超時空シンデレラがキラッ☆とプラキット化！ 「マクロスF　VF-25Fメサイア　ランカ・リー」を徹底レビュー！後編【泰勇気の週末プラモ　第58回】

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社会人ともなると忙しい毎日の中で積みプラが増えてしまいがち……。そんなあなたに代わって、ロボット＆プラモデル大好き声優の泰勇気がプラモデル製作に挑戦するのが、この連載！

コンセプトは「忙しい社会人でも、週末の休みを使えばここまでできちゃうよ」。ルールは素組みで、1～2日の制作期間の2点のみ！ この連載を読めば、きっとあなたの作ってみたいプラモデルと出会えるはずだ。

というわけで、「声優・泰勇気の週末プラモ！」第58回スタート！

第58回　マクロスＦ　VF-25Fメサイア　ランカ・リー　後編

前回、素体のランカ、ヴァリアブルファイターのファイター形態のレビューを行いましたが、後編はガウォーク形態、バトロイド形態のレビューに挑戦したいと思います！

⇒超時空シンデレラがキラッ☆とプラキット化！ 「マクロスF　VF-25Fメサイア　ランカ・リー」を徹底レビュー！前編【泰勇気の週末プラモ　第57回】 

それではファイター形態からガウォーク形態への変形から。

まず主翼を基部ごと持ち上げます。

脚部になるエンジンブロックを展開。

足首を展開し、脚部側面の装甲を展開してエンジンのパーツを露出させます。

機体上部のパーツなどを一部取り外して、ハンドルパーツを組み立てます。

ハンドルパーツを機体上部に取り付け。

機体両サイドにジョイントパーツを接続。

脚部側面の翼を後ろに回りこませます。

両腕を取り付けます。

ふくらはぎの装甲を展開して、足場パーツを取り付けます。

そこにランカを乗せれば、ガウォーク形態の完成です。水上バイクのような乗り方ですね。

つかみ手首でハンドルを握らせています。

搭乗姿勢的に、少し腰を後ろに突き出したようなポーズになるのもかわいいですね。

ジョイントで、靴底がしっかり接続されています。

さらに、ニンジン型スピーカーポッドを変形させて……

メサイアの手首に持たせてみました。

色違いのスピーカーポッドが2本ついているので、両手に持たせることもできます。

「私の歌を聞けぇ！」

ここまででも十分に楽しめるキットなのですが、まだここからが本番。

いよいよランカにメサイアを装備させて、バトロイド形態に変形させます！

ガウォーク形態からいったんここまでバラバラにします。

さらにインテークパーツなどを組み替えて……

ランカの太ももサイドにパーツを接続。さらにメサイアの脚部をブーツのように、ランカに履かせます。

背中にジョイントパーツを取り付けます。

メサイアの機首根本付近のパーツをとりはずし……

機首を折りたたみます。

変形させたメサイアのボディを背中に接続。

ガウォークでも使った両腕パーツを取り付けて、肩正面に先ほど取り外した機首根本のパーツを取り付ければ本体の完成です。写真ではさらに右腕側面に本来はメサイアの頭部にあたる部分を組み替えたカメラのようなパーツを接続し、スピーカーポッドを握らせました。

ものすごい情報量の背面ですが、色合いのおかげでスマートな印象。

ヘルメットのバイザーは、下ろした状態も選択可能。

かぼそかった脚部にメカニカルな脚部が覆いかぶさって大幅にボリュームアップ。このバランスがたまりません。

メサイアのバトロイド形態を思わせるボディ。

横から見ると、ちゃんとランカの脚部が収まっているのが確認できます。

背中から伸びるアームに取り付けられた両腕は、ほぼメサイアそのもの。

メサイアの頭部部分は手に持たせることもできます。レンズパーツもついているのでカメラみたいですね。

モニタ部分はこのようになっています。

腰部にニンジン型スピーカーポッドを取り付けておくこともできます。

ランカにはガンポッドを持たせつつ、ポージング。

情報量の多い形態なので、ひとつのポージングでもいろんな角度から楽しめてしまいます。

さらに、ニンジン型スピーカーポッドのバルジ部分はオオサンショウウオさんパーツとの交換も可能。

サブアームにガンポッドとスピーカーポッドを持たせつつ、ランカは敬礼。

パッケージイラストのように、ランカとサブアームで合わせて「キラッ☆」

「キラッ☆」手首は左右とも付属しているので、ダブル「キラッ☆」も可能です。

プラスひと手間！

さて、ここまでで実質2つのプラモをご紹介しているのに等しい時間が過ぎてしまいました。

今回のプラスひと手間では、シールと水転写式デカールが用意されている部分は、デカールを貼っていくのがオススメであることを証明していきましょう。

まずはスマホ画面。肉眼では読み取ることのできないメール内容も。拡大するとちゃんと読める解像度で印刷されています。

「SMS007」などのマーキングはシールでも付属しているのですが、

ご覧のようにデカールを貼り付けたほうが余白も目立たず、模型としても完成度があがります。主翼にはデカール、その下にはプラ板にシールを貼り付けた見本になりますが、ご覧のようにシールだとちょっと段差も目立ってしまいます。シールは手軽なのですが、このあたりが弱点ではあります。

そのほか、デカールを貼ったのはご覧のような部分。デカールを貼り付けた部分はそのままにしておくとデカールが剝がれてしまいやすいので、今回は光沢クリアでコートして保護してあります。

印刷済みフェイスパーツには付属していない、ウインク顔も水転写デカールと未塗装フェイスを使えば用意することができます。「キラッ☆」＋ウインクはいいですね。

色分け部分はシールに頼り、デカールのほうが見栄えがよくなる部分はデカールを貼り付けた状態のメサイアです。「SMS」「SMS007」などのマーキングは、やはり余白の目立たないデカールのほうがオススメなので、デカール未経験という方も、この機会にぜひ挑戦してみてください。

ウインクフェイスにサブアーム「キラッ☆」！

これを再現するためにも、デカールにはぜひ挑戦していただきたい！

最後にアイ君を手のひらに乗せつつポージング。手首のバリエーションも豊富なので、ほかにもさまざまなポージングが楽しめます。

その手でお気に入りのポーズを見つけ出してください。

このシリーズ、これまではヴァリアブルファイターをモチーフとしてきましたが、先日のホビーショーでは「VFG VB-6 ケーニッヒモンスター」が発売予定ということが発表されました。

ますますラインアップが増えていくV.F.G.シリーズ。こうなるとそのうち早瀬未沙×SDF-1（もしくはミンメイ×劇場版SDF-1）なんてこともありえる!?（妄想です）

今後もぜひ期待していきましょう。

【商品情報】
■マクロスF　VF-25Fメサイア　ランカ・リー

・発売中

・価格：10,450円（税込）

・スケール：nonスケール

・サイズ：機体全長：約220mm（ファイター時）、素体全高：約150mm

・素材：PS/ABS/PVC

・変形、パーツ組替えによる3形態再現

　接着剤不要のスナップキットモデル

　色分け成型

・彩色済フェイスパーツ3種付属

・カラーリング再現用シール付属

・ガール用アイデカール付属

【スペシャルボーナスパーツ】

・ダイナム超合金衣装イメージ再現用パーツ

・アイ君、オオサンショウウオさん、マイク

【泰勇気の出演情報】

・ NETFLIX海外ドラマ「Locke&Key」シーズン1、2配信中（タイラー役）

・ 橘猫工業「ハンドレッドエッジ」PVナレーション

・ YouTubeガンダムベースライブch川口名人のすいプラ」毎週水曜18時配信（アシスタント）