週刊アキバメシ(+ノガミ酒) 2015年9月第2週号 :秋葉原のグルメ/食事処情報(+上野の酒場情報)

2015年09月19日 12:000

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■塩そば(平打ち麺)@饗 くろき(※"き"の正式表記は3つの"七"で構成された"喜"の旧字)







850円。

秋葉原と浅草橋の中間あたりにある人気ラーメン屋。秋葉原の名店として名高い「粋な一生」「神田 磯野」に勝るとも劣らないクオリティのラーメン(塩/みそ)を提供している。前述の両店とあわせて"御三家"と呼びたい。また、化学調味料不使用/自家製麺をうたっており、さまざまな旬の食材をテーマにした期間限定メニューが多いのも特徴。ただ、行列が長いのが難点。

 

ひさびさに訪問。今回も、定番の「塩そば」を注文した。麺は細麺と平打ち麺から選択可能で、細麺がオススメとのことだが、筆者は太麺好きなので平打ち一択。金色で澄んだスープは、鶏をベースに、魚介のダシや野菜のじんわりとした旨味が感じられる上品な味わい。また、香りが高いが後味はスッキリとしていて飽きが来ない。平打ち麺は、ストレートに近い自家製麺。独自のツルシコ食感でのど越し抜群。小麦の風味も感じられて良い。具は、低温仕上げチャーシュー、鶏チャーシュー、生メンマ、コマツナ、ネギ、ゴボウ素揚げ、ノリ。低温仕上げチャーシューは、濃厚ながら臭みが皆無。鶏チャーシューは、ユズが効いていて非常にやわらかいが個人的に鶏チャーシューがキライなので微妙。ゴボウ素揚げは相変わらず強烈な香ばしさとスモーク感を発揮している。卓上装備は、コショウ、乾燥梅干し、やげん堀の七味、香辛オイルなど。

全体量は普通で、コストパフォーマンスも普通。一方、味は文句ナシ。スープ・麺・具、どれも抜群のデキで、全体バランスが非常に良い。コッテリ系ではないので物足りないと感じる人もいるかとは思うが、老若男女問わず素直に旨いと感じる1杯となっている。電気街にある数多のラーメン屋と比べ、実力の差は歴然。確実に、価格以上の満足感を得られるだろう。

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