マートンさんの評価レビュー
»一覧へ作画は素晴らしいが・・・
観賞手段:劇場私は原作を読んでいないので、この作品でラプラスの箱の正体を知ったんですが、正直拍子抜けしました。宇宙民を優遇した憲章ごときで宇宙全体が平和になるはずもないのに、これを以て世界が変わってしまうかのような演出にうんざりしてしまいました。つまり理屈が優先しており、矛盾を描いていないので安っぽく感じてしまいます。 例えば1stガンダムではスペースノイドの独立を訴えるジオンがアースノイドである地球連邦にコロニー落としを行うといった矛盾を描いているからこそ作品の深みが増すのに、この作品では最後の演説で世界の人々が一つにまとまっていくかのような単純な表現で終わらしているのが残念です。むしろラプラスの箱よりもユニコーンガンダムの技術の方が世界に衝撃を与えると思いました(笑) それでも戦闘シーンの描写は素晴らしいので、見て損はないと思います。
- ストーリー
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- 作画
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- キャラクター
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- 音楽
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- オリジナリティ
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- 演出
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- 声優
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- 歌
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