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OVA「おねがい☆ティーチャー/ツインズ 特別編」の上映イベントが2月8日にTOHOシネマズ六本木で行われた。
→「おねがい☆ティーチャー/ツインズ 特別編」、上映会開催が決定! スタッフ/キャストのトークコーナーやバレンタイン抽選会も
このイベントは、昨年夏に開催された10周年記念イベントのために両作品を井出安軌監督が30分に再編集した映像を16:9で再撮影した「おねがい☆ティーチャー/ツインズ 特別編」の上映会。公開直後から再上映と発売を望む声が多く、3月26日のBD発売を記念したイベントとして、スクリーンでの再上映が行われた。
しかしながら、イベント当日の東京は記録的な大雪。そのため、地方組のみならず、井出監督も会場入りを断念するという残念な事態になった。最初に登壇したのは、「おねがい☆ツインズ」から宮藤深衣奈役の中原麻衣さんと小野寺樺恋役の清水愛さん。2人からは、どちらが本当の妹かは知らされずにアフレコしていたことや「どちらが妹だと思うか」という声優陣へのアンケートが最終回直前に行われた話などが飛び出した。また、10周年記念イベントで行われた公開アフレコの映像が流れると「あの時の演技はもうできない」「テクニックとかではない、あの時だから持っていた何かが大きい」と、演技が一期一会であることも語られた。放送当時から現在までの環境の変化については、中原さんが「そういえば、最近気になることがあって…」と清水さんの動向を指摘。清水さんから"趣味で"プロレスを始めた経緯が紹介されるなど、当時から仲の良い2人だからこそ聞ける作品外の話も興味深かった。
2回目のトークコーナーには、「おねがい☆ティーチャー」から風見みずほ役の井上喜久子さんが登壇。恒例の"いつものご挨拶"から始まり、オーディションでのエピソード、みずほの恋愛観などが語られ、公開アフレコの映像が流れると「恋愛についてこんなに真っすぐなセリフをいうキャラはいないかも。だから凄くドキドキしました」とコメント。このあたりは、この作品が長く愛されている理由のひとつだろう。最後のプレゼント抽選会では、バレンタインデーが近いということで、サイン入りポストカードとポッキーが当選者10名に井上さんから手渡しされた。
あいにくの悪天候の中での開催となったが、あらためて「おねがい」シリーズの人気を確認できたイベントになった。劇場の大スクリーンで上映という機会は今後ほぼないと思われるが、参加できたファンは思い出深い濃密な約2時間を体験できたのではないだろうか。