【4月24日(水)実装!】「BLUE PROTOCOL」の新クラスは、音楽で戦う「ビートパフォーマー」! ギターとアンプでテクニカルに立ち回るビートパフォーマー先行試遊レポート

2024年04月12日 16:000

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バンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオのオンラインアクションRPG「BLUE PROTOCOL」では、2024年4月24日に新クラス「ビートパフォーマー」が実装される。

音波を発するギターと、これを増幅するアンプを武器に、攻撃から仲間へのサポートまでを幅広くこなす、テクニカルなクラスだ。ひと足早くプレイすることができたので、プレイフィールや性能を見ていこう。なお、今回はテスト環境でのプレイとなるため、実装時に仕様が変わる可能性があるので、その点はご留意いただきたい。

「操作できる劇場アニメ級グラフィック」がキャッチコピーのオンラインアクションRPG「BLUE PROTOCOL」。本作では美しい「惑星レグナス」を舞台に、失った記憶を探す主人公の冒険譚が描かれる。

 

サービス開始から2ヶ月経った2023年8月には槍と刻印で戦う新クラス「ブリッツランサー」が追加されて話題を呼んだが、2024年4月24日のアップデートでは第2の新クラスである「ビートパフォーマー」が登場する。

 

今年1月配信の公式放送「ブルプロ通信 #14」ではギターを構えたシルエットが公開されていたが、アンプも併用していろんな場所に攻撃やサポートを届けるクラスであるとは誰も想像できなかったのではないだろうか。

 

 

 

「BLUE PROTOCOL」のバトルはアクション性が高く、すべてのクラスで自分なりのやり方で火力を出すことができるのが特徴。そんな中で新登場する「ビートパフォーマー」は中~遠距離を得意としたサポート系の色が強く、ギターから放たれる音波で攻撃やバフ(強化)・デバフ(弱体化)を行う。味方の攻撃力を上げたり、攻撃を受けてものけぞらないスーパーアーマーを付与したり、敵を眠らせたりと多彩なサポートで活躍することができるのだ。

 

武器はギターで、スキルだけでなく通常攻撃でもノリノリの演奏を見せてくれるのが面白いところ。オンラインゲームのサポート系クラスは「縁の下の力持ち」や「いぶし銀」など一歩引いたイメージがあるが、「ビートパフォーマー」は派手な演奏と多彩なバフ・デバフで、他のクラスを食いかねないほどに目立つのだ。

 

 

「ビートパフォーマー」の特徴はマウス右クリックで発動する「ジェネレートアンプ」。任意の場所にアンプを設置する能力だ。「ビートパフォーマー」が通常攻撃や多くのタクティカルスキルでは、アンプも連動して同じ効果を発揮する(以下、本稿では「発動」とする)。

 

つまり「ビートパフォーマー」の攻撃やサポートは、本人とアンプの周囲という2カ所で発動する。それだけ効果範囲が広がるということなので、アンプを置かない手はない。

 

タクティカルスキルの中には、アンプを出現させつつ発動するものや、アンプに当てると効果が上がるものも存在しており、「ビートパフォーマー」とアンプは一心同体と言っても過言ではないのだ。


 

アンプは敵のヘイト(注意)をひかないし、攻撃を防いだりもしない。つまり、囮や盾にすることはできないが、壊れることもない。

敵のただ中にアンプを設置すれば、「ビートパフォーマー」自身は安全な後方に位置しつつ、効率よく攻撃やデバフをばらまける。また、ボスが暴れている最中、他クラスなら避難しなければならないような状況であっても、足元にうまくアンプを置けば一方的に攻撃できるのだ。

 

回復やバフのタクティカルスキルも「ビートパフォーマー」本人とアンプの周囲から発動する。しかし、攻撃時のように敵の足元にアンプを置いたままでは、バフが味方に届かない。

例えば、ボスのブレスが燃え盛るただ中でバフを発生させても、味方としては困惑しつつ遠巻きに眺めるしかない。そうならないためには、しっかり周囲を観察し、困っている味方の足元にアンプを置くのが理想。ボイスチャットできる環境であれば「アンプ置いたよ!」と呼びかけるのもいいだろう。

 

幸い「ジェネレートアンプ」のクールタイムは1秒ほどと非常に短く、すぐにアンプを設置し直せる。攻撃するべきか、バフを掛けるべきかを冷静に判断し、こまめにアンプの位置を変えるのがいいだろう。

 

 

なお、バフ・デバフについて、「ビートパフォーマー」が複数人いても被りは心配しなくていい。本作では、既存のバフ・デバフと同じものをかけた場合、「スキルレベルが異なる場合は、より高レベルのものに上書きされる」「高レベルのバフ・デバフがかかっているところに低レベルのものがかかった場合、低レベルに上書きされることはなく、高レベルのままタクティカルスキルの効果時間がリセットされる(再度発動したのと同じ)」という挙動になっている。

 

そのため、スキルレベルを気にせずにどんどん発動させればOKだ。「スキルレベルは高いものが優先され、効果時間は初期化されてバフ・デバフが再スタートする」と言い換えてもいいだろう。

 

オンラインゲームによくある、低レベルのバフ・デバフに上書きしてしまうという問題は発生しないわけだ。そして、状態異常の最中に同じ状態異常を付与することはできない。複数の「ビートパフォーマー」がパーティにいても安心してプレイできるのである。

 

各種のスキルを使うと、固有の「ヒートゲージ」が蓄積されていく。「ヒートゲージ」が最大になると「ハイスピリット」状態となり、攻撃やスキルが強化される。

 

タクティカルスキルやクラスアビリティの中には「ヒートゲージ」の蓄積をアップさせるものや、「ハイスピリット」状態を強化するものもある。アンプを置く位置に加え、自身の「ヒートゲージ」も気にしなければならないというわけで、全体的に観察力が求められるクラスともいえるだろう。

 

  

「ビートパフォーマー」の主な技

「ソウルコンボ」(通常攻撃)

ギターを振るい、近接攻撃3段+遠隔攻撃1段を放つ。近接攻撃はアンプと連動。遠隔攻撃はアンプに当てればさらに攻撃が広がる。左右派生はアンプからも範囲攻撃が放たれ、長押しは「ハイスピリット」を発動させる。G2で前派生が光属性、G3は後派生が「ヒートゲージ」上昇バフに、G4で遠隔攻撃が光攻撃耐性ダウン・小になる……と、レベルが上がるとさまざまな特性が付与され、サポート系としての色合いも濃くなっていく。

  

 

「ジェネレートアンプ」(クラスアクション)

任意の位置にアンプを設置する。アンプは「ソウルコンボ」をはじめとする、さまざまな行動で発動。基本的には「ビートパフォーマー」本人が使ったスキルと同じ効果をアンプの周囲にも起こす。1人の「ビートパフォーマー」が置けるアンプは1個だけ。他の「ビートパフォーマー」が置いたアンプは発動させられない。また、アンプは初期状態で30秒、G3以降は60秒で消滅する。

 

  

「ブレイクダウン」(タクティカルスキル)

ギターを叩きつけ、追加入力でフルスイングする。G3でフルスイングがチャージ(溜め)可能に。いざという時の自衛に使いたいロマン技。

  

  

「スピリットチャージ」(タクティカルスキル)

「ヒートゲージ」の増加量アップのバフを付与。αでHP継続回復・中、βは「ソウルコンボ」の与ダメージがアップする。

 

  

「メディカルコード」(タクティカルスキル)

発射した音波を仲間に当てると、被ダメージダウン・中、与HP回復量アップ・中のバフを付与する。音波をアンプに当てれば複数の仲間に効果を及ぼせるため、設置位置と狙いが重要。

 

 

「スタンウェーブ」(タクティカルスキル)

音波を発射してスタンのデバフを付与する。やはりアンプに音波を当てると範囲デバフとなる。

 

 

「ブレイブノート」(タクティカルスキル)

こちらは自分とアンプの周囲に与ダメージアップ・中を付与する。アンプを狙わなくても安定して効果を発揮できる。  

「オーディアグレス」(タクティカルスキル)

指定した位置にアンプを設置し、同時に範囲攻撃を行う。設置と攻撃を同時にこなせる、いわば「アンプ設置技」。ここを起点に他のタクティカルスキルを使うのもアリ。 

「ルーターズソング」(タクティカルスキル)

自分とアンプの周囲に、与ダメージアップ・中、被ダメージダウン・中のエリアを一定間隔で展開。エリア展開時にスキルボタンを押せば、被ダメージダウンバフも付与される。

 

  

「ブレイキングビート」(タクティカルスキル)

こちらも一定時間ごとに自身とアンプの周囲に影響を及ぼすが、展開されるエリアの効果は攻撃。エリア展開時にスキルボタンを押せば、追加攻撃が発動 

「ソリッドゲイン」(タクティカルスキル)

アンプを設置しつつ、スーパーアーマーと被ダメージダウン・中を付与するエリアを展開。αで属性耐性アップ・中、βは救護速度アップと移動速度アップ・中も付与される。

 

  

「カームララバイ」(タクティカルスキル)

アンプ設置と同時にスリープを付与するエリアを展開。 

「カデンツァ」(アルティメットスキル)

範囲攻撃、HP回復、与ダメージアップ・中、被ダメージダウン・小のフィールドを発生させる。自分の周囲に効果を及ぼすのに加え、アンプからも同じフィールドが発動する。

 

 

「ビートパフォーマー」のタクティカルスキルは「音波をアンプに当てると、バフ・デバフのエリアが発生するもの」「アンプを設置しつつ、バフ・デバフを行うもの」「一定間隔でバフ・デバフのエリアが発生するもの」の3つに大別できる。改めて下にまとめたので、この新クラスを理解する一助になれば幸いだ。

 

音波をアンプに当てると、バフ・デバフのエリアが発生するもの


「メディカルコード」

「スタンウェーブ」

「バインドロック」(拘束)

「リバーブヒール」(HP回復)

アンプを設置しつつ、バフ・デバフを行うもの


「オーディアグレス」

「ソリッドゲイン」

「カームララバイ」(スリープ)

一定間隔でバフ・デバフのエリアが発生するもの


「ルーターズソング」

「ブレイキングビート」

「ハルシオンノート」(HP回復)

 

また、今回はマルチプレイも体験できた。

「BLUE PROTOCOL」はアクション性が高く、味方も敵も動き回る。そうした中で設置技であるアンプを起点とした攻撃とサポートを両立させるのだから、忙しくやりがいがある。

 

ダメージを狙うため、敵の足元や密集地帯にアンプを置き、適切なタクティカルスキルを使う。攻撃しつつ味方の状態もチェックし、HPが減っている者がいるならその近くにアンプを置くか、回復のタクティカルスキルを直接当てる。「ブレイブノート」や「ソリッドゲイン」のような状況を選ばないバフはクールタイムが終わり次第かけ直し、同時に自分の「ヒートゲージ」を上げられるように「スピリットチャージ」も欠かさない。遠くに飛び道具を撃つ敵がいるが、味方の手が回らない時などは「スタンウェーブ」や「カームララバイ」でひとまず動きを阻害する。

 

やるべきことは山盛りだ。戦場の全てをしっかりと観察して初めてポテンシャルを発揮できるクラスで、攻撃する時、バフする時、デバフする時と自分の頭を切り換えつつ戦わなければならないという印象を受けた。

 

 

それでいて、攻撃やタクティカルスキルの動きは派手で、見ていて飽きさせない。タクティカルスキルは攻撃とバフとデバフに大別できるが、クラスアビリティの中には自分が攻撃系のタクティカルスキルを多く装備するほど与ダメージがアップする「アグレッサーモード」もあり、ビルドも工夫できそう。派手にサポートしつつ仲間とともに戦う、楽しいクラスであると感じられた。

 


(取材・文/箭本進一)

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