【インタビュー】明るく弾けるボーカルとサウンド。halcaが2ndシングル「スターティングブルー」をリリース

来年1月の「リスアニ！ LIVE 2019」に出演させていただきます！

── 3曲目の「HORiZON」はロックテイストの曲ですね。

halca　いつかライブでバンド形態で歌えたら、絶対に楽しいだろうなと思いました。レコーディングでも「自由に歌っていいよ」と言っていただけたので、伸び伸び歌うことができたんですけど、特にBメロはこういう歌い方をしたいとパッと思い浮かびました。

── Bメロはメロディに切なさが出るんですよね。

halca　こういうメロディ、すごく好きなんです。

── 宮嶋さんの歌詞は、どう解釈しましたか？

halca　恋人同士が別れて、どのくらい経ったんだろう？　楽しかった日々が思い出になった後に、かつて2人で歩いた場所にきて、あの頃に戻りたいなって、ふと考える人の歌だと思います。「うそじゃないよ」のときみたいに、歌詞について相談させていただくことはなかったんですけど、「うそじゃないよ」の次に制作した曲なので、私のエピソードもどこかに含まれているのかなと思いました。

── 「うそじゃないよ」によって、halcaさんの心のうちが宮嶋さんに伝わったということですね。

halca　宮嶋さんとは、2017年にリリースしたインディーズ盤の「white disc」に収録されていた「曖昧グラデーション」からお世話になっていて、いつもレコーディングに顔を出してくださるので会う機会も多くて、今ではすごく仲良くさせていただいています。いつも、私の歌いやすい言葉を選んでくださるんですけど、「うそじゃないよ」のおかげで歌詞の中に、私の想いに近い言葉がもっともっと出てくるようになるのかなと思うと、これからが楽しみです。
デビューシングル「キミの隣」を聴いてくださった方が今回のシングルを聴いてくださったら、「こういう歌い方もできるんだ」と新たな一面も感じていただけるんじゃないかと思います。「スターティングブルー」「うそじゃないよ」「HORiZON」と、今回の3曲もそれぞれ違うので、さらに広がったhalcaの世界を楽しんでいただきたいです。

── 初回生産限定盤(CD+DVD)には、「スターティングブルー」のミュージッククリップが収録されています。どんな映像になりましたか？

halca　プロジェクションマッピングを使って作っていただいた映像にタイミングを合わせて動いたり、3人に分身したりしています。楽しい撮影でした。


── 笑顔がたっぷり映ってますし、ダンスもありますね。

halca　映像でも、新しい私を感じていただけたらうれしいです。ジャケットとミュージッククリップ用にオリジナルの衣装を作っていただけることになって、すごくうれしかったんですが、私は青い衣装になるのかなって思っていたんです。そうしたら、衣装はピンクで背景が青でした。こんな表現の仕方もあるんだなと思って新鮮でしたし、ピンクと青のコントラストがすごくきれいでした。

── 色鮮やかですよね。最後に今後の予定を教えてください。

halca　京都で開催される「京 Premium Live 2018」の1日目（11月10日）と、来年1月の「リスアニ！ライブ 2019」の3日目（1月27日）に出演させていただきます。とても楽しみです。

halcaプロフィール

7月7日生まれ。
CHiCO(CHiCO with HoneyWorks)を輩出したボカロ／アニソン特化型の全国区オーディション、第1回「ウタカツ！オーディション」で準グランプリを獲得。2018年5月30日、TVアニメ「ヲタクに恋は難しい」エンディングテーマ「キミの隣」でデビューを果たす。

CDデータ

■TVアニメ『逆転裁判～その「真実」、異議あり！～Season 2』エンディングテーマ「スターティングブルー」

〈収録曲〉
01.スターティングブルー
02.うそじゃないよ
03.HORiZON
04.スターティングブルー instrumental
05.うそじゃないよ instrumental
06.HORiZON instrumental

〈初回生産限定盤DVD収録内容〉
「スターティングブルー」music clip


（取材・文／鈴木隆詩）