新作アプリ「Pokémon Sleep」先行体験レポート 大自然の中でポケモンたちの寝顔を集めてきた!

2023年07月14日 17:000

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2023年7月11日~12日に新潟県三条市の「Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARETRS」で開催された「Pokémon Sleep」のメディア向け先行体験会に参加したので、その様子をレポートしよう。



2023年7月11日~12日に新潟県三条市の「Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARETRS」で開催された「Pokémon Sleep」のメディア向け先行体験会に参加したので、その様子をレポートしよう。

※本記事内のゲーム画面は開発中のもの。

そこは大自然のど真ん中!?


今回行われた「Pokémon Sleep」先行体験会の会場は、新潟県三条市にある「Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARETRS」というキャンプ場。東京駅から上越新幹線に乗ること約2時間。まだこのときは「Pokémon Sleep」と「新潟」がどう結びつくのか、筆者は想像もできなかった。




現地に到着すると「Pokémon Sleep」のアプリダウンロードや、チュートリアルなどを受け、「さっそくゲームプレイ」と思っていたら、何と、キャンプ設営や道具の使い方のレクチャーが始まった。



「Pokémon Sleep」の内容に関しては、もう少し後で説明するが、眠らないことには始まらない! 万全なアプリ体験のため、どうやら参加者全員にさまざまなレクリエーションが用意されており、思う存分安眠を確保してもらいたいようだ。しかも明朝には参加メディア対抗の「睡眠スコア」大会もあるとか。
普段は仕事に追われ、ショートスリーパー気味の筆者だが、なんと今回は「安眠=仕事」という、なんとも面白いことになったわけだ。



こちらが、ご用意いただいた今夜の寝床だ!

余談だが、筆者がキャンプをするときは、5,000円くらいの安物テントしか使ったことがないため、こんないいテントを用意されると、思わずテンションが上昇。意味もなくすべてのファスナーを開け閉めしたり、いろんな入口から出入りしてみたりと、テントの確認と寝床の準備だけで30分ほど費やしてしまった。


会場の中央には、ゲーム内のビジュアルをイメージした展示がされていた。



このほか、今後、ポケモンセンターで発売予定の関連グッズなども展示されていた。
ポケモンたちの寝ている姿を再現したぬいぐるみや、音と光で朝を知らせてくれる「メリープの光目覚まし時計」など、ここまで「睡眠」にこだわったポケモングッズは今までなかっただけに発売が待ち遠しい。



このままでは、キャンプ記事になってしまうので、このあたりで「Pokémon Sleep」のストーリーやシステムについて解説しておこう。

「Pokémon Sleep」とは


ポケモンの睡眠生態を研究しているネロリ博士が開発した、カビゴンのねむけパワーを増幅する「睡眠シンクロ装置」を使い、プレイヤーの睡眠とカビゴンの睡眠をシンクロ。ねむけパワーに引かれてカビゴンの周囲に集まってくるポケモンたちの寝顔をリサーチし「ポケモン寝顔図鑑」の完成を目指していく。


システム


「Pokémon Sleep」は、プレイヤーが眠ると睡眠状態が測定され、その結果によってさまざまなポケモンの寝顔を集めることができる「睡眠ゲームアプリ」となっている。

基本的には1週間でひとつのサイクルとなっており、毎週月曜日にフィールド(島)を選び、そのフィールドで出会ったカビゴンを育てながら睡眠リサーチを進めていく。フィールドごとに出会えるポケモンは異なっており、曜日が進むにつれてねむけパワーがたまっていくため、週末に近づくほどより多く、より珍しいポケモンに出会えることになる。

1日のサイクルは、夜に「睡眠を計測」し、翌朝に集まってきたポケモンたちの「寝顔をリサーチ」、日中はポケモンたちと協力して「カビゴンを大きく育てる」。そして、最終的に「ポケモン寝顔図鑑の完成」を目指すことになる。



なお、睡眠の計測は、「Pokémon Sleep」のアプリをインストールしたスマートフォンか、2023年7月14日発売の「Pokémon GO Plus +」を枕元に置くことで行われる。




「Pokémon Sleep」は、睡眠時間を測定するだけでなく、睡眠タイプを「うとうとタイプ」、「すやすやタイプ」、「ぐっすりタイプ」の3つに分類。プレイヤーの睡眠タイプに応じてさまざまなポケモンが集まるので、プレイヤーは集まったポケモンに「ポケサブレ」を食べさせていく。そして、ポケモンたちと仲良くなると「おてつだいポケモン」として仲間になってくれる。
「おてつだいポケモン」は、日中にカビゴンを大きくするお手伝いをしてくれるのだ。

「Pokémon Sleep」で重要なのは、プレイヤーの「睡眠」である。本来であれば相容れない「ゲーム」と「睡眠」という要素が絶妙に融合した、世にも珍しい「睡眠ゲームアプリ」こそが「Pokémon Sleep」なのだ。

晩御飯・温泉・そして睡眠!


夜の安眠のために寝床が確保され、お次はBBQにお招きいただいた。
どこからか「肉ばっかり食うな! 野菜も食べろ!」との声が聞こえてきそうだが、存分にお肉だけをいただいた。
仕事なのかレジャーなのか、わからなくなってきたが、まごうことなき「安眠」という仕事の前準備なので、ご納得いただきたい。



なんと、「睡眠の質を改善し、疲労感を軽減する」と書かれた「ピルクルミラクルケア」まで配られ、本気で寝かしに来ている……。



BBQを堪能したら、次は温泉だ!
残念ながら、温泉内はさすがに撮影できないため、温泉の様子は「Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARETRS」 公式ページ(https://www.snowpeak.co.jp/fieldsuitespa/hq/spa/big/)でご覧いただきたい。

ますますこれが仕事なのか怪しくなってきているが、この後にひかえる重労働「安眠」のためと、涙をのんでゆったりと温泉につからせていただいた。



このキャンプ場では、晴れていれば満天の星も望めるそうだが、残念ながらこの日は夕方から曇り空となってしまい、星空を見ることができなかった。




いよいよお仕事開始!


BBQや温泉を堪能し、いよいよ仕事開始だ。
と言っても、アプリの「ねむる」ボタンをタップし、スマートフォンを伏せて枕元に置き、入眠するだけなのだが。



いよいよゲーム結果が!


翌朝、起きると「睡眠レポート」を見ることができる。筆者の睡眠は83点で7時間2分の睡眠時間となった。
ちなみに、8時間30分以上の睡眠が100点とされている。
そして「睡眠グラフ」では、「うとうと」が16%、「すやすや」が65%、「ぐっすり」が19%となり、今日の睡眠タイプは「すやすやタイプ」となった。



先述の通り、この「タイプ」によって、現れるポケモンの種類が変わってくる。 
「すやすやタイプ」では、コラッタやヒトカゲが出現するようだ。
そして、睡眠の総合評価とも言える「ねむけパワー」は3,320,000となった。



この「睡眠タイプ」と「ねむけパワー」で引き寄せられたポケモンは、ヒトカゲ、ソーナンス、ガーディー、ヤドンが2匹の計5匹だった。




引き寄せられたポケモンたちのリサーチ(寝顔の撮影)が終わったら、「おやつタイム」となる。
「おやつタイム」は1日1回、ポケモンたちの寝顔撮影直後のみでしかできないので、慎重におやつをあげていく。
仲良くなりたいポケモンに、「ポケサブレ」をあげることで「おてつだいポケモン」になってもらうことができる。
ポケモンの種類によって、集めてきてくれる「きのみ」や「食材」の種類が違うので、育てているカビゴンの好みに合わせて「おてつだいチーム」の編成を替えると効率がよくなるわけだ。



なお、おてつだいポケモンたちが集めてきた食材を使って、朝、昼、夜に「料理」を作り、カビゴンに食べさせることが可能。「料理」はカビゴンのエナジーを大きく上げることができるチャンスなので、忘れず行っておきたいところ。



ちなみに、メディア対抗の「睡眠スコア」大会の結果だが、1位が4,000,000点とのこと。惜しくも1位を逃したものの、ショートスリーパーの筆者としてはかなり健闘したと思う。

余談だが、筆者のテントはでツチニンが羽化していた。優勝はできなかったものの、リアルポケモンをゲットできたので、ネタ的には取れ高十分である。



今回、「Pokémon Sleep」のメディア向け先行体験会に参加させていただき、上手に睡眠を取るのが苦手な筆者でも「Pokémon Sleep」のようなきっかけがあれば、睡眠を楽しむことができると実感できた。正式にリリースされたら、ぜひインストールして「ポケモン寝顔図鑑」の完成を目指そうと思う。みなさんも「Pokémon Sleep」がリリースされたらぜひ遊んでみてほしい!

 

  • タイトル情報
  • 「Pokémon Sleep」
  • 発売日:2023年7月下旬より順次リリース開始予定
  • 価格:基本プレイ無料 ※アプリ内課金あり
  • 対応プラットフォーム:iOS、Android
  • ジャンル:睡眠ゲーム
  • プレイ人数:1人
  • 公式サイト:https://www.pokemonsleep.net/
旬ゴリ

旬ゴリ

ガチオタ歴40年の中年ライター。某PCメーカーの購買を経て、タクシードライバーやカイロプラクターなどを歴任し、アメリカ・中国・台湾に移住していた、なんでも書く謎のフリーライターにしてYouTuber

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