約7万円の格安3Dプリンタの予約受付が開始! 店頭ではサンプル機がデモ中

2013年07月25日 11:430

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約7万円という格安な3Dプリンタがオリオスペックに登場。予約受付が開始した。



3Dプリンタは、3DCADや3DCGの3次元データをもとに立体形状を作成していくコンシューマー向けの造形機。最近では、20万円クラスの安価な製品も登場しているが、今回登場したのはさらに飛びぬけて安い実売価格が69,800円というもの。

成形方式は、ヒーターで樹脂を溶かしながら、造形テーブルに押し付けるように作成していく熱溶解積層法。本体は、筺体がなくフレームやパーツがむき出しの状態で、ところどころに文房具のクリップやケーブルタイが使用された手作り感あふれるものとなっている。また一部のパーツには、この3Dプリンタで成形されたものを使用しているという。購入時には、「ほぼこのままの状態(≒半完成品)で提供される」(ショップ)としており、組み立てなどの必要はないそうだ。

造形サイズは約200×200×180mm。ノズル径は0.4mm。対応ファイルフォーマットは、STL、GCODE。素材はPLA/ABSフィラメントで、フィラメントにはカラーバリエーションもあるそう。PCとの接続はUSBで、対応OSはWindows 7/Vista/XP、Linux、Mac OS。電源はACアダプター。

ちなみに、製品名は「RepRap MENDEL Evolution」とされており、デスクトップ向け3Dプリンタのオープンソースプロジェクト「RepRap」ベースのものとなっている。

予価は69,800円。入荷予定は8月10日頃。初回入荷は少数とのこと。

画像一覧

  • 成形中に風が当たると、溶けたフィラメントが反るとのことで、反り防止のためにダンボールカバーを設置している

  • 動作する前にノズルのあたためなどのウォームアップで10分ほどかかるという

  • フィラメントと呼ばれる素材。1巻5,000円前後の予定

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