新人からベテランまで入り乱れたTOP10争い！「今期のイチ推し声優は？2023冬アニメ主演女性声優人気投票」結果発表！

1位　Kaolip　811票
「アグレッシブ烈子 シーズン5」烈子

2位　天城サリー　647票
「トモちゃんは女の子！」キャロル・オールストン

3位　木野日菜　606票
「Buddy Daddies」海坂ミリ

4位　釘宮理恵　243票
「コタローは1人暮らし」さとうコタロー

5位　伊藤美来　148票
「スパイ教室」グレーテ

6位　貫井柚佳　123票
「シュガーアップル・フェアリーテイル」アン・ハルフォード

7位　伊藤彩沙　121票
「もういっぽん！」園田未知

8位　末柄里恵　112票
「伊藤潤二『マニアック』【富江・写真】」富江

9位　野口瑠璃子　105票
「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2」サリー

10位　上田麗奈　102票
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ TVエディション」ギギ・アンダルシア、「もののがたり」結

若手、中堅からベテランまで総勢114名がエントリーされた今回の投票。終始激しく順位争いが行われた2023年冬アニメ女性声優投票企画を制したのは、Kaolipさんだった。
5期でついにフィナーレを迎えた「アグレッシブ烈子」の主人公・烈子を演じあげたKaolipさん。シリーズを追いかけてきた方なら言うまでもないが、パワハラ上司に圧をかけられ、アクの強い同僚および彼氏に悩まされ、なぜか地下アイドルとして人気を得て……と現代社会の荒波にもまれながらも、力強くマイペースに生き抜いた烈子の声は、もはやこの方しかいない！ そのくらいのハマり役だった。
まだ観たことのない方は、ぜひこの機会に本作を視聴して、そしてKaolipさんの声に癒されてほしい。今後の活躍にも期待が募る結果となった。

そして2位は、「トモちゃんは女の子！」キャロル・オールストン役の天城サリーさん。デジタル声優アイドルグループ・22/7のメンバーでもある天城さんが演じるキャロルは、まさに小悪魔ヒロイン。かわいい声とナチュラルに毒を吐く感じの演技がなかなかにインパクト大。ちょっとたどたどしいしゃべり方が癖になる！
ちなみに天城さんは帰国子女ということもあり、海外版「トモちゃんは女の子！」でもキャロルを演じているので、これをきっかけに海外での知名度も上昇するかも!?

3位は木野日菜さん。もともと小動物、お子さまキャラの演技に定評のある彼女だが、「Buddy Daddies」海坂ミリは、ある意味そんな彼女の持ち味が最大限生かされたキャラとなった。
ただでさえ先の読めないアクションを引き起こすミリだが、その際の声──特に笑い声や歓声がとにかくリアル！ ガチの幼女感が出ており、キャラの実在感がものすごいのである。憎たらしいけど、死ぬほどかわいい娘、というキャラクターを見事に表現している。

そんな感じで、TOP3はキャラの個性をばっちり表現してくれた3人がランクイン。甲乙つけがたい結果となった。

4位は「コタローは1人暮らし」さとうコタローの釘宮理恵さん。少年キャラといえば、ツンデレヒロインと並んで釘宮さんの得意とするところ。大人びた言葉遣い・性格のコタローだが、一抹の心の闇を感じさせる絶妙なニュアンスの出し方に唸らされた視聴者も多いことだろう。ベテランならではの横綱相撲を見せてくれた。

5位は「スパイ教室」グレーテを演じる伊藤美来さん。物静かで聡明なグレーテを、上品な演技で好演している。凛とした声がキャラクターに絶妙にマッチ！ ヒロインの一角を見事に演じている。

6位は「シュガーアップル・フェアリーテイル」の主人公アン・ハルフォードを演じる貫井柚佳さん。もともとヒロインらしい溌溂とした声が印象的だった彼女だが、本作では王道ファンタジーの主人公でその魅力を遺憾なく発揮。誰もが応援したい、そして見守りたい主人公を好演している。

7位の伊藤彩沙さんも今期の注目株だ。柔道を楽しむ女子高校生・園田未知を等身大の演技で表現。伊藤さんの朗らかな性格が、そのままキャラクターとシンクロしているかのようなシーンが多く、ファンとしては嬉しい作品なのではないだろうか。

8位は「伊藤潤二『マニアック』【富江・写真】」富江役の末柄理恵さん。長年、ホラー界のヒロイン・富江を演じてきた末柄さんだけあって、今回も安定の演技を見せてくれた。

9位の野口瑠璃子さんは、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2」サリーを、第1期から続投。今回もメイプルへのツッコミ役（？）兼パートナーとして活躍している。

10位は「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ TVエディション」ギギ・アンダルシア役、「もののがたり」結役の上田麗奈さんがランクイン。どちらのキャラも、一見底知れない雰囲気を漂わせつつ、ふとした瞬間に顔を出す素のギャップが魅力。その落差を表現する演技はお見事！


というわけで、クライマックスに突入し始めた冬アニメをさらに盛り上げる投票結果となったのではないだろうか？
11位以下の結果も、ぜひご確認いただきたい！