「異世界居酒屋～古都アイテーリアの居酒屋のぶ～」第9話感想　アニメでイカイカ言われると某イカ●を思い出すじゃなイカ……

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

「異世界居酒屋～古都アイテーリアの居酒屋のぶ～」（以下、のぶ）は、最近流行りの異世界ものと食を題材とした作品だ。京都の寂れた通りに「居酒屋のぶ」を構えているが、店の正面入口が中世ヨーロッパ風な異世界の街・古都アイテーリアとなぜか繋がってしまっている。店を切り盛りする大将の矢澤信之と給仕の千家しのぶの2人は、そんな異世界の住人を相手に店を営業している。

「のぶ」には、衛兵、職人、商人、貴族など、さまざまな職業の人たちがやってきては、うまい酒と肴でその日の疲れを癒やす……あたかも日本のサラリーマンが居酒屋で飲んでいるのと同じような光景が描かれる。

第9話はベルトホルトが「のぶ」のタイショーたちに何やら相談？に来ているところからはじまる。「つまりイカなんだよ…」と何やら美味しそうな「イカのゲソ焼き」が
アップで映し出されるが、「イカですか（しのぶちゃん）」「イカねぇ（タイショー）」「イカってあのイカですか？（エーファ）」と3人が聞くと「そうコイツがイカんのだ」とベルトホルト。しのぶちゃんたちは、鬼と呼ばれるほど腕っぷしのいいベルトホルトが、イカが苦手なことを意外に思ったようだ。
タイショーが「どうしてイカを食べなきゃいけないことになったんですか」と聞くと、「出るんだ、お見合いにイカが」と答えるベルトホルト。ここから頬をあからめデレデレしたベルトホルトのノロケ話が始まるが……、しのぶちゃんが「それでどうしてイカが出てくるんですか？」とたずねると、お見合いの相手ヘルミーナの父親は「イカ漁師」だという。
いつもクールなタイショーが「一生の問題なんじゃなイカ？」とギャグをかましたり、エーファは「おいしいイカには困らなイカ。」うらやましいですけどね、と。みんなにからかわれるが、なんとか克服しないといけないため、「のぶ」が協力することに。

まず最初に出てきた「イカソーメン」を食べようとしたが、「駄目だ！」とイカを拒絶するベルトホルトを見て、しのぶとエーファが「イカないんだー」と苦笑い。となりで「イカの塩辛」を肴に「レーシュ」をあおるエトヴィン助祭が「お前さんも少しどうだ」と塩辛をすすめてくる。塩辛はイカソーメンあたりに比べると筆者的にもハードルは高いと思うが、やはり「いや、遠慮しておく！」と食べられない。そんなベルトホルトを見て、再びしのぶとエーファの「イカないんだー」が炸裂。その後タイショーが「イカの生姜煮」「イカ団子」「イカリングフライ」など、臭みの少ないものや、イカを感じさせない料理を出してみたものの、「すまないタイショー！」とベルトホルトはやはり食べられなかったため、3度目の「イカないんだー」が。そして出した料理が食べられないため、タイショーは「誠にイカんだが、俺の腕ではこれ以上イカんともし難い」と燃え尽きてしまう。

その後、しのぶちゃんによる「北風と太陽」大作戦？がはじまる。エーファちゃんが美味しく食べているところを、ベルトホルトに見せることで、食べたい気にさせるというもくろみだったが、その様子を見たベルトホルトは「エーファちゃんの笑顔には癒やされるなあ。俺も早く子どもが欲しい」とイカとは関係ない方向へ（笑）。

外はサクサクッ！中はモッチリ♡
エーファちゃんも思わずニッコリのイカ料理尽し✨

最新話配信中➡︎ https://t.co/r7ws0rg9Gg#異世界居酒屋 #イカリング #イカ #飯テロ pic.twitter.com/krucRYLujt

— アニメ「異世界居酒屋」公式 (@isekaiizakaya) 2018年6月11日

その後ベルトホルトがなんでイカが苦手なのかについて明かされるあたりからについては本編を見て最後のオチを確認していただきたい。しかし、最後の最後で出てきたヘルミーナ役の声優さんが内田真礼さんとは、また豪華ですな。

そして今回の放送で、登場するキャラクターがみんなイカイカと連呼しているのが気になったので、本編中に何度「イカ」と言われたかをカウントしてみた。

結果はイカの通り。

ベルトホルト：32回
タイショー：13回
しのぶ：16回
エーファ：10回
エトヴィン：3回

くコ:彡

後半実写パートの「のぶ＋PLUS」は、料理研究家のきじまりゅうたさんが、本編に登場した料理をアレンジし実際に作るコーナー。今回はダイエットしている人でも手軽に食べられる「スルメとお餅でイカめし風おこわ」が紹介される。もち米ではなく普通のご飯を使った炊き込みご飯だが、中に切り餅を入れて炊き、ご飯とお餅をしっかりからめることで、普通のおこわと同じような感じになるらしく、なかかな美味しいそうな一品。

居酒屋に行くと「のぶ」にも登場したイカを使った料理はいろいろあるが、筆者的には「トリアエズナマ」に合うフライや天ぷらなどの揚げ物も捨てがたいが、ここは、イカの風味も楽しめ酒にも合う「イカワタ焼き」を所望したい。
そして今夜は「のぶ＋PLUS」の食材として使われた「あたりめ」を肴に、麦焼酎の「兼八」をロックでいただきたい。


（編集部 よなよなハンター）