いよいよラストラン！「機動警察パトレイバー 30周年突破記念 [OVA-劇パト1展] 新潟」展示詳細発表！ アキバ総研独占、榊原良子コメント公開!!

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2020年10月10日（土）より11月14日（日）まで、新潟市マンガ・アニメ情報館にて、企画展示「機動警察パトレイバー 30周年突破記念『OVA-劇パト１展』CELEBRATING HEADGEAR 30 YEARS ANNIVERSARY featuring OVA-PATLABOR THE MOVIE」が開催される。2019年夏から続いた「OVA-劇パト１展」は本展にてラスト開催となる。今回、南雲しのぶ役の榊原良子さんから、アキバ総研だけにコメントが届いているので、あわせて紹介する。

機動警察パトレイバー30周年突破を記念して、2019年8月の大阪ATCから続く30周年突破記念展。
1988年のOVAから1989年の最初の劇場アニメ「機動警察パトレイバー the Movie」に絞っての展覧会を、昨夏の大阪南港ATC、年末年始の有楽町マルイ、池袋マルイ、そして2月の名古屋パルコと展開されてきた「OVA-劇パト１展」が、いよいよ今回の新潟展でラスト開催となる。

新潟展ではこれまで開催されてきた「OVA-劇パト１展」同様に、現存するアニメの制作資料から、キャラクターやメカ設定のラフスケッチ、原画、背景美術、イラスト、マンガ版のカバーイラストなど、「機動警察パトレイバーパトレイバー」シリーズの原型を形作った初期の貴重な資料が展示される。

なお、ラストを飾る今回は、過去最大規模での展示会となり、これまでに展示をしなかった資料、そして新潟展のためだけに制作したデジラマ（＝プラモデルを撮影、デジタル処理を施した“デジタルジオラマ“の略）、そして、パトレイバー展ではお馴染みとなったスマホでQRコードを読み取ると泉野明役、冨永みーなさんのコメントが聞けるARコメントに新たに南雲隊長役、榊原良子さんの音声が収録され、展示会をより一層盛り上げる。

今回、本展開催に当たり、南雲しのぶ役の榊原良子さんから、アキバ総研だけにコメントが届いているので、あわせて紹介する。

南雲しのぶ役 榊原良子さんコメント

『パトレイバーでは、以前にビデオコメンタリーを収録したのを覚えています。

スタジオ収録でした。その時、後藤喜一役の大林隆介さんが、なんとMCをしていらっしゃいました。

それから10年以上経って、新潟展用に、文字ではなく、声での取材に臨みました。

ご担当の内藤さんは、Movie１からのお付き合いです。当時は、浜町のテレビセンタースタジオのロビーで取材を受けていたのを覚えています。

30年以上経って感慨深かったのは、収録機材の性能が全く異なること。

当時はカセットテープでの取材でしたが、今回は、リニアレコーダー。

内藤さんは「TASCAM」を操作していました。私も一応この有能なレコーダーを持っています。

ソニーです。まだ使いこなしてはいませんが…。

このような小さなものでも、時代の変化をはっきりと感じますが、30年以上前、パトレイバーには、今を見据えたテクノロジーがたくさん登場していました。特にMovie1は、その象徴です。

何となく、いつかあのような時代になるだろうとは思っていましたが、現在、巨大なレイバーは無いものの、進化した機械等は、すでに30年前のパトレイバーに描かれていたのではないかと、そんな感触を持っています。

けれど、人間はまだAIには決してなっていない！

パトレイバーは「人間」が主として動いている作品です。人間味のある多くの登場人物によって、機械のみがクローズアップされがちな未来を、グッとそこにとどまって、あくまでも「人間」を描いています。

私はこの作品が大好きです。なぜなら、「人間」がそこに、確実に、存在しているから。

取材では、キャストの方々との思い出をお話ししました。

新潟展にご来場なさる皆さま、稚拙な語りですが、私は「人間」というものを意識しながら話しました。

この「人間・パトレーバー」を、じっくりと味わい、楽しんで頂けたら、ほんとうに光栄です。

内藤さんの巧みな誘導に、ちょっと突っ込んだお話もしています。聞いてみてください。

「パトレイバー」のファンでいてくださって、とても嬉しく思っています。

ありがとうございます。感謝！

 榊原　良子

イベント情報

【展示物 紹介 - 新潟展初公開】

＜橘田幸雄氏作＞
■イングラム
4DX上映記念イラスト、本展示メインビジュアルとしても使用

＜高田明美氏作＞
■泉野明
泉野明ぴあ表紙イラスト

※本イラストは事情により複製画の展示となりますので予めご了承ください

■香貫花・クランシー
4DX上映記念イラスト

■後藤隊長
後藤喜一ぴあ表紙イラスト

■デジラマ作品の展示
新潟展のために制作されたhiroponさんによる新潟市内に立つイングラムのデジラマ3点をパネルで公開。

▲雪の萬代橋で戦うイングラムとグリフォン

■イングラム・零式イラスト
後藤隊長サンシェードのイラストでお馴染み、過去にTV版の一部原画を担当していた磯野智さん（アニメーション制作会社SILVER所属）によるイングラムと零式のイラストを原図とともに公開。

これまでの展示会から引き続き、以下の資料/造形物も展示。

■OVA（EARLY DAYS）プリプロダクション（準備段階）、OVA期の設定資料や製作過程におけるラフスケッチ、ジャケットイラスト
■『機動警察パトレイバー the Movie』の原画、美術
■高田明美氏のイラスト
■ゆうきまさみ氏のイラスト
■1/1造形物（リボルバーカノン、操縦席etc.）
■方舟ジオラマ
■1/4サイズ イングラム立像

【会場だけで聞けるスペシャルARナレーション】
パトレイバー展ではお馴染みとなったスマホでQRコードを読み取ると冨永みーなさん（泉野明役）のコメントが聞けるARコメントを新潟展においても設置。
今回はさらに榊原良子さん（南雲隊長役）のARナレーションも追加されている。

※アプリのDL方法に関しては当日会場にて告知

＜オリジナルグッズの販売＞
累計発行部数1万5千部を突破した大人気商品、30周年記念メモリアルブックレット、30周年突破記念展メモリアルブックレット、劇場版30周年を記念して復刻されたパンフレットやプレスキットの販売はもちろん、新商品の出渕裕氏監修イングラムタンブラー、帆場暎一仕様の水筒、デジラマ素材を活用したクリアファイルなどバラエティに富んだ商品を取り揃えてお待ちしています。

■出渕裕監修イングラムタンブラー

■帆場暎一仕様の水筒

■デジラマクリアファイル
新潟駅前でのデッキアップ

会期中のイベントに関して

・公式ファンサイト『特車二課・分室』会員限定アイテム第1弾の受注を開始
特車二課・分室では、10月9日（金）より、会員限定アイテムの受注販売を開始。
ファンサイトでは原作HEADGEARをはじめとして、これまでに本作品に携わったスタッフが企画するプレミアムグッズを販売。

第1弾は出渕裕さんが企画したTシャツと、本作のアートディレクター、田島照久さんがデザインしたクリアファイルを受注販売。

会員制公式ファンサイト『特車二課・分室』
年会費1万円、入会金1,000円（税別）

ファンサイト会員限定グッズ詳細は以下の通り。

■出渕裕氏企画Tシャツ
各種3,000円、サイズはM・L・XL

●零式Tシャツ
劇場版1のクライマックスシーンの零式の場面写の画像粒子を荒くし、赤いライトの部分を強調させたデザイン。

●機動警察パトレイバー2 the MovieTシャツ（白・黒2種）
出渕裕氏が『迷宮物件 FILE538』に登場する鯉と、機動警察パトレイバー2 the Movieに登場する飛行船を掛け合わせたデザイン。押井守さんも公認のデザイン。

このほか、シャフトTYPEJ-9メンテナンススタッフ用Tシャツ（ラグラン）も現在デザインを企画中。
あわせて受注を開始。

■田島照久氏デザインクリアファイル3種セット（1,500円）
※新潟展会場でも販売

開催概要

◆当日券：一般 1,000円／中・高校生 800円／小学生 600円
　販売期間：10月10日(土)～11月15日(日)
※新潟市マンガ・アニメ情報館のみ販売

＜入場に関する注意事項＞
・土・日・祝日は小中学生無料
・常設展示も観覧可
・再入場はできません
・有料20名様以上の団体は当日券2割引販売
・中高生のお客様は、入館の際に生徒手帳・学生証等をご提示ください
・未就学児は無料ですが、保護者(18歳以上)同伴でご入場願います
・障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方及び一部介助者は無料（受付で手帳をご提示下さい）
・グッズコーナーは入場無料。どなたでもお買い物可能です
・状況により入場時間整理券を発行する場合がございますのであらかじめご了承ください