1位は渕上舞も「歌詞の意味がわからなかった」と語った「よう実」ED！ 夏の終わりにじっくり聴きたい「2022夏アニメEDテーマ人気投票」結果発表！

2022年夏クールも終盤戦に突入！ すっかり秋めいてきた今日この頃、夏の思い出とともに「2022夏アニメEDテーマ人気投票」結果を振り返ってみよう。

1位　渕上舞「人芝居」（ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season）　129票
2位　自象存在name-less「断罪デモクラシー」（ブッチギレ！）　68票
3位　SpendyMily「Reflexion」（惑星のさみだれ）　66票
4位　cluppo「With you」（アルスノトリア すんっ！）　65票
4位　ナナヲアカリ「恋愛脳」（Engage Kiss）　65票
6位　さユり「花の塔」（リコリス・リコイル）　59票
7位　Little Black Dress「白雨」（異世界薬局）　50票
8位　花譜×可不「流線形メーデー」（神ちゃんドロップキックX）　42票
9位　理芽「チクタクボーイ」（5億年ボタン【公式】～菅原そうたのショートショート～）　34票
10位　Smewthie「トキメキ☆イチゴいちえ」（東京ミュウミュウ にゅ～♡）　24票

声優ソングからバーチャルシンガー、ネット発アーティストまで、非常に時代性を反映した結果となった今回の投票。
アニメの顔となるOPテーマに対し、EDテーマは比較的作品の世界観とアーティストの作家性が融合した楽曲が多くなる印象だが、今回はさまざまなフィールドで活躍するアーティストたちの個性が発揮された、バラエティ豊富な楽曲が並んでいる。

■1位　渕上舞「人芝居」（ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season）129票

アーティストとしても活動する声優・渕上舞さんによる「人芝居」は、ミステリアスなサウンドもさることながら、本人も「意味が分からなかった」と語るほど難解な歌詞が特徴。
しかし、その分聴けば聴くほど味が出るというか、一度だけでは理解できないから何度もリピートしてしまうというか……。
とにかく聴く者の心に深く刺さる楽曲に仕上がっている。
MVも、何とも言えないシュールな世界観。目と耳で楽しめる一曲だ。

■自象存在name-less「断罪デモクラシー」（ブッチギレ！）　68票

2位はプロフィールなどが一切謎に包まれた、正体不明のバーチャルシンガー・自象存在name-lessによる「断罪デモクラシー」。
ハイテンポな楽曲に乗せて、ワイルドなボーカルがさく裂！ 頭から尻尾まで「カッコイイ」要素満載で、これまた何度もリピートしたくなる一曲だ。
ED映像も、MVと言われてもそん色ないクールさとなっており、映像の魅力も含めて多くの支持を集めたのではないだろうか。

■3位　SpendyMily「Reflexion」（惑星のさみだれ）　66票

SpendyMilyはネット上で集まったミュージシャンたちが、オンラインでのセッションを経て結成されたバンドである。
バンド活動と言うと、オフラインで対面で……という印象が強いが、今やオンラインでも活動できちゃう時代なのだ、
そんな今を象徴するような彼らの楽曲は、壮大なミディアムチューン。
作品の締めを飾るにふさわしい仕上がりとなっている。

■4位　cluppo「With you」（アルスノトリア すんっ！）　65票

メイド衣装でバリバリのハードロックを演奏するバンド「BAND-MAID」の小鳩ミクさんによる、ソロプロジェクト・cluppo。
ヒッピーな衣装に身を包んだ小鳩さんによる、ポップセンスあふれる楽曲は、「アルスノトリア すんっ！」の世界観にもマッチしている。

■4位　ナナヲアカリ「恋愛脳」（Engage Kiss）　65票

同票数で4位にナナヲアカリさんがランクイン。
ハードでカッコいい曲から、キュートな曲まで自在に歌い上げるナナヲさんだが、今回はキュート方面に全振り。
それでいてエッジのきいたバンドサウンドも、しっかり健在。
一筋縄でいかないサウンドは「Engage Kiss」らしい。

■6位　さユり「花の塔」（リコリス・リコイル）　59票

大ブレイク中の今季一番の話題作「リコリス・リコイル」EDだけあって、注目度も高い一曲。
毎回、絶妙なタイミングで本編にイントロが入ってくるところが、もう最高！
EDに入る演出がいいアニメは名作確定なのです。

■7位　Little Black Dress「白雨」（異世界薬局）　50票

お決まりの異世界転生ものかと思いきや、思いのほか地に足のついたドラマが展開する「異世界薬局」。
ある意味、地味と言えなくもないが、言い換えればきちんと人間模様が描かれているということで、そういう本作にはこの曲のようにウェットなサウンドが似合っている。
EDテーマらしいEDテーマだ。

■8位　花譜×可不「流線形メーデー」（神ちゃんドロップキックX）　42票

ひと昔前のアニメのEDテーマって、こんなノリだったよね～。という感じの一曲。
ポップだけど、ひねたメロディがインパクト大である。
バーチャルシンガー・花譜さんと、彼女のボイスデータで作られた人工歌唱プログラム・可不がかけあう不可思議な世界観が魅力だ。

■9位　理芽「チクタクボーイ」（5億年ボタン【公式】～菅原そうたのショートショート～）　34票

相対性理論のギタリスト・永井聖一プロデュース曲を、バーチャルシンガー・理芽さんが歌唱。
レトロ感のある楽曲に合わせて、キャラクターがダンスを踊るED映像は一つのミュージックビデオとしての完成度も高い。

■10位　Smewthie「トキメキ☆イチゴいちえ」（東京ミュウミュウ にゅ～♡）　24票

キャストによる声優ユニット・Smewthieによる、賑やかな一曲。
アイドル文脈とアニメソング文脈の上にある楽曲で、「これこれ、こういうのがいいんだよ！」と多くの人がニッコリしたことだろう。
まさに王道！

11位以下の結果については、リンク先からご確認いただきたい。