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MV撮影では、たくさんのミラクルが起こりました
── 「夢みたい、でも夢じゃない」は、ミュージックビデオ(MV)もすごく爽やかな映像になりましたね。 高野 撮影日は快晴でした。私、晴れ女みたいで、アーティスト活動を始めてから、何回も外で撮影させていただく機会があったんですけど、いつも快晴で温かくて、ミラクルがたくさん起こるんですよね。MVの撮影では、夕方になって最後にもっともエモーショナルなシーンを撮ることになったんですけど、そのとき虹色に染まった富士山が背景に映って。エフェクトをかけずに、こんなにきれいな富士山が映ることなんてあるの? と思うくらいきれいだったんです。自然にパフォーマンスにも力を分けてもらえました。
── ミラクルなことが起こると、はげまされますよね。 高野 はい、自分が歩んでいる道は想像以上に開けているんだと感じることができました。サビには振り付けがついているんですけど、それは急遽決まって、撮影当日に振り付けを覚えながら撮っていったのも、いい思い出です。周りのみなさんにたくさん助けられて、素敵なMVになりました。
── MVやジャケット写真の衣装に関しては、いかがですか? 高野 衣装は2パターンあって、どちらもぎりぎりまで悩んだんですけど、結局は最初に直感で選んだものになりました。私はキャラクター的にも今までのユニット的にもブルーの衣装を担当することが多くて、なじみの深い色なんです。今回もブルーのジャケットやビスチェが印象的な衣装になりました。
── 薄いブルーのデニムのジャケットに、ふわりとした白のスカートを合わせているのが特徴的ですよね。とてもスタイリッシュだと思いました。 高野 白のドレスは一点物だということで感激しました。それにラフなデニムのジャケットを合わせるというのは、プロのスタイリストさんでなければ出てこないアイデアですよね。アーティストデビューをして、オシャレ度が上がった高野をお見せできたんじゃないかなと思います(笑)。アーティスト写真は、私のことを知らなかった方にも届いてほしいという思いを込めて、光に包まれて笑顔を見せているものを選びました。
── 逆に初回限定盤のジャケットは、目を閉じて眠っている写真が選ばれました。 高野 はい、こちらはずっと応援してくださっているファンの方を意識して、普段あまりお見せしない姿にしようと思い、眠っている写真にしました。選んでしまってなんですけど、CDショップの店頭にこのジャケットが並ぶのは、ちょっぴり恥ずかしいですね(笑)。初回限定盤は封入されているブックレットの写真も通常盤とは違って、よりレアな表情が写っているんです。
── 初回限定盤のDVDには、MVのほかにメイキングも収録されています。こちらはどんな内容になりましたか? 高野 私が振り付けをがんばって覚えている様子や、撮影前にめちゃめちゃ真面目な顔をしている瞬間が映っています(笑)。MVやジャケット写真の中にいる着飾った私とは違う姿をたくさん収めていただいたので、こちらも楽しんでいただけたらうれしいです。
── バスケのゴールを決められて、ホッとする姿も印象的でした。 高野 元バスケ部としての実力を、しっかり発揮することができました(笑)。練習では一度外してしまったんですが、本番は一発で決めることができたことが、メイキングにちゃんと映っているので、ここはぜひ見てください!(笑)
── また、アーティストデビューにあたって、ネット上でもいろいろな企画が進行していますね。特にYouTubeの高野麻里佳チャンネルは、MVやリリース情報だけでなく、企画映像も盛りだくさんで楽しかったです。 高野 アーティスティックな姿ばかりをお見せするのは、私にしては気取り過ぎているような気がして(笑)。いつも通りの自分だったり、この世界で楽しくお仕事させていただいている姿をお見せできたらいいなということで、動画作りを進めています。それによって、「夢みたい、でも夢じゃない」で歌われている、毎日ワクワクしたい気持ちを表現できているんじゃないかなって思っています。
── 今、世の中がこういう状況ということもあって、アーティストを身近に感じることができる動画は、僕ら受け手にとってもすごく大事なように思うんです。たとえば、ソロデビュー記念スペシャル動画の第1弾は、仲のいい占い師さんと一緒に出演されていて、普段からこんなふうに笑っているんだろうなと思いました。 高野 マジョノカ渚さんに、私のこの1年の運勢を占っていただいた映像ですね。最初は、お友だちではない占い師さんに出演していただくことも案として出ていたんですが、やっぱり普段の、緊張していない私の姿を見ていただきたいなと思って、渚さんにお声がけしました。
── 2人の自然なやり取りが楽しかったです。さらに、リリース日の24日には生放送が予定されていますね。 高野 はい、楽しい放送にしたいと思いますので、ぜひ見ていただけたらうれしいです。こんな状況の中でもできることを、YouTubeではこれからもいろいろやっていきたいなと思っています。でもやっぱり一番はライブがしたいですね。「夢みたい、でも夢じゃない」のサビの振り付けを、ライブ会場でみなさんと早く一緒に踊ってみたいです。