IA 「ARIA日本公演」に1,000人以上のファンが集結! 音楽×テクノロジーの可能性を確実に示したバーチャルアーティスト

2019年01月29日 15:190

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2019年1月26日(土)・27日(日)に、DMM VR THEATER YOKOHAMAで開催されたヴァーチャルアーティスト「IA」の最新公演「IA MUSICAL & LIVE SHOW “ARIA” WORLD TOUR IN JAPAN」のオフィシャルレポートが到着した。

IAは、1st PLACE株式会社から発売されている音楽制作用ボーカル音源「ボーカロイド」。キャラクターボイスは“クリスタルヴォイスの歌姫”Liaさんで、透明感ある声質はそのままに、どんなアンサンブルの中でも霞まない存在感、クライマックスで聴き手の心を揺さぶる声のツヤハリを追求しているのが特徴だ。キャラクターデザインは、イラストレーター・漫画家の赤坂アカさんが手がけている。

今回、2019年1月26日(土)・27日(日)に、DMM VR THEATER YOKOHAMAで開催された「IA MUSICAL & LIVE SHOW “ARIA” WORLD TOUR IN JAPAN」のオフィシャルレポートが到着したので、ご紹介しよう。

■「IA MUSICAL & LIVE SHOW “ARIA” WORLD TOUR IN JAPAN」
オフィシャルレポート

2012年に誕生したヴァーチャルアーティスト「IA」の最新公演として、また新たな試みとも言えた「IA MUSICAL & LIVE SHOW “ARIA” WORLD TOUR IN JAPAN」が、2019年1月26日(土)、27日(日)にDMM VR THEATER YOKOHAMAで開催された。

同公演は、音楽アートとテクノロジーをクロスオーバーさせた、五感で体験する新しいスタイルのライブエンタテインメントショーとして、ファンはもちろん、エンタメ業界からの注目と期待が集まるなか、1,000人以上のファンが集結。IAとその妹ONEが生まれ育った惑星「ARIA」と地球で活動する「今」を綴るストーリーと「生命・愛・平和」というテーマで構成される本公演は、その最先端の演出とメッセージ性により、まさに音楽×テクノロジーの可能性を確実に示した公演となった。

公演は4部構成で成り立っており、第1章は、IAとONEの出世の地「惑星ARIA」での彼女達の幼少時代から現在に至るまでのストーリーが、圧倒的な映像クオリティーでミュージカルパートとして演出されている。第2章では、世界12都市で開催した前回公演「PARTY A GO-GO」の続編のライブパートとなっており、そのライブ演出のクオリティの高さは、ほかに類を見ない。IA、ONEとダンサー、ミュージシャンとCG演出が絶妙にシンクロし、目の前にIA、ONEが確かに存在していた。
この公演の大きな特徴である「ヴァーチャルとリアルの共演」のリアルを担うダンサーの監修は、世界最大のHIPHOPチーム「ROCK STEADY CREW」の日本人初のメンバーで、RSC MASAMI STUDIO代表を務めるMASAMIが担当をしている。キッズダンサーやグローバルに活躍しているダンサー総勢15人が出演、ダンスイベントだけでも成立してしまうほどの重量感だ。
そして、IAがメッセージを伝えていくパートの第3章、第4章へと突入する。
そこに込められたメッセージには、現代の地球が抱える社会問題や環境問題等、不調和から生まれる心の解放を願い「生命の尊さ、愛と平和」を呼びかけている。

この公演は、クラウドファンディングでさまざまな企画も組み込まれており、1st PLACEがコンセプトに掲げていた「ファンとともに作り上げるショー」を実現したライブであった。


終演の曲「ARIA ON THE PLANETES~Best wishes for you~」のフィナーレでは、出演者に加え、ファンも一緒に出演し、ステージのファンファーレを飾った。公演後にはIA、ONEと2ショット撮影など「アーティスト、出演者、スタッフ、ファン」全員が一体となって作り上げたライブとなり、MUSICAL & LIVE SHOWと名の通り、ミュージカルだけではなく、ライブ感たっぷりなステージで客席内にはピンクのペンライトがあふれた。

ここから「ARIA」は、ワールドツアーを重ねていく。このショーのもうひとつのテーマは「進化し続けるショー」として、公演を重ねるごとに内容がブラッシュアップされていくという点だ。この新しいエンタテインメントショーの可能性が世界中で披露されることに期待しつつ、今後の発表にぜひ注目したい。

<IA Profile>
2012年に誕生したヴァーチャルアーティスト。圧倒的なパフォーマンス力、歌唱力持つ実力派アーティストとして独自の活動を展開。IAのヴォイスバンクは発売週にAmazon音楽制作ソフトウェアランキングで1位を獲得し、業界関係者やユーザーから高い評価を受けているVOCALOID 3ライブラリ「IA -ARIA ON THE PLANETES-」「IA ROCKS」、そしてCeVIOライブラリの「Japanese Talk Voice」「English Song Voice」双方の声を持つ。IAを起用したWeb上の二次創作動画再生数は1億回を優に超える。

さまざまなアーティストとのコラボレーションや、国内最大級レース「SUPER GT」のイメージガール、世界配信されたアニメ「メカクシティアクターズ」や「新世紀エヴァンゲリオン」コミック最終巻付属のCD収録曲にてヴォーカルとして抜擢される等、多方面にて実績を持つ。

2015年にヴァーチャルとリアル(人間)の共演をテーマにしたワンマンライブ「PARTY A GO-GO」を開催。このライブが国内外より高評価され、ロスアンジェルス、ニューヨーク、ロンドン、上海、香港、メキシコ、コスタリカ、メルボルン、モントリオール、チリ、マドリードと延べ世界12都市を巡るワールドツアーとして成功させた。同ライブの上映キャラバンでは世界100都市以上、延べ30,000人を超える動員数を記録。また、上海で開催された音楽フェスbillibilli MacroLinkに出演。IAのライブ中の生配信における同時視聴者数が最大72万人を記録し話題となった。

2018年、世界83カ国が参加するIOI国際情報オリンピックにて、ヴァーチャルアーティストとしては初の実行委員(アンバサダー)として活動する等、さらにグローバルに活動を展開し続けている。

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