【「DXキングオージャー」&「DXゴッドカブト」レビュー】アクショントイ顔負け!「王様戦隊キングオージャー」のロボ玩具の可動とプロポーションがすごいことになってる!

2023年04月23日 10:000

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47作目のスーパー戦隊「王様戦隊キングオージャー」、面白いですねー。いかにも戦隊ヒーローらしいビジュアル、子供に人気の昆虫モチーフという王道要素と、幻想的な世界観やスタイリッシュなアクション、先の読めないストーリーなど挑戦的な要素が融合した本作は、まさにスーパー戦隊のルネッサンス!

そして、タイトルに冠する「キングオージャー」なんですが、これは戦隊のチーム名ではなくロボットの名前なんですね。つまり本作の主役はスーパー戦隊の花形であるロボット! 第1話からガシガシ動いて、カッコいい戦闘シーンを見せてくれています。

放送開始と同タイミングでの玩具発売という点からも、力の入れようがわかるというもの。第3話ではキングカブトが登場し、その後もゴッドスコーピオンという新たなシュゴッドが登場。これからも続々と新たなシュゴッドが登場するようで、期待が募るいっぽうです。

というわけで、バンダイより発売中の「DXキングオージャー」、そして「DXゴッドカブト」のレビューをお届けします。

スーパー戦隊ロボの新時代を、感じてください!

キングオージャーを構成する10体のシュゴッド

キングオージャーは、10体の昆虫型メカ「シュゴッド」が合体して完成する地球の守護神。つまりいきなり10体合体するという、スーパー戦隊史上最多合体の1号ロボットなのです。

 

では順番にシュゴッドをご紹介。

まず王様戦隊が乗り込み、王鎧武装(おうがいぶそう)する際に力を与えてくれるシュゴッドたちから!

  

・ゴッドクワガタ

 

クワガタオージャーと一緒に戦う、クワガタムシの特性を宿したシュゴッドで、「シュゴッダム」国の勇敢な守護神。キングオージャーの核となるシュゴッドで、設定的にも中心的存在となります。

 


かなりの大きさで、単体の昆虫メカ玩具としても満足度がかなり高いです。

 

大型のアゴは開閉可能。

 

合体形態のギミックの兼ね合いもあり、羽根もちゃんと展開します。ゴッドクワガタだけでも、ブンドド遊びがはかどります!

 

・ゴッドトンボ

 

トンボオージャーと一緒に戦う、トンボの特性を宿したシュゴッド。目にも留まらぬスピードでぶっちぎって敵と戦う、「ンコソパ」国の守護神。

クリア素材の羽根が実にリアル! トンボ感が半端ないです。

 

頭部と羽根は、キングオージャーの半面にドッキング。尻尾はキングオージャーの武器・シュゴッドソードの刀身になります。

 

羽根は上方向に90°ほど上げることが可能。

 

・ゴッドカマキリ

 

カマキリオージャーと一緒に戦う、カマキリの特性を宿したシュゴッド。常にキリッと構えて花のように優雅な戦闘を繰り広げる、「イシャバーナ」国の守護神。

 

キングオージャーの右脚に変形・合体します。パッと見、これが足になるとは思えないほど、立派なカマキリです。

 

後ろから。

 

顔と両手はボールジョイントで接続。こんな感じで、鎌を手入れする、リアルなカマキリの仕草を再現することもできちゃいます。

 

・ゴッドハチ

 

ハチオージャーと一緒に戦う、ハチの特性を宿したシュゴッド。相手の裏をかきながら破竹の勢いで戦う、「トウフ」国の守護神。変形してキングオージャーの左脚になります。

 

後からのアングル。ゴッドカマキリ同様、これが変形して脚になるとは思えないほど立派なハチメカです。

 

羽根はボールジョイントで接続。可動の自由度はかなり高いです。

 

・ゴッドパピヨン

 

パピヨンオージャーと一緒に戦う、チョウの特性を宿したシュゴッド。氷点下での長時間活動をものともせずにクールに戦う、「ゴッカン」国の守護神。紫色の羽根が特徴的です。

 

キングオージャーの頭部と、武器・シュゴッドソードの柄部分に分離してドッキングします。

 

脚と胴体部分が分離して、キングオージャーの頭部になります。

 

ここからは、王様戦隊たちと一緒に戦うシュゴッドを紹介!

・ゴッドクモ

 

クモの特性を宿したシュゴッド。同じタイプで色が異なるシュゴッドが2体存在します。敵の動きを止めるサポートメカ的な活躍をします。

 

可動は左右の脚が上下する程度。

 

・ゴッドテントウ

 

王様戦隊と一緒に戦う、テントウムシの特性を宿したシュゴッド。エネルギーを貯蔵する機能があるそうで、キングオージャー合体時にはエネルギー供給の役割を果たします。

 

後ろから。可動部分はなし。固定モデルとなります。

 

・ゴッドアント

 

王様戦隊と一緒に戦う、アリの特性を宿したシュゴッド。敵に飛びついて噛みつくという戦闘に特化した性能を持ちます。

 

後から。非可動の固定モデルです。キングオージャー合体時には、シュゴッドソードにドッキングします。

 

チキューの守護神・キングオージャー完成!


それではさっそく合体させてみましょう!

 

ゴッドクワガタの胴体を90°折り曲げ、キングオージャーの下肢となる部分にゴッドカマキリとゴッドハチをドッキング。脚が完成します。

 

次にゴッドクワガタの後ろ足を、キングオージャーの腕に変形させ、ゴッドテントウを両腕にドッキング。

 

ゴッドパピヨンを分割した後……

 

頭部パーツをゴッドクワガタにドッキング。ご尊顔が出てきます。

 

ゴッドトンボを胴体と尾部で分割。

 

頭部と羽根部分をゴッドクワガタにドッキング。キングオージャーの翼になります。

 

胸部と腰部にゴッドクモをドッキング。これでキングオージャー本体は完成。

 

最後にゴッドトンボとゴッドパピヨン、ゴッドアントをドッキングして、武器のシュゴッドソードが完成!

 

「キングオージャー!」

めちゃくちゃカッコいいです!

 

正面から見るとこんな感じ。手足がすらりと長く、頭部が小さいモデル体型! 全体的に昆虫モチーフがちりばめられており、統一感のある素晴らしいデザインだと思います。

 

横から見ても……

 

やっぱりカッコイイ! 脚になった2体のシュゴットのまとまりがすごくいいです。まったく異なる変形ギミックなのに、ちゃんとお揃いのシルエットになっています。

 

背中。クワガタの羽根部分がまるでリアアーマーのようになってます。そしてゴッドトンボの巨大な羽根が、特に印象的。その大きさとクリアパーツの美しさが素敵です。

 

続いて可動をチェックしてみましょう。

 

首はボールジョイントで接続。横方向の回転はもちろん、顎の上下も可能。いろんな表情をつけることができます。

 

腕の可動はここまで自由に! 横方向に90°上げることも、真上に振り上げることも可能。

 

肩パーツと二の腕の接続個所に関節軸と、ロール軸が。さらに肘にも関節軸があるので、腕の可動はかなり優秀。手首もロール回転します。

 

腰もひねることが可能。

 

左右の開脚はここまで可能。

 

太ももにロール軸があるので、こんな感じのポーズも可能。

 

膝も90°ほど可動。これ、本当に戦隊ロボのレビューなんですよね……。って思っちゃうほど動きます。そのくせ、しっかりクリックが仕込んであるので、関節がヘタレる心配もありません。ちょっとすごいことになってます。

 

それではいくつか決めポーズを取らせてみます。

 

シュゴッドソードで構え! 可動が優秀なので、剣を持って構えるポーズも自由自在。

 

アクションフィギュアのノリで、ガシガシ動かしてポージングできるうえに、しっかりクリックでポーズが固定できるという衝撃のクオリティとなっています。おまけに合体変形もこなせる! とんでもないロボットです! さすが王様!

DXゴッドカブトと組み合わせて、カブトキングオージャー完成!

 

「DX キングオージャー」は、ここまで紹介した10体のシュゴッド以外にも、さまざまな追加シュゴッドが合体可能。どんどんパワーアップしていきます。

その追加シュゴッド第1弾が、番組放送開始のタイミングで発売された「DXキングオージャーゴッドカブトセット」でセット販売され、先日ついに単体でも発売された「DXゴッドカブト」です。

昆虫の王様・カブトムシをモチーフにしたゴッドカブトは、黒い成型色と金メッキパーツが高級感を醸し出すメカです。

 

小さいほうの角を動かすと、大きいほうの角も連動して可動するギミックがあり。

 

羽根が開閉可能。DXゴッドカブト単体でもプレイバリュー抜群!

 

しかし、DXゴッドカブトの本領はここから。キングオージャーとのドッキングができるのです!

 

かなりの大きさのゴッドカブト! さあ、ここから合体させてみましょう。

 

ゴッドカブトの体を大きく展開し、長ーい砲身が完成。

 

次いでシュゴッドソードと、右腕のゴッドテントウを取り外します。

 

取り外したゴッドテントウをゴッドカブトにドッキングさせて、カブトキャノンが完成!

 

キングオージャーの右腕にドッキングさせて、カブトキングオージャーに合体完了です!

 

 

横や上から見ると、カブトキャノンの大きさ、長さがよくわかりますね。ロボット×長物はロボ好きのロマン!

 

腰だめに構えたポーズがよく似合います!

 

キングオージャーのクリック関節が非常に優秀で、こんなにも長いカブトキャノンを装着させても右腕がダランと垂れることはありません。しっかりホールドしてくれるので、ポージングさせても安心です。

 

後ろから見た発射ポーズ。実に様になっています。

 

初合体を披露した第4話では、シュゴッドソードをモノポット(支え)のように活用して、キャノンを発射。これもカッコいいですよね。

ただ、おもちゃのギミックとしてはフォローされていないので、砲身にシュゴットソードを立てかけているだけです。もしこの状態でディスプレイするなら、何らかの方法で固定するといいかもしれないですね。

 

というわけで、最新のスーパー戦隊ロボ「DXキングオージャー」と「DXゴッドカブト」のレビューでした。

昨年の「DXドンオニタイジン」は、可動やプロポーションなどスーパー戦隊ロボの革命児ともいえる仕上がりだったのですが、今回の「DXキングオージャー」はそれをさらに進化させた、まさにロボット玩具の最先端と言っても過言ではありません。

さらに自由度を増した可動と、スタイリッシュなフォルム。昆虫モチーフで統一された意匠と、見どころは盛りだくさん。おまけにこれから続々と新たなシュゴッドが登場し、合体していくということでどこまでボリュームを増していくのか、楽しみで仕方ありません!

 

まだ「王様戦隊キングオージャー」は始まったばかりですし、まだゲットされていない方は、ぜひこのタイミングで入手して遊びまくってください!

 

 

【商品情報】

DXキングオージャー ゴッドカブトセット

・発売中

・メーカー:バンダイ

・価格:13,200円(税込)

・対象年齢:3歳以上

 

DXキングオージャー

・発売中

・メーカー:バンダイ

・価格:9,350円(税込)

・対象年齢:3歳以上

 

DXゴッドカブト

・発売中

・メーカー:バンダイ

・価格:3,850円(税込)

・対象年齢:3歳以上

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