にゅまさんさんの評価レビュー
»一覧へどの客層に向けて作られた物語だったのか?
観賞手段:テレビ星間戦争物としては国家が描けず、民衆が描けず、大局が描けず、世界が描けず、それでもなお3人の主人公達の周囲に視点を固定し主人公達の間に繰り広げられるドラマについては丹念に描けていたし、次回へ次回へと興味を惹き付ける展開も出来ていた。色々と割り切ってキャラ中心で見ていけばそれなりに楽しめる物語、名作には至らないが個人的に好きだ、と言うファンの気持ちは分かる、そのくらいの位置づけは出来る作品になれるのではないか、と思っていた。 しかし最終回。こういう落とし処は戦争物の締めくくり方としては無難と思う。だが、それはここまで見続けたファンにとって納得の出来る落とし処ではないだろう。 ゲームで言えば、凡庸なノーマルエンドを掴まされた気分ではないだろうか。 はたしてこれは、どの客層に向けて作られた物語だったのか?
- ストーリー
- 1.5
- 作画
- 4.5
- キャラクター
- 4.0
- 音楽
- 5.0
- オリジナリティ
- 3.5
- 演出
- 4.0
- 声優
- 4.0
- 歌
- 5.0