【PR記事】光る! 音が出る! AR×S-FIRE「ヒロアカ」フィギュア体験&開発秘話【予約受付開始!】

ホビー2023-03-24 10:00

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

高品質なフィギュアで国内外のフィギュア市場に参入したセガのブランド「S-FIRE」(エスファイア)。2021年にスタートしてから、さまざまなキャラクターのフィギュアを世に送り出してきた。

そんな「S-FIRE」の特徴に、AR(拡張現実)がある。ただフィギュアをディスプレイして眺めるだけではなく、ARアプリ「Play AR」をインストールしたスマートフォンやタブレットをフィギュアにかざすと、さらに楽しい遊びが発動するのだ。

本稿では、そんなAR技術に対応した「S-FIRE」のTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』フィギュアについて、フィギュア造形の企画開発担当である竹中博史さんと太田瑛士さんのおふた方にインタビュー。あわせて最新アイテム「僕のヒーローアカデミア フィギュア トガヒミコ」「僕のヒーローアカデミア スーパーシチュエーションフィギュア 緑谷出久vs.マスキュラー」「僕のヒーローアカデミア フィギュア オールマイト」の制作にかけた想いを語っていただいた。

 

竹中博史さん(左)と太田瑛士さん(右)

 

——そもそも「S-FIRE」の立ち上げとともに『僕のヒーローアカデミア』フィギュアが展開されたんですよね。

 

竹中 はい。僕が「S-FIRE」チームに加わったときには作ることが決まっていましたね。TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』は国内のみならず海外でも非常に人気の高い作品ですから、それだけに他社さんからもたくさんフィギュアが発売されています。「S-FIRE」でフィギュア化させていただくにあたっては、ポージングやシチュエーションでオリジナリティを出せるように意識しながら企画開発しました。

 

——そのうえで、「S-FIRE」ならではのウリにAR対応ということがあると思います。

 

竹中 はい、「S-FIRE」フィギュアと連動したARアプリ「Play AR」対応予定です。キャラクターたちがもつ個性を、AR映像で表現しています。

 

「僕のヒーローアカデミア フィギュア 緑谷出久」を、「Play AR」を通して見るとド派手な演出が!

 

——ARアプリに関してはチーム内の別メンバーが制作されたとのことですが、どのように開発を進めていったのでしょうか。

 

竹中 今回のフィギュアは、TVアニメのポージングとシチュエーションを参考にしつつ、オリジナル表現を織り交ぜた造形になっています。なので、TVアニメのシーンを参考にさせていただきつつモデリングを進め、「このシーンのこういう表現をやりたい」とAR担当と相談しながら開発をしていく、という進め方をとっています。できあがったフィギュアにARを当て込んでいるだけでないんですね。たとえば、ARを前提にしているので、あまり透明パーツを使っていないんです。半透明のパーツを使って、フィギュア単体での鑑賞時はもちろんですが、ARアプリを通して見てもよりよく映えるように意識しながら造形制作を進めていきました。

 

「僕のヒーローアカデミア フィギュア 爆豪勝己」。端末の角度を変えると、ちゃんとエフェクトも角度に添って発動する

 

——現在、「僕のヒーローアカデミア フィギュア トガヒミコ」が予約中です。制作中、特に意識したことはなんですか?

 

竹中 「Play AR」対応というオリジナリティがあるとはいえ、まず立体物としてのクオリティが高くあることです。立体物の命である表情は特に意識しました。特に『僕のヒーローアカデミア』のキャラクターたちはお顔が非常に細かなデザインになっていますから、しっかり再現できるよう目指しました。あと、僕はトガヒミコが大好きなので、実は他社さんから出ているフィギュアを個人的にいっぱい買っているんです。そこで思ったことが、トガヒミコのフィギュアってかわいらしいものが多いんですが、僕としては、かわいさの中でも狂気をはらんだ本質を表現したかったんです。そこを軸としたので、今までにない表情のフィギュアになっているのかなと思います。

 

「僕のヒーローアカデミア フィギュア トガヒミコ」

 

原作を知る方なら、この表情のイメージが強い人も多いのでは? 上から見下ろされるようなアングルもイイ!

 

右手のナイフや背負ったものはもちろん、足元の小物も作り込まれており、抜かりなし!

 

太田 僕が「S-FIRE」チームに入った頃にはすでに制作が進んでいたんですが、同チームメンバーの立場から見ても、まさかここまで振り切った表情にするとは!と驚きました(笑)。何度も試作して理想の表情を追求したので、結果的に満足のいく細やかな表情になったように感じますね。

「Play AR」に当フィギュアも対応予定です。どんなAR表現となるのか、現在開発中ですが、ぜひ楽しみにしていただければ!

 

「僕のヒーローアカデミア スーパーシチュエーションフィギュア 緑谷出久vs.マスキュラー」

 

——「僕のヒーローアカデミア スーパーシチュエーションフィギュア 緑谷出久vs.マスキュラー」も予約中ですが、こちらについてはいかがですか?

 

竹中 マスキュラーは、コンセプトとしては非常にシンプルなんです。TVアニメの出久と戦っているシーンでは防御で身を固めているんですが、それを立体物として表現すると面白みが欠けてしまいます。そこで、TVアニメとはやや異なりますが、そのシーンの緊迫感や迫力が伝わるように、筋肉繊維が出久に襲いかかっているというシチュエーションを企画しました。版権元様もOKしてくださったので、そこからはスムーズに開発が進んでいきました。「Play AR」では、出久の技が発動する様子や、マスキュラ―の筋肉が脈打つエフェクトが発動する様子がお楽しみいただけるよう進行中です。

 

どの角度から見ても、バトルの緊迫感がひしひしと感じられる

 

ペットボトルと比較すると、その大きさがよくわかる!

 

──「僕のヒーローアカデミア フィギュア オールマイト」は、どっしりと構えたポーズが非常に力強い印象を与えます。

 

「僕のヒーローアカデミア フィギュア オールマイト」

 

太田 筋肉表現はもちろん、ほかのアイテムではあまり見ないような照り返しの表現にこだわりました。塗装で色の反射や照り返しを表現しています。迫力にこだわった表情や影に注目してほしいです!

 

エフェクトパーツは、「Play AR」での演出を考慮し半透明素材が使用されている

 

彩色で影やエネルギー光の照り返しを表現している

 

——なるほど。高品質のフィギュアとARアプリの連動という点で、今後ますます「S-FIRE」の目指すものが楽しみです。

 

太田 今後は「Play AR」を使って、キャラクターの衣装が変わる表現にも挑戦してみたいですね。

 

竹中 現実の衣装と「Play AR」を通して見る衣装で、何か二面性があると面白いですよね。造形にAR機能をかけ合わせることで、いろんな表現ができるんじゃないかなと考えています。今後も「S-FIRE」のアイテムを楽しみにしていただければ嬉しいです。

 

 

というわけで、非常に凝ったつくりになっている「S-FIRE」のTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』フィギュアだが、今回ご紹介した製品はいずれも予約生産となっている。気になった方は、ぜひ期間内に予約してお手元に迎えてほしい。  

【製品情報】

■僕のヒーローアカデミア スーパーシチュエーションフィギュア 緑谷出久vs.マスキュラー

・発売価格:65,780円(税込)

・2024年2月発送予定

・発売元:セガ

 

■僕のヒーローアカデミア フィギュア トガヒミコ

・発売価格:24,200円(税込)

・2024年2月発送予定

・発売元:セガ

 

■僕のヒーローアカデミア フィギュア オールマイト

・発売価格:25,850円(税込)

・2024年2月発送予定

・発売元:セガ

 

(取材・構成:太田祥暉[TARKUS])

 

© 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

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