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「リワインド」は、子供らしいワクワクした気持ちで歌いました
── 「カードキャプターさくら クリアカード編」の新エンディングテーマ「リワインド」は、雰囲気ががらりと変わって、軽快な曲です。まず、「カードキャプターさくら」の楽曲を歌うことについて、どう感じましたか? 鈴木 「信じられない! 夢のようです」というのが、最初の思いでした。詩之本秋穂ちゃんを演じさせていただくということが先に決まっていて、がんばろうと思っていたところに、「2クール目のエンディングテーマを歌うことも決まりました」ってディレクターさんに言われて、「おおぅ!」と(笑)。CLAMP先生の作品に出演したい、そして主題歌も歌いたいというのは、私の夢のひとつだったので、この曲も夢がかなったという気持ちですね。ここでも北川さんのお言葉を思い出して、喜んでばかりではダメだと思いました。
── 「リワインド」は、白戸佑輔さんが作詞・作曲・編曲と、すべてを担当されています。この曲の第一印象はいかがでしたか? 鈴木 さくらちゃんと同じ年代の小学生中学生の子たちが感じる不思議な気持ち、ワクワクした気持ちが詰まっている曲だなと思いました。レコーディングのときも、「さくらちゃんと同じ年代の子が歌っているという意識で歌ってください」というディレクションを受けて。年齢感を下げて、小中学生の気持ちになりきって、ワクワクした気持ちで歌いました。
── かわいい雰囲気が、とてもよく出ていると思いました。 鈴木 鈴木みのり名義の曲なので、声を作って歌ったわけではないんですけど、子供らしさを意識したので、いつもより少し幼い声に聞こえるかも知れません。「カードキャプターさくら」に寄り添おうと思ったら、そういうボーカルになっていきました。
── サウンドは、跳ねるようなリズムが特徴的ですよね。 鈴木 私が今まで歌ってきた曲の中にはなかったリズム感でした。「カードキャプターさくら」という作品にとっても、今までにないタイプのエンディングテーマになったんじゃないかなと思います。個人的には、こういうピコピコした不思議な感じの曲は大好きなので、楽しく歌わせていただきました。白戸さんが英語詞の部分のディレクションをしてくださったんですけど、冒頭の「tick tack」の発音をすごくほめられました(笑)。
── おおー(笑)、「tick tack」は注意して聴いてみようと思います。サビの「証明できない」「再生できない」という繰り返しも、面白いなと感じました。 鈴木 キャッチーで覚えやすいですよね。ここには振りを付けたりしてみたいなと思っています。ライブでは、みんな一緒になって楽しめる曲に育っていくような気がしています。
── ED映像もかわいい感じになっていました。人間が1人も出てこないんですよね(笑)。 鈴木 ケロちゃん尽くしです(笑)。すごくかわいくて、「カードキャプターさくら」のエンディングらしいなって思いました。