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「Re:Call」MV撮影のズッコケ?裏話
──先ほどの久保田さんのお話にも出ましたが、「Re:Call」のMVのお話をもう少しうかがえればと思います。ロケ地は、特撮ファンにはおなじみの場所ですね(笑)。
一同(口々に) そうなんです! そう! はい!(笑) ヒュ~。
澁谷 ちょっと「見慣れた感」あるあの景色。変身したかった(笑)。
若井 撮影したのは温かくなってきた季節だったんですけど、ベンチコートを着ていないとブルブル凍えちゃうくらい寒くて。洞窟の中は明かりをつけないと何も見えないくらいの感じだし、地面も濡れてるからビチョってなっちゃう感じで。自分でカメラ持っていったんですけど、そんな景色の中のみんなを撮るのが楽しくて、オフショットを撮るのに夢中になってました(笑)。遠出での場所でもあったので、アドベンチャーな気分でした(笑)。
澁谷 「アドベンチャー」(笑)。天井には水滴がバーッとあって。それで友希と「雫が落ちる瞬間を、写真に収めるぞ!」って、フーって天井を吹いたら思いっきり携帯にバシャバシャ水がかかっちゃって(笑)……そんなことやってました。
若井 写真の撮り甲斐のある場所でした。
澁谷 ね! すごくきれいな場所で。
若井 あ、そういう話じゃない?(一同・笑)
芹澤 それで撮影のときには、いつも一度ダンスの振り付けをフルで撮るんですけど、それはカットを切れないので一度でも間違えるとダメで、最初からやり直しになるので、みんな集中するんです。で、今回はすごく集中が極まった瞬間に、友希ちゃんが転びまして。
茜屋・澁谷 (思い出し笑い)
久保田 終わりがけの間奏のところで。
芹澤 本当に、コロン!みたいな(笑)。
若井 1番、2番とノーミスで行って、間奏まで来た! このままラストスパートかけて、みんな最後まで行くぞ!って空気になった瞬間、私が転んじゃって(笑)。
久保田 それは1回目のときだったので、みんな「この1回で終われる!」って気分になってて……ね(笑)。
山北 目の前からいなくなった! って(笑)。
若井 緊張している分、かなり体力を使うんですよ。同時に、その1回にみんな命を賭けてるから。それをまた最初からやり直すことを考えると、私はもう土下座したくなりました。
澁谷 すごく落ち込んでたよね。
茜屋 メッチャ、謝ってましたもんね。
芹澤 自分が転んだことよりも「みんな本当にゴメン! すぐ再開しましょう!」みたいな。でも、完全に土のせいですよ。
久保田 地面がジャリジャリしてたので。
若井 だって本当に申し訳なくって……。
茜屋 でもその空気感、メッチャわかる! 本当にMV撮影は毎回「みんなに迷惑かけちゃうから、失敗したらどうしよう!?」ってなるから。
若井 転んだところが、オフショットカメラに収まっていたらいいなって思います(笑)。
──特撮ファンの茜屋さんとしては、あの場所はテンション上がったのでは?
茜屋 そこは上がってたんですけど。でも私、すごく虫が苦手なんですよ。思っていたよりはいなかったんですけど、部屋の中にも小さな虫がちょろちょろ入ってくることがあって。だから私は終始虫にビビリながら……、ある意味、命がけの撮影でした!(笑)
──久保田さんはいかがですか?
久保田 本当に洞窟の中が寒すぎて。MVの演出で火を焚いていたじゃないですか。あれがとっても暖かくて、あそこから動きたくない感じでした(笑)。
若井 未夢たんの姿がちょっと見えなったと思ったら、ベンチコートで頭からくるまって小さくしゃがんでたもん(笑)。
久保田 階段一段降りただけで、こんなに気温って下がるの!?っていうくらい寒くて。
若井 もともと寒がりだもんね。それで、石像みたいに固まってた。
久保田 そう。ずっと固まってたよね。スタッフさんから「火のほうには危ないから近づかないでください」って言われてたんですけど、私的には「ああ、生き返る! 暖かい~!」って(笑)。本当に火を灯してくれてありがとう!みたいな感じでした。
山北 撮影場所が今回は山奥だったので、みんなで待機している場所が民家の一室みたいな、畳のすごく広い部屋だったんです。それが「お婆ちゃんちに遊びに来た気分」みたいになっちゃって。空気もきれいだからひたすら眠くて……。私、田舎に行くとすごく眠くなっちゃうみたいで。そんな眠さに戦うので必死でした(笑)。