中国からやってきたオリジナルロボットに注目! 遊びの可能性は無限大の「イクスクレア」を作ってみた!【泰勇気の週末プラモ 第18回】

2020年06月14日 14:000

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

社会人ともなると忙しい毎日の中で積みプラが増えてしまいがち……。そんなあなたに代わって、ロボット&プラモデル大好き声優の泰勇気がプラモデル製作に挑戦するのが、この連載!

コンセプトは「忙しい社会人でも、週末の休みを使えばここまでできちゃうよ」。ルールは素組みで、1~2日の制作期間の2点のみ! この連載を読めば、きっとあなたの作ってみたいプラモデルと出会えるはずだ。

 

というわけで、「声優・泰勇気の週末プラモ!」第18回スタート!

 

第18回 イクスクレア

今回ご紹介するキットはアニメやゲーム発祥ではなく、メーカーオリジナルのロボットものキットKM-036イクスクレア」!

中国の模型メーカー・橘猫工業さんが生産している製品を、WAVEさんが日本での流通を担当するという形で発売されました。お値段は初回生産分が特別価格の2,000円(税別)、次回生産以降の通常版は2,600円(税別)。初回特典としてクリアレッド、クリアオレンジのパーツと同型の無色透明ランナーが追加されております。

デザインはワンフェスなどでご活躍中のあまとき氏。リアル等身のデザインもありますが、プラキットはまずデフォルメ体型からの発売となりました。

 

パッケージは爽やかなカラーリング。「初回版」の文字は箔押し!

 

裏面にはキットの完成イメージと注意書きが。

接着剤を使用しなくても組み上げられますが、パッケージ裏にはプラスチックモデル用接着剤の使用がおすすめされているので、できれば用意しておいてください。

 

パッケージ横にも完成イメージと、設定などが記されております。

 

 

ランナーは青、グレー、白、クリアパーツ3色+特典の無色透明パーツ。カラフルですね~。

 

「操作説明書」こと組立説明書のほかに「組立時のご注意」が付属。組立てる際には、この内容を参考に組み立ててください。

 

青いパーツの多くのパーツにアンダーゲートが採用されており、完成後のゲート跡はあまり目立ちません。というわけで、まずは素組みしちゃいましょう!

 

所要時間は1時間強程度。白と青のカラーリングがクールですね。
頭部や左腕の武器「ガントレットシールド」のクリアパーツは、赤、オレンジ、初回特典の無職透明の3色からの選択式。特に無色透明パーツはそのまま使ってもいいのですが、好きなクリアカラーで塗装してみてもいいかも。

 

デフォルメされていることもあり、バックパックや腰部サイドアーマーがとっても巨大でダイナミック。

 

 

サイドからのシルエットも主人公然としていますね。

 

頭部は巧みなパーツ分割によりゲート跡も目立たず、シャープで特徴的なフェイスがしっかり再現されております。

 

頭部はボールジョイント接続で、若干あごを上げたり、

 

左右に振り向かせることが可能です。

 

頭部の飾りもシャープに造形されています。

 

ボディは非常に複雑に装甲が折り重なっているように見えますが、組み立ては非常にわかりやすいです。

 

ウエストの接続部で、左右に90°ほど回転させることができます。

 

股関節のパーツも回転させることが可能で、ポージングに貢献してくれます。センターの穴に市販のスタンドを接続することもできます。

 

バックパックも、スラスターユニットと板状パーツの組み合わせにより、ボリューム感とシャープさが共存したデザイン。

 

バックパックはセンターブロックに、左右のブロックが軸接続されているので、回転させることもできます。

 

肩アーマーも複雑な構造のように見えますが、パーツ分割がしっかりしているので、組み立ては簡単。前腕を設定通りに再現するためには少々細かい塗装が必要です。

 

 

 

肩は胴体にボールジョイント接続で、回転はもちろん上下前後へのスイングも可能。

 

肘関節は90°ほど曲げられます。

 

腰部サイドアーマーもスラスターユニットになっています。脚部が半分くらい隠れてしまうほどの大きさ。

 

サイドアーマーを取り外すと脚部が露出。こちらも板状のパーツが合わさったようなデザインとなっていますね。

 

デフォルメ体型ながら、腰部フロントアーマーを跳ね上がれば、脚部を前方にここまで上げることができます。

 

膝は45°ほど曲げられます。足首はボールジョイント接続なので、意外とよく動き、接地性も良好です。

 

続きまして武装。射撃武器はハイエンドライフル。銃口も大きく、大出力であることがわかります。

 

もうひとつの武装のガントレットシールド。刃状のパーツと回転のこぎり状のパーツを選択して取り付けられます。色も豊富。

 

シールドの裏側に接続します。

 

それぞれ取り付けるとこんな感じ。攻防一体の武装となっております。

 

腕部への接続はアタッチメントパーツを使用します。

 

サーベルパーツも先端がすぼまっているものと、棒状2タイプがそれぞれ3色ずつ。

 

さて、これで付属武器をすべてご紹介しましたので、ポージングさせてみましょう!

 

まずはベーシックにハイエンドライフル!
「そこかっ!」

 

平手はないものの、両手持ちのようなポージング!

「逃がさねぇぞ!」

 

続いてサーベル!

「来るか!?」

 

ズバッ!!

「てりゃあ!」

 

形状は違いますが同じ色で二刀流もできます。

「奥の手でいくぜ! エックスの字斬り!!」

 

腕部固定式のガントレットシールド(ブレード)

「あまい!! ただのシールドじゃないぜ!」

 

「ハアァッ!!」

 

スパッ!!

「スラーーッシュ!!」

 

そしてレーザーカッター!!

「硬い装甲には、こいつだ!」

 

「斬り裂け!!」

ギュイーーン!!

 

市販のスタンドを利用して飛行ポーズも決まります!!

 

いつもならここで墨入れをほどこしてみるところですが、今回は色替えに挑戦! パーツ分割による色分けが優秀なので、ランナーごとに塗装をしてしまえば簡単にオリジナルカラーに仕上げることができます!

 

 

 

今回使用したカラーは、グレーのパーツにガンメタル、白いパーツにゴールド、青いパーツに黒の3色のみ! 別の色を組み合わせてあなただけのイクスクレアを作ろう!

 

こちらはイベントで展示されていたデザイン画。バリエーション機の展開予定とのことで、これらを参考にしてみるのもいいかもしれません。

 

 

バリエーション展開に対応するためのパーツなのか、バックパックの代わりに写真のようなジョイントパーツを取り付けることもできます。いろいろな装備をオリジナルで作ってみるのもアリ!?

 

と、少々脱線しましたが、ランナーごと塗装したイクスクレアを組み立てたのがコチラ!

 

いかがでしょう。高貴さとダークさが共存したエレガントな仕上がりになったのではないでしょうか!

 

頭部のアップ。メインカラーが変わっただけで醸し出す雰囲気が違います。

 

元のイクスクレアとの比較。ブラックバージョンとでもいいましょうか。イベント限定カラーで商品化、な~んていかがでしょうか!? 橘猫工業さん!

 

「私の前に立つとは、愚かな」

ブラックイクスクレアでハイエンドライフルの傾け撃ち。

 

「私の力を思い知るがいい」

飛翔ポーズもどこか神々しい…。

 

「なんてスピードだ!」

「フッ、よく受け止めたな」

宿命の対決!! なんちゃって!

 

いかがでしたでしょうか。橘猫工業さんの「イクスクレア」

「組立時のご注意」にあるような若干の加工を施したほうが組み立てやすい部分もありますが、初回版でなくとも海外メーカーのキットとしてはとてもお求め安い価格ですし、ロボット好きな方にはぜひオススメしたいキットです。

バリエーション展開も予定されているとのことで、今後どんな機体が揃ってくるのか本当に楽しみです。

バリエーション機が発売された暁には、再びご紹介させていただきたいです!

それでは!

 

<泰勇気プロフィール>

声優。Netflix「ロック&キー」(タイラー役・吹替)、TOKYO MX、BS11で毎週日曜24時から再放送中のアニメ「刀剣乱舞-花丸-」(宗三左文字、太郎太刀役)に出演。

泰勇気YouTubeチャンネル https://t.co/1NnOJV9Tts?amp=1

 

【商品情報】

■イクスクレア(初回特別価格版)

・発売中

・初回特別価格:2,000円(税別)
※次回生産以降の通常価格は2,600円(予定)。

・PS製プラスチックモデルキット

・NONスケール(約115×80×140mm[幅×奥行×高さ])

・接着剤不要のスナップフィットタイプ

・初回限定特典:無色透明クリアパーツ 1枚 

※頭部カメラ等のクリアパーツを、通常付属のクリアオレンジ/レッドに加えて無色透明版も追加

・製造元 :橘猫工業(ORANGE CAT INDUSTRY)

・輸入販売元 :株式会社ウェーブ

 

(c)あまとき ASSORT ASSEMBLY

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