細いパーツもあるので、取り付ける際はご注意ください。

 

後ろから見たほうが、様子がわかりやすいですね。展開した内側の造形や塗装にも注目です。初代ヴァリアブルアクションでも再現されていた部分ですが、ver.2のほうがしっかり固定されているように感じました。

 

もちろん左右ともに展開状態を再現可能。フルブレーキングの時に展開した状態になります。

エアロモードでもキャノピー展開状態は再現可能です。

 

エアロモード用のフロントウイングにジョイントパーツを取り付けます。

 

そのジョイントにキャノピーを取り付ければ再現完了です。

 

ちなみにエアロモードのフロントウイングの下面にも、ラリーモードのライトの造形があります。

 

初代「ヴァリアブルアクション」版(右側)との比較。発売から10年が経ち、自宅で展示していたものなので白が少々褪色してしまっているかもしれません。青と赤の色味が初代よりもやや暗めですが、その分ver.2は力強さが強調されているように見えます。

ちなみにver.2は「1/24に限りなく近づける」というスケール感なので、初代よりやや大きめなボディになっています。

ここまでの造形や塗装を見れば、「完全変形」以外のやるべきこと全てを詰め込むためには、最低限でもこの大きさが必要だったのであろうことがうかがえます。素晴らしい判断だと思います。

 

こちらは「ヴァリアブルアクションHi-SPEC」版(右側)との比較。カラーリングはやはり2ndLAPがコントラスト強めになっていますね。

 

ほかにもメガハウスからは、「ヴァリアブルアクションキット」や「サイバーフォーミュラコレクション」などのシリーズが発売されています。さらに他メーカーを含めればプラモデル、ぬいぐるみ、そしてもちろん当時のタカラ(現タカラトミー)のプラキットや完成品トイ。また、ガレージキットなど、多くの立体物が生み出されてきた「スーパーアスラーダ01」。

多くのファンを魅了し続ける「スーパーアスラーダ01」は、常にその時代における最高のアイテムが登場し続けています。その中で、今回の「2ndLAP新世紀GPXサイバーフォーミュラ スーパーアスラーダ01ver.2」は、2024年における「スーパーアスラーダ01」の、一つの到達点と言えるでしょう。ぜひ手に取っていただき、今の「最高」を体感してみてください。

 

そして「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」立体物の展開はまだまだ続きます! 現在、メガハウスとthreezeroのコラボブランド「threeMega」にて「ヴァリアブルアクションHi-SPEC UNITED 新世紀GPXサイバーフォーミュラ スーパーアスラーダ01」が企画進行中です!

すでに発売されており同シリーズの「アスラーダG.S.X」では、こだわりの造形や電飾ギミックなどに驚きましたが、今回は「電飾」「音声」「楽曲」「効果音」のギミックが実装されるとのこと。

発売はまだ先のようですが、「ヴァリアブルアクション2ndLAP」の今後の展開とあわせて見逃せないアイテムです。

続報に期待しましょう!(レビューさせていただけるかなぁ?)

 

↑実家の引っ越しの際に発見した「SUGO」のキャップ

 

おまけ情報

現在企画進行中の「ヴァリアブルアクション 新世紀GPXサイバーフォーミュラ」情報を、メガハウスさんから提供していただきました!
こちらの発売もたのしみですね!

 

 

 

 

【商品情報】

ヴァリアブルアクション2ndLAP新世紀GPXサイバーフォーミュラ スーパーアスラーダ01ver.2

・発売中

・メーカー:メガハウス

・価格:26,180円(税込)

泰勇気

泰勇気

「無敵超人ザンボット3」放送開始2日前生まれ。幼少期より玩具(特にロボット)を愛し、小学生からプラモを組むようになる。声優となってからもロボット玩具・プラモ好きは変わらずアキバ総研でライターデビュー。

プレゼントキャンペーン概要

「ヴァリアブルアクション2ndLAP新世紀GPXサイバーフォーミュラ スーパーアスラーダ01ver.2」を抽選で1名様にプレゼント!

 

「ヴァリアブルアクション2ndLAP新世紀GPXサイバーフォーミュラ スーパーアスラーダ01ver.2」レビューを記念して、抽選で1名様にプレゼント!

 

<応募要項>

・応募期間:2024年4月12日(金)~2024年4月19日(金)23:59

・当選人数:1名

・当選発表:賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます

・賞品発送:順次発送予定

・応募方法:以下の専用応募フォームにて受付

<注意事項>

・応募には会員登録(無料)が必要です。

・応募はひとり1回に限らせていただきます。

・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。

・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。

・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。

・賞品の発送は国内に限らせていただきます。

・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。

・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。

 同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合

 不正なアカウント(同一人物の複数アカウントなど)を利用して応募した場合

 ご当選者の住所、転居先不明・長期不在などにより、賞品をお届けできない場合

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 ご応募に関して不正な行為があった場合

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新世紀GPXサイバーフォーミュラ

放送日: 1991年3月15日~1991年12月20日   制作会社: サンライズ
キャスト: 金丸淳一、小野健一、三石琴乃、飯塚昭三、安達忍、松田辰也、竹村拓、速水奨、緑川光、関俊彦、松岡洋子、島田敏、置鮎龍太郎
(C) サンライズ

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