「メジャーセカンド」第11話感想:豆腐メンタルですよ、どうせ
いよいよ夏の大会の初戦。大吾君は2番ライトで出場。ミスはするものの何とかガッツでゲームをもり立てます。
1-0で三船ドルフィンズがリードするものの、5回の裏、相手の攻撃は、味方のエラーもありノーアウト満塁。そんな時に打球はなんとライト大吾君の元へ! 犠牲フライでもホームに還る大ピンチ、うーん、見せ場になるか、またしても大失態となるのか。
ライトフライを捕った大吾君。すると3塁のランナーがタッチアップで走塁開始。センターからバックホームへ投げた渾身の1球はキャッチャーミットへ。ランナーはタッチアウト。
すごい、へなちょこ球しか投げられなかった本人とは思えません、さすが元メジャーリーガー・寿也のコーチのおかげです。
寿也直伝・バックホームの投げ方ですが、素早い返球はまずは捕球姿勢から。
まずは落下地点から2,3歩さがりダッシュ。素早く送球できるように右側でキャッチ、そのまま体重を乗せて投げる、そして低く強い球を投げる方法を訓練すればOK。全国のお子さんをお持ちのお父さん、これをお子さんに教えればもう尊敬の的ですよ。
しかし、ここまで観ていて少し気になる点がひとつ。なぜ大吾君のお母さん・薫は寿也に対して「佐藤さん」と言うのか。前作「メジャー」では寿君だったのに。人の親なり大人になったからなのか。個人的には寿君のままでよかったと思います。
さてこれでチームの雰囲気は一気に上がり、チームも4点リード、このまま初戦は勝っちゃう?と思っていたら後半にピッチャー・卜部が崩れます。ストライクが入らなくなりフォアボールで満塁。迎えた打者にヒットを打たれ、その球がまたしても大吾君の元へ。そこでなんとボールが捕れず大失態。ランナー一掃で同点です。
メンタルが弱い大吾君、またしても凹んでしまいます。前半と後半のテンションが違いすぎる! それを思うと、お父さんの茂野吾郎はなんというメンタルの強さ。常にポジティブで野球していましたよね。
そんな大吾君の耳に聞こえた声、「そんな豆腐メンタルじゃ僕とバッテリーは組めないよ!」。おっと、ここで光君登場! 個人的には君も豆腐メンタルですよって思わずにはいられない。
いよいよ次回は、光&大吾で祝・初バッテリーとなるのか、期待大で次回を待ちましょう。(編集部K)
11話あらすじ
谷川イーグルスとの夏の大会初戦。三船ドルフィンズは4点をリードし、試合は終盤に突入していた。エースの卜部と4番でキャッチャーのアンディは、大会を勝ち進み、東斗ボーイズにリベンジを果たすために奮闘する。
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