ビーチバレーを題材に描かれる、5組の仲良しJKペアが織りなすひと夏のグラフィティ「ビーチガールズ」座談会

2018年10月13日 12:000
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女の子のイラストは、いい匂いを感じさせることが大事!


── homaさんとあんざさんが、「ビーチガールズ」に限らず、女の子を描くうえで気をつけられていることをお聞かせください。

あんざ 自分は、描いていてその子に抱きつきたいというか、その子の匂いをかいでみたい!という気持ちが湧いてくるまで頑張ってかわいく描くのを心がけてまして(笑)。なんとも言葉にしにくいんですが、自分の中に「いい匂い」の感覚があるんですよ。そんな「いい匂いのするお姉さん」が好きなんです。

homa なるほど!

細田 いい匂いのするお姉さんはよいですよね!香水とかシャンプーとか。

あんざ そのお姉さん次第なところがあります。イケてるキャリアウーマン系ならやっぱり香水みたいなほうがいいと思いますし、フンワリやさしそうな感じだったらシャンプーかなーと思います(笑)。

── あんざさんの絵を見た方が、そのキャラクターらしいいい匂いを感じてもらえるように描いているということですか?

あんざ そうです。

homa 私もちょっと似てるんですけど、イラストを見たときにドキッとしてもらえるかどうかを一番大事にしてます。それとやっぱりいい匂いがしてきそうっていうのは、入れたいです。個人的にも(笑)。

── homaさんがイメージされてる、いい匂いというのは?

homa 私は同性を描いているので、実際の女性はどういう匂いなのかがわかるわけじゃないですか。だからそういうのを、うまく入れるといいますか。女性から見た「女性らしいいい匂い」を反映できたらなと……そんな感じです(笑)。

── 女性から見ても「いい匂いのしそうな女の子」を意識されてるわけですね?

homa 男性にも女性にも「わかる!」って思ってもらえるようにしてます。そうしたことをなかなか言っていただける機会は少ないですけど。露出度合いプラス服装とかニュアンスで(醸し出される「いい匂い」を)イラストで伝えていけたらなぁと思ってます。


── 「ビーチガールズ」に携わってよかったことなどをお聞かせください。

細田 よかったことは、僕が好きなクリエイターさんたちの趣味が全面に出た絵を見ることができたことです(笑)。そこが最高でした。

あんざ 特徴ある5人のイラストレーターさんの絵を、自分の絵に変換していくといいますか。自分の絵柄で表現することはすごくいい経験をさせていただけたと思っています。

homa やっぱり自由度が高くて楽しかったことですね。それとあんざさんの描かれたイラストが、自分のデザインしたキャラだけでなくどの方のもですが、みんなかわいくて見られてうれしかったです。

あんざ そ、そんな……(恐縮)。

homa いえいえ。自分のデザインは不安だったんですけど、あんざさんの絵を見せていただいたときに、すごくかわいく描いてくださって、個人的にとてもうれしかったです!

あんざ ありがとうございます!

homa とんでもないです。

福嶋 僕としては、サンライズにはない挑戦的な企画ができたなと。クリエイターさんを細田のほうで集めてもらって、そういう刺激的な作品ができたことが面白かったです。本当に自由度が高かったので、なんでもできたのも楽しかったです。

── 今後の展開は予定されてるんですか?

細田 佳奈と天音が人気投票で1位になったことを記念して、homaさんに新たにイラストを1枚描き起こしていただきます。10月半ばには公開できると思うので、楽しみにしていてください。また「ビーチガールズ」は現在も矢立文庫で全話公開中なので、女の子同士の微笑ましい日常もの好きで未見の方は、ぜひご覧ください。


(取材・文/ぽろり春草)
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