一大ブームを巻き起こした作品人気は伊達ではなかった!「ベスト・オブ・新海誠監督」結果発表!

アニメ2018-02-21 11:00

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アキバ総研が運営するアニメポータル「あにぽた」にて1月30日(火)~2月14日(水)まで実施していた公式投票企画 「ベスト・オブ・新海誠監督」が終了した。総計4676票が投じられた投票の結果はいかに? さっそくチェックしてみよう。

1位 君の名は。 1438票
2位 言の葉の庭 1269票
3位 秒速5センチメートル 1148票
4位 雲のむこう、約束の場所 229票
5位 ほしのこえ The voices of a distant star 226票
6位 星を追う子ども 223票
7位 彼女と彼女の猫 -Everything Flows- 77票
8位 だれかのまなざし 66票

上位3位は4桁の得票となっており、3桁の4位以下を大きく引き離す結果となった。

まず1位となったのは、大方の予想通り「君の名は。」だった。やはり一大ブームを巻き起こしたる作品、その人気は「あにぽた」においても同様だったようだ。


2位の「言の葉の庭」は、15歳の少年と27歳の女性の恋愛ストーリー。新海監督自身が「初の恋愛もの」と言っている本作が人気を得る結果となった。ぜひこういった恋愛作品も、また作っていただきたいものである。


続いて、3位となった「秒速5センチメートル」は好き嫌いがはっきり分かれる作品かとも思われるが、「あにぽた」では票を伸ばし、3位となった。


4位から6位は、なんとそれぞれが3票差ずつという、本当に僅差の戦いとなった。誰かひとりの、たった1回の投票次第で結果は変わっていたかもしれない。それだけに、どの作品も独特の魅力を放っている。

4位の「雲のむこう、約束の場所」は初長編作品ながら毎日映画コンクール・アニメーション映画賞を受賞しているし、5位となった「ほしのこえ The voices of a distant star」は新海監督のデビュー作、そして6位の「星を追う子ども」は新海監督が初めて本格ジュブナイルファンタジーに挑んだ作品と、どれも確かに甲乙つけがたい作品であり、この結果もうなずける。


そして、7位となったのは、「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」。こちらは新海監督の直接の監督作品ではないが、初期自主制作短編の「彼女と彼女の猫」をもとに制作された作品なので、新海監督ファンならぜひ一度見ていただきたい作品だ。


「だれかのまなざし」は、「言の葉の庭」との同時上映ということで票が伸びるかとも思われたが、惜しいかな最下位となった。「君の名は。」ブームで新海監督の過去作を見始めたというファンは、まだ手を伸ばしていない作品ということだろうか。元々は限定上映だった作品が「言の葉の庭」と同時上映されるほどとなった本作、6分40秒という短い時間に詰め込まれた「未来」「家族の絆」を、ぜひこの機会にご覧いただきたい。


圧倒的人気かと思われた「君の名は。」が、確かに1位を獲得したものの、それに負けずに票を伸ばした「言の葉の庭」「秒速5センチメートル」、そして4位以下のどの作品も「新海ワールド」全開であることに変わりはないので、未見の作品がある方はぜひ一度、視聴されることをオススメしたい。


「ベスト・オブ・新海誠監督」

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