【自動車プラモデルレビュー】 アオシマの新作「頭文字D 拓海のハチロク」は、自動車プラモ初心者でも安心の楽プラ仕様!

ホビー2023-12-16 12:00

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

こんにちは、カリヤスです!今回は、青島文化教材社(以下、アオシマ)から発売中の「ザ☆スナップキット」シリーズ最新作、 「頭文字D  拓海のハチロク」をご紹介&レビューしたいと思います!

■ザ☆スナップキットとは

 

「ザ☆スナップキット」とは、さまざまなジャンルのプラモデルを企画、開発しているアオシマが展開する、手軽に作れるカーモデルシリーズです。特徴を簡単にまとめると……

 

・接着剤不要のスナップキットで、ニッパーとピンセットさえあればすぐに作れる!

・低価格で、初めてのプラモデルに最適!

・塗装はしなくても充分リアル、細部はシールで再現可能!

・大きすぎず小さすぎない、ちょうどいい1/32スケールでさまざまな車をコレクション可能!

 

という、誰でも気軽にカーモデルを楽しめるシリーズなんです!

 

今回製作するのは、伝説のレーシングコミック「頭文字D」の主人公・藤原拓海のAE86 。アオシマと「頭文字D」のコラボキットは、過去に1/24スケールでリリースされていましたが、「ザ☆スナップキット」シリーズで登場するのは今回が初。税込みで2,200円とお買い得なのが嬉しい!

■中身をチェック!

 

パーツ数は41点と少なめで、最初から色分けされています。また、本商品は「トヨタ スプリンタートレノ(ハイテックツートン)」がベースキットとなっており、今回は15インチ8スポークホイール、15インチタイヤ、カスタムステアリング、ドリンクホルダー、スポーツマフラーが新規パーツとして追加されています。

 

初めてプラモに挑戦する人も、ガイドがあるので安心!

 

ライトやミラー、ボディ部分のロゴ、エンブレム、窓枠、計器盤などはシールで再現。

 

そして、初回限定生産版には、特典として「つながる!『峠』ジオラマペーパークラフト」 が付属!現在発売中の「高橋啓介のRX-7 (初回限定版」)にも同じ物が付属するので、組み合わせてバトルシーンを再現可能です(後述)!

■組み立ててみた!

 

今回は塗装や改造せずに、完全ストレートに製作したいと思います。

 

必要な道具:ニッパー、ピンセット

あると便利な道具:ヤスリ、綿棒(爪楊枝でも可)

 

まずは、組み立て前に車体と窓部分にシールを貼っていきます。何度も貼り直すと粘着力が落ちるので、ピンセットを使って、ズレないように一度でていねいに貼り付けましょう(特に窓枠)!

 

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1000円以内で買える、ピンセット比較レビュー!【The工具道!第9回】

 

シールを貼り付けた後は、綿棒や爪楊枝を使ってしっかりとパーツに密着させます。

 

各種パーツをニッパーで切り取り、軽くヤスリがけして組み立てていきます。ちなみに、オススメのヤスリは、ゴッドハンドの「神ヤス!」シリーズです。

 

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これさえあれば、ほかのヤスリはもういらない! ゴッドハンドの「神ヤス!10mm厚(12枚入り)」で削り作業がはかどりまくる!【The工具道!第1回】

 

窓パーツを、車体にしっかりはめ込みます。完成後は内側には触れないので、窓部分に付着した皮脂やホコリは、この時点で綿棒などを使ってしっかり落としておきましょう。

 

車内パーツは、シールを貼ってハンドルを取り付ければ完了! ていねいに折りたたんで、箱状にします。

 

シャフトを通す位置によって、車高をノーマルかローダウンのどちらか選択することができます。まずは、ノーマル車高の状態にしてみます。

 

リトラクタブルヘッドライトは、開閉選択式。まずは、開状態にしてみます。

ミラーやライトをはめこんで、完成!

 

無改造、無塗装でこのクオリティ!

 

ナンバープレートは、付属の白いシールを貼れば自分でナンバーを書き込むことが可能。アオシマの公式サイト「ナンバープレートメーカー」で本格的に作るのも楽しそう!

運転席がリアルでかっこいい!

 

助手席側から。こっちからのアングルもいいですね~。

 

動画はこちら!

■ライト、車高をチェンジ!

 

完成後でも、車高とライトを変えることが可能です。

 

車高は、タイヤを外し、シャフトをローダウン用の位置に入れ直すだけでOK!

 

ライト部分の組み替えは、バンパーを取り外した状態だとやりやすいです。

 

一度はめ込んだパーツを取り外す時は、パーツオープナーを使うと楽チンです。

 

⇒こちらの記事もあわせてどうぞ!

間違って組んだプラモを楽~に取り外せるセパレーター(パーツオープナー)、3種比較レビュー!【The工具道!第4回】

 

パーツをもとに戻して、組み替え完了!

 

ライトを閉状態にして、停車中のイメージ。

 

ローダウン状態もかっこいいですね!

 

動画はこちら!

 

■ペーパークラフトに挑戦!

 

付属のペーパークラフトの組み立ても、本体と同様とても簡単。ペーパークラフトが初めての方も、すぐに完成させられます!

 

ガードレールを、カッターやハサミで切り出していきます。

 

折り曲げるラインに合わせて、長めの定規と先の尖ったツールを使ってスジを入れます。竹串や、デザインナイフ(カッター)の刃の反対側などを使って、キレイにスーッと線を引く感じで!

 

パーツの接着には、クラフトボンドや両面テープを使います。今回は、コンビニなどで買えるミニサイズの両面テープを使いました。

 

ガードレールを接着したら。完成!

 

お手軽工作で、迫力のベースができあがります。

 

ドリフトシーンを再現可能!

 

上からのアングルもいいですね~。

 

ちなみに、前述した「高橋啓介のRX-7 (初回限定版)」も同時に購入すれば、このような原作の名シーンを再現可能です。RX-7 は次回レビューしますので、乞うご期待!

 

動画はこちら!

 

さて、いかがでしたでしょうか?「頭文字D」の漫画やアニメを見てから製作すれば、モチベーションもアップしそうですね♪ それでは、またお会いしましょう!

【製品情報】

■頭文字D 拓海のハチロク

・メーカー:青島文化教材社

・スケール:1/32

・発売中

・価格:2,200円(税込)

カリヤス

エンタメ、ホビー系ライター。模型、ジオラマ、フィギュアなどが大好物で、プラモデルやミニチュアの作例の他、工具レビューや各種取材を担当。将来の目標は、個展を開くこと!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。

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