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1月15日スタートのTVアニメ「いなり、こんこん、恋いろは。」だが、1月8日にアニメイト池袋本店9Fで第1話の先行上映イベントが開催された。
「いなり、こんこん、恋いろは。」は、よしだもろへさんによるマンガ(ヤングエースで連載中)を原作としたアニメ作品。京都を舞台に、助けた子狐の恩返しとして変身能力を授かってしまった女子中学生を主人公にした青春ラブコメで、少女マンガ的な作風が特徴となっている。また、伏見稲荷大社(劇中では「伊奈里神社」)や本宮祭といった実在の施設/行事が劇中に登場するが、ロケは伏見稲荷大社の全面バックアップで行われ、緻密な絵作りが実現したという。アニメーション制作は、2013年2月に設立された新会社「プロダクションアイムズ」。スタッフやキャストは作品詳細にて。
先行上映イベントでは、第1話がOP/ED付きの完全版で先行上映されたほか、主人公・伏見いなりを演じる大空直美さんによるトークも実施。映像の美しさや初主演の意気込みなどが語られた。また、作品の舞台である京都で使われている"京言葉"の話題では、共演している桑島法子さんの京言葉での演技について、「すごくかわいいです!」「いつも、悶えています!」と熱弁。会場は笑いに包まれた。最後には、お年玉として大空さんのサイン入り原作コミックスが登場。これをかえけたジャンケン大会が行われ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
以下、大空直美さんコメント。
――初主演作ですね!
ありがとうございます。オーディションを受けて、それで決定しました。原作は読んでいたのですが、「どんくさい自分が嫌」と悩むいなりちゃんに共感して、とても他人事とは思えなかったです。私にも同じようなところがあって。現在進行形で悩んでいます・・・。(苦笑)
――原作の印象は?
沢山の神様が登場しておもしろいですよね。うか様はゲームが好きですし。こんな神様がいたらいいな、って。みんな個性的です。そして、思春期の女の子のゆれうごく気持ちがいっぱい詰まった、素敵な作品だなと思いました。
――アニメの映像はどうでした?
キャラクターの絵、すごくかわいいですよね! 目がくりくりしていて。いなりの制服がちょっと体系よりブカブカなんですが、みなさん気付きました? あれは、きっと、お母さんと一緒に制服を買いに行って「成長するから」と予想して少し大きめのものを買ったのかな、と思いました。妄想をかきたてられますよね!
――TVアニメーション作品について。
共感する部分が多いんです。いなりちゃんの、大事なときにうまくできないところとか。でも尊敬するところもたくさんあって、人のために頑張れる優しさや、ガッツのある部分、一生懸命な姿が素敵です! 第2話からは変身しますよ! いろんな人に変身します。
――変身すると、その姿の声になりますよね。
そうなんです! 変身するとその姿の人が声をあてるから、いろんな人がいなりを演じるんです。そこも見どころの1つです!アフレコではテスト段階でいったん私が演じてから、それを参考にして、変身した姿の人が声をあてたりすることもあります。
――京ことばや方言指導について。
第1話がいちばん大変でした! 大阪出身なのですが、大阪と京都ではどちらも関西とはいえ言葉が少し違うんです。京都では「~してはる」という言い回しですが、大阪では使わなかったり・・・。京ことばは、やわらかい音のはこびなど独特のイントネーションがありますね。
――アフレコ時のエピソードは?
いつも桑島さん、標準語でガヤに参加されているんですけれど、1度だけ京ことばで演じていらっしゃったことがあって!ものすごくかわいかったんです!悶えました!!
――監督のこだわりが込められたアニメですね。
アニメの中に登場する木漏れ日、ご覧になりました!? 本当にキレイです。山の中の朱色の千本鳥居をいなりが駆け抜けるところは、お気に入りのシーンなんです。
――今後の展開について。
第1話では、丹波橋くんに、あることをしてしまうのですが、その失敗でいなりは落ち込んでしまいます。それでもいなりは頑張りますよ!第2話ではいなりが丹波橋くんのおうちへ行きます。ドキドキですね。
――最後のご挨拶を。
原作からものすごくステキな作品ですが、アニメも、キャストもスタッフもすごく力を入れていて素晴らしい作品になっています。がんばります!