勇気ある主人公が、ロボットからロボットへ綱渡りする! 巨大ロボ活劇として「機動警察パトレイバー the Movie」を観る!【懐かしアニメ回顧録第73回】
巨大再開発プロジェクトの進む近未来の首都圏では、8千台もの作業機械“レイバー”が稼動していた。だが、レイバーの操作に欠かせない新型のオペレーションプログラム“HOS(Hyper Operating System)”にはウイルスが組み込まれており、東京湾上の超大型プラットフォーム“方舟”を解体せねば、首都圏のレイバーが一斉に暴走してしまうことが明らかになる。
本作は、主人公たち特車二課のメンバーが方舟を解体するにいたる推理や検証を、微に入り細をうがった構成で、確かな説得力をもって描いている。そして、方舟の解体が成功した時点で謎のプログラマーが作った“HOS”をめぐるサスペンスは、とりあえずの幕を下ろす。
すると同時に、崩壊した方舟の残骸上で主人公の乗るパトレイバー、98式AVイングラムと“HOS”を実装しているがために暴走してしまった最新型パトレイバー、零式との一騎打ちが始まる。
サスペンスの語源は、いったん保留にする、吊り下げるといった意味の“suspend”と言われている。イングラムと零式の戦いは、宙吊り状態の中で行われる息づまる“サスペンス”の連続だ。細かく見てみよう。
アクションとプロットが、逃れられない対立図式を組み上げていく
警視庁・特殊車輌二課(特車二課パトロールレイバー中隊)第二小隊は、旧式のOSで動くイングラム2機を主力に、方舟に乗り込む。だが、泉野明の乗るイングラム1号機はサブコントロール室にいるらしい生存者を探すため、最上階へ向かう。その間にも方舟の各ブロックをパージ(分解して海面へ崩落させる)する作業は続いているため、野明のイングラムの背後では、次々と床がなくなっていく。
いっぽう、方舟の中に収容されている無人のレイバーたちは“HOS”のウイルスの影響で、勝手に動き出してしまう。太田功の乗ったイングラム2号機は、多数の無人レイバーを相手に戦わねばならない。つまり、「足場が崩落していく中、方舟の最上階へ急がねばならない」1号機、「暴走しはじめたレイバーの大群を単機で防がねばならない」2号機、2つの危機が同時に進行する。そして、2号機だけでは大量の敵を倒せないと危惧した香貫花・クランシーは、独断で方舟内に置かれた“HOS”搭載の新型パトレイバー、零式に乗り込んでしまう。そして、零式はウイルスのせいで制御不能に陥り、太田のイングラム2号機を破壊して、最悪の敵になってしまう(まるでゾンビ映画だ)。
零式が暴走する際には、顔面のバイザーが開いて赤い光が走るというわかりやすい演出がなされているが、ここで注意しておきたいのは零式の起動シーンだ。廊下をうろつくレイバーの群に向かった零式は、彼らを攻撃するために右手を構え、手刀のように素早く突き出す。すると、野明のイングラムが倒れる。零式はまだ香貫花の制御下にあり、野明のイングラムは最上階へ向かうためにエレベーターに乗ったところだ。
両者は別々の場所にいるのだが、2つのカットが続くとアクションが繋がって、あたかも零式がイングラムと戦っているかに見える。いわば、別々のアクションを編集で繋ぐことによって、両者の対立構図を暗示しているわけだ。
さて、ようやくたどり着いた最上階のサブコントロール室が、まったくの無人であったことを知った野明。彼女に、方舟の全ブロックを一気にパージ可能な“集中点火線”を作動させるよう、命令が下される。一度に大量のブロックをパージしたため、野明のイングラムの歩く床面も崩れ落ちてしまう。
無人レイバーたちの暴走が「ウイルスに侵食された零式の起動」「緊急対策としての集中点火線の作動」、2つの出来事へ連鎖する。合理的なプロットだ。
これで「零式」という強力な敵、「崩壊した方舟」という舞台、両方が揃ったことになる。クライマックスにかけての流れが、「敵味方に別れたロボットの1対1の戦い」を無理なく形づくっていることがわかると思う。
海からの突風、吹きっさらしのコクピット、高まる危機感
倒壊した方舟の最上部、ヘリポートのうえで野明のイングラムと香貫花の零式は対峙する。香貫花は、暴走する零式を止めるには首の後ろの“SRAM”を破壊するしかないと告げる。以降、香貫花はセリフも発さず画面にも映らず、野明の一人舞台となる。
右腕しか残っていない零式は、必殺技の抜き手をイングラムに打ち込むが、イングラムは打ち込まれた右腕を脇に押さえ込んで、零式の動きを止める。「もらった!」と叫んだ野明はイングラムのコックピットカバーを火薬で吹き飛ばして散弾銃を手にする。だが、零式はイングラムをやすやすと持ち上げ、ヘリポートの縁へ突き飛ばす。左腕をもぎとられたイングラムは仰向けに倒れるが、倒れるカットは、吹きっさらしのコックピットに座った野明の横顔である。彼女の顔は、ヘリポートの床すれすれで止まる。さらにヘリポートの床材が割れ、大きく引いたカットで、イングラムの倒れた床が抜けて、いまにも落ちそうであることがわかる。つづくカットは、やはり野明の横顔なのだが、海からの直接吹きつける強い風が、彼女の前髪をバサバサと揺らしている。
野明はみずからの手で“SRAM”を破壊するためにコックピットカバーを排除したが、そのために危険にさらされている。なぜなら、ヘリポートの真下が海だからだ。「落ちるかも知れない」「落ちたら終わりだ」という危機感が、画面を支配しはじめる。イングラムではなく、むき出しのコックピットに座る生身の野明が「落ちるかも知れない」、その危機感を煽るのに海からの風で激しく揺れる前髪は、このうえなく効果的な演出だ。
ロボットからロボットへ……綱渡りのように乗り移る主人公
野明の横顔にかぶせて、パートナーの篠原遊馬の「野明、逃げろ。零式には勝てない!」というセリフが入る。だが、同一カット内で、野明は何かを決意する。イングラムは立ち上がり、股間に装備されたワイヤーを引き出して右手を回転させて巻きとる。野明の右手が隠れているため、あたかも野明自身が巨大な手でワイヤーを操作しているように見える。イングラムというロボットと野明という操縦者はこの瞬間、一体化している。イングラムは零式の首にワイヤーを巻きつけ、何がなんでも離れまいとする。両者は、組み合ったまま海へ落下していく……。
だが、落ちてはいなかった。零式のボディはヘリポートの縁で、かろうじて細いパイプに引っかかっている。その零式に、イングラムは右腕とワイヤーで、かろうじてぶら下がっているのみ……その足の下には、何もない。海だ。「落ちるかもしれない」危機感が最高潮に高まったところで、なんと野明はコックピットを抜け出て細いワイヤーを頼りにイングラムの胸の上へ飛び乗り、さらに巨大な右腕のヒジに足をかけて手首につかまって……と、まるで木登りする猿のように、ロボットからロボットへと乗り移っていく。そう、「落ちるかもしれない」のに! 野明のじれったいほど細かな芝居、1つひとつの段取りから、彼女の真っ直ぐな意志を感じる。その勇気、冒険心に、我々は心打たれる。
カメラはイングラムから零式へとよじ登る野明の小さな体を根気よくPAN-UPで追うが、零式の顔面バイザーが予期せず開いて、野明の体は宙に浮いてしまう。続くカットで、野明の体は運よく零式の首後ろに落ちるが、左手でしっかり零式の襟のパーツをつかんでいる。事態に振り回されているように見えながら、野明が強い意志を持った人間であることが、小さな芝居から感じとれる。
ついに、野明は零式の首うしろのSRAMを探り当てて、そこを散弾銃で撃とうとする。だが、零式が頭を回すので、その長いアンテナが野明に当たりそうになる。背景は、海だけだ。アンテナが当たれば、海へ真っ逆さまだ。アンテナをぎりぎり背中で避けながら、野明はSRAMに発砲。すると今度は、零式はもがくように上半身を大きく動かす。野明はついさっき避けたアンテナに、今度は両手でつかまる! 振り落とされないように! そしてアンテナの付け根にまたがると、何発も散弾銃を撃ちこんで、ようやく零式の動きを止めるのだ。
この粘りつくような、くどくて念の入った演出はどうだろう!? 零式は、野明を殺そうとしているわけではない。生きている回路内で、脊髄反射しているにすぎない。ロボットにはロボットの身体があり、人間は時としてロボットから離れ、時としてロボットにしがみつき、己の命をあずけ、己の意志を遂げようとする。プログラムやロボットと人間の関係を、演出として作画として、1つひとつ具体的に描く。その作り手の強い意志が、我々の心を矢のように撃ち抜くのだ。
(文/廣田恵介)
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