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アニメ「シュタインズ・ゲート」とIBMがコラボ。IBMの「コグニティブ・コンピューティング」をテーマにしたオリジナル短編アニメ4本が公開される。
これは、1975年に発売されたIBMの「IBM5100」をモデルにした「IBN5100」が同作のストーリーが進む上で重要な役割を果たすアイテムであることから実現したコラボ企画。同作は、2000年に米国の大手電子掲示板に現れ、「2036年から来たタイムトラベラー」と名乗ったジョン・タイターという人物の話をモチーフとして取り入れているが、ジョン・タイターはタイムトラベルの目的として「1975年に遡って、IBM5100を手に入れること」と語っており、主人公たちもIBN5100でしか動かないプログラムを解析するためにIBN5100を探し求めることとなる。
今回のコラボでは、IBMが研究を進めている次世代コンピューティング「コグニティブ・コンピューティング」を軸に4つのアニメーション作品を新たに制作。「コグニティブ・コンピューティング」は、人間と機械が自然言語で対話をすることで機械が学習し、人間がより的確に判断をできるように支援をするという次世代のコンピューティングで、米国の人気クイズ番組で歴代チャンピオン2名よりも多く賞金を獲得した「IBM Watson」を中心に、学術研究や医療/製薬などの産業分野で活用が進んでいる。そのため、今回のコラボ作品も、以下のようにテーマ別に用意されている。ちなみに、日本IBMは関連情報を提供するとともにシナリオの制作に協力している。
シリーズタイトル:聡明叡智のコグニティブ・コンピューティング
1. キッチン編:未来のキッチンはあなたの創造力を刺激する
2. ナビゲーション編:未来のナビゲーションはあなたの要望や意図を理解してくれる
3. ファッション編:未来のお店はあなたの欲しい物があなた自身より分かる存在になる
4.会議編:未来の会議はコンピューターが、議論が円滑に進むようサポートしてくれる
公開は特設ページ(http://www.mugendai-web.jp/steinsgate/)にて。関連企画として、「IBM5100」の秘密に迫る記事や株式会社MAGES.代表取締役社長・志倉千代丸さんとIBM東京基礎研究所所長・森本典繁の対談もある。