【インタビュー】SPR5のさらなるステップアップを強く感じる1st.アルバム「Supreme Revolution」。メンバーの個性あふれる曲が揃った1枚!

アニメ2019-01-08 12:00

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昨年2018年、スマホゲームの「消滅都市0.」から誕生した5人の声優によるユニット、「SPR5(シュプリーム・ファイブ)」。作中に登場するアイドルユニット、SPR5が現実世界でデビューというスタンスでもあり、メンバーの社本悠さんがホムラ、岩井映美里さんがナミ、直田姫奈さんがハルカ、大西亜玖璃さんがレナ、園山ひかりさんがユアと、作品中のSPR5のキャラの声も担当している。
そんな彼女たちのフルアルバム「Supreme Revolution」が早くも登場。2018年夏にリリースされた1st.シングル「インコンプリートノーツ」からわずか数か月という一足飛びの展開には、メンバー全員が驚きとうれしさでいっぱいだったと声を揃える。
今回は5人全員での歌唱曲だけでなく、メンバー内のデュオやトリオ曲、メンバーそれぞれのソロ曲と多彩なナンバーが揃っている。また1曲目のお祭り騒ぎの楽しい曲「ファイブ!サスペクツ!」は、5人のキャラ紹介的な内容でもあり、5人の個性にスポットを当てたアルバムとも言える側面もある。

収録曲も、クールで疾走感あるカッコいいナンバーから情熱的に歌い上げる曲、あるいは正統派なキュートなアイドルソングまで、極めて多彩。「インコンプリートノーツ」収録の3曲もバラエティ豊かだったが、それを上回る印象だ。
3月にはアルバムと同タイトルのスペシャルイベントの開催も予定されており、すでにファンの人はもちろん、初めましての人にも喜んでもらえるような楽しいものにしたい! そこで一緒に盛り上がりたい! と5人の意気も上がっている。

そんな1st.アルバム収録の全11曲のことを中心に、SPR5の5人に語っていただいた。

よりステップアップした自分たちを見てほしい曲、「アルキオネ」


── 早速収録曲について、順番にうかがっていきたいと思います。「ファイブ!サスペクツ!」は、自己紹介的な歌詞がとにかく楽しいですね。

社本 セリフが多い歌詞なので、ライブではそこはいろいろ遊べるかな?っていう楽しみもありますね。

直田 歌詞は、私たちからの意見も土台になってるんです。

園山 お互いどういう印象を抱いているか?とか、このキャラはこういう子だよねって5人でトークしている要素を入れて、作詞していただいたんです。私たちの意見を歌詞に取り入れていただいたので、もはやこの歌詞での紹介は、キャラのことなのか自分のことなのかがよくわからないというか、それくらいミックスされてる感じがあります。キャラの曲ではあるんですけど、自分たちのエキスも入ってるみたいな。

岩井 試聴動画で出してない部分には、コールアンドレスポンスのパートがあるので、ライブではそこで一体になってもらえたらうれしいなぁって思える曲です。


── 2曲目の「アルキオネ」は、スパニッシュ調の熱い曲です。

社本 歌もダンスも「インコンプリートノーツ」からまた成長した、新しい5人の姿を見ていただける情熱的な曲です。私のソロパートが多いんですけど、魂込めて歌わせていただきました。そういう熱を感じ取ってもらいつつ……今の時期は寒いので「アルキオネ」を聴きながら温まってもらえたらうれしいです(笑)。

岩井 1番の「演じることをやめた私達はいま 演じることを決めた」っていうのが、私たち自身ともリンクしてるなぁって。「演じること」をやめても自分たちは残っていて、同時にキャラも残っているものだって私はとらえてるんです。自己紹介ソングの「ファイブ!サスペクツ!」の次に、そういう解釈ができる「アルキオネ」を持ってきているのかな?って。それと本当にカッコよくてダンスも迫力満点で、魅入ってもらえる曲だと思うんです。ですからライブで歌ううえで、私たちももっと精度を上げていきたいです。それでみなさんに、私の解釈以上のものを感じ取ってもらえるよう、いっぱい聴いて見ていただきたいです。

直田 サビでは4人で歌っている後からハルカだけが追いかけて入ってくるパートがあるんです。歌詞のうえでは「アツくアツくなるでしょう。」とか「」(かっこ)付きで書かれている部分で、4人の想い……特にしゃもちゃん が魂込めて歌っているのを受け継いで、私もそれに負けないような、もっとみんなを支えられるような熱い想いを持って歌ってるんです。なので、そこが私のオススメポイントです(笑)。

大西 「窓をたたく雨でも 焼け付く太陽でも」というところは、去年の夏の台風直撃の中でやったSPR5 Meeting Vol.2や、カンカン照りのアニサマのけやき広場で歌わせてもらったときのことを、俊龍さんが意識して作詞してくださったそうなんです。リアルのSPR5と連動しているなんて作詞してくださる俊龍さんは本当にすごいなぁと感動しました! みなさんもいっぱい歌詞を見ていろいろと(リアルなSPR5へも)想像をふくらませてほしいなって思います。

園山 この曲はSPR5 Meeting Vol.4で初めてみなさんの前でお披露目させてもらったんです。そのときのお客さんの反応は、真剣に息を飲むように見てくださるような感じだったんですね。激しいサウンドでダンスもカッコいいし、それを5人で頑張って歌って踊り、見ている方を圧倒させることができる「アルキオネ」というものを作り上げることができたんじゃないかと思っていて。だから、私たちのその時々のマックスを届けられる曲になったらよいなと思ってます。

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