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「Just One」では、今の気持ちをストレートに歌いました
──カップリング曲の「Just One」は、どのような曲になりましたか? 西沢 すごく爽やかなギターロックです。もともと大好きな曲調なので、歌詞は、私が普段から考えていることを書こうと思いました。
──そう、「Just One」では、自ら作詞されているんですよね。普段考えていることって、どんなことなんでしょう? 西沢 私は、他人が持っているものをうらやましく思ってしまいがちなタイプで、自分もあの人みたいだったらいいなって、すぐに考えちゃうんです。でも、ないものねだりして悩むことはやめて、今の自分と向かい合って、自分にしかできないことを探そうと。
──だから、タイトルが「Just One」なんですね。 西沢 そうですね。もうひとつ、歌詞にはテーマがあって、みんな同じで、みんな特別なんだということです。だから、自分のことを大事にしていこうと。爽やかな曲調だからこそ、思っていることをまっすぐに言葉にできました。
──2番の歌詞に「真面目でいる時にけっこう 間違えているのに」とありますが、これも西沢さんの実感なんですか? 西沢 ここはこだわりを持って書いた部分なんです。がむしゃらに夢中になってやっている間に、ふと冷静になって、自分は何をやってるんだろうって思うことがあるじゃないですか。でも、冷静に自分を見つめ直して軌道修正するほうが、実は正しいようで間違いなんじゃないかなと、私は考えていて。夢中になって楽しんだほうが人生って、いいものになると思うんです。19歳で人生を語るのも、おこがましいんですけど(笑)。
──歌詞には、強い言葉が含まれていて、聴いていると心に刺さります。 西沢 誰かに向かって主張しているというよりも、自分自身に言い聞かせているような歌詞になりました。今の私の気持ちそのものを、この曲では表現したかったんです。だから、少し時間が経って聴き直すと、どう感じるのか楽しみなんです。
──今よりも少し大人になった、未来の西沢さんは、この曲を振り返ってどう思うんでしょうね? 西沢 どうなんでしょうね。子供だったなあって思うかもしれませんね(笑)。
──「帰還」も「Just One」も、今回のシングルの曲は、今だから歌える曲になった、という感じですね。 西沢 そうですね。今回に限らず、シングルでは、その時の私を表現したいという思いが、いつも強いんです。
──11月26日には、シングルのリリースを受けての「トーク&ミニライブ Vol.2~Face to Face~」が開催されます。 西沢 私にとって2度目の単独イベントです。ファンのみなさんと近い距離で接することができる機会なので、「Face to Face」というタイトルを付けました。歌っている時の私も、トークしている時の私も、全部、見ていただきたいと思っています。ライブはバンドスタイルなので、私自身、すごく楽しみなんです。「劇場版 艦これ」の封切り日でもあるので、トークでは、「艦これ」の話題でも盛り上がりたいですね。
西沢幸奏プロフィール
にしざわしえな/1997年2月23日生まれ。埼玉県出身。 2014年におこなわれた「第一回フライングドッグ・オーディション」でグランプリを獲得し、翌年2月18日、シングル「吹雪」でデビューを果たす。 その後、「Brand-new World/ピアチェーレ」(2015年11月11日)、「The Asterisk War」(2016年5月25日)と、順調にシングルをリリース。Music Videoも、毎回高い評価を得ている。
■「劇場版 艦これ」主題歌「帰還」
レーベル:FlyingDog/2016年11月23日発売
1,400円+税
【収録曲】 01. 帰還 02. Just One 03. 帰還 (Instrumental) 04. Just One (Instrumental)
インフォメーション
●西沢幸奏トーク&ミニライブ Vol.2 "Face to Face" 日時:11月26日(土) 1回目:開場14時・開演15時 2回目:開場17時30分・開演18時30分 会場:SHIBUYA CLUB QUATTRO(渋谷クラブクアトロ)
※詳しくは、ソーゴー東京のチケット案内 http://www.sogotokyo.com/event/detail/?id=3047 まで
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(取材・文/鈴木隆詩)
(C) 2016 「劇場版 艦これ」連合艦隊司令部