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2014年1月16日(木)、第37回日本アカデミー賞の優秀作品が発表され、優秀アニメーション作品賞に、スタジオジブリの「風立ちぬ」、「かぐや姫の物語」をはじめ、「キャプテンハーロック」「劇場版魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」の、計5作品が選ばれた。
昨年2013年はアニメ映画の話題作が多く、興行収入を見てもベスト10内に6本のアニメ作品が入るなど、アニメ映画が絶好調な年だった。そんな2013年のアニメ映画の中でも、上記の5作品が、日本アカデミー賞の優秀作品として選出されたことは、非常に意義がある。
スタジオジブリの「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」は、まさに2013年を代表する二大作品といえるかもしれない。ご存じの通り、この2作品は、これまでスタジオジブリ、ひいては日本のアニメ映画を牽引してきた宮崎駿監督と高畑勲監督による大作。特に「風立ちぬ」は、宮崎駿監督の最終作品となったことでも話題となった。また、「かぐや姫の物語」のほうも、制作に8年をかけたという途方もない大作で、その繊細な筆致で動く絵巻もののような美しい作画に息をのんだという人も多いだろう。いずれ劣らぬ名作として、今後も歴史に名を刻みそうな作品といえる。
また、「劇場版魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」も、10月後半に上映が開始されてから、年が明けた現在でも上映されているロングラン作品だ。興行収入もすでに20億円を超えており、深夜帯アニメとしては異例のヒット作となった。「キャプテンハーロック」は、全編フルCGで描かれたハリウッドレベルのクオリティが話題となったし、年末より公開されている「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」は、すでにこの冬一番の興行収入を記録しており、40億円に迫ろうかというほどの人気作となっている。
なお、最優秀賞の発表は、3月7日(金)に行われる日本アカデミー賞授与式にて行われる予定だ。
ちなみに、現在アキバ総研では、2013年に上映されたアニメ映画を振り返る「2013年アニメ映画 投票ランキング&ヒトコト投稿キャンペーン」を開催中だ。こちらもぜひ合わせてご覧いただきたい。
http://akiba-souken.com/campaign/2014/01_present/