BSが自伝をドラマにしたがっているんだ。※下記注
観賞手段:ビデオ/DVD
めんまの撮り貯めに挟まれていた映画予告のCMに誘導されてよさげだったのでレンタルしました。
めんまと同様でお話の引き伸ばしが凄く上手です。仲良しフォーメーションが4人/人間関係だったので追いやすいです。
大樹(中の人細谷さん)の演技がベタな体育会系で良かったです。
順(ヒロイン)が小学・中学とどのように過してやり過ごしてきたか?(さぞかし)大変だったか?説明が省かれているので、最初に声を出したときの芝居がアッサリで感動がイマイチでした。
本音を言い放った場所が"廃墟となったお城"の一室なので"心"に広がりが無く、芝居が狭くなったような気がします。ヒッキーしてしまったので部屋に入ってしまったのはしょうがないと思います。"本音"の中身はそれなりでした。
言葉を奪われたそもそものきっかけが"お城"だったので、"廃墟となったお城"は適切かもしれません。ただ、拓実の予想が見事当たったという流れであっさり処理されているような感じを受けました。順が自分の意思でミッション放棄してとんずらしても、"舞踏会"への未練があるので、もうちょっとカット数に余裕があれば、拓実到着の前に、順が螺旋階段を上るカットが欲しかったです。ふれあい会で皆が用意してくれた、それこそ舞踏会の舞台では、心情を吐露"できなかったわけですから...。"舞踏会"への暗喩のせいか、けっこうステンドグラスへカメラが向けられたのでよけいにそう感じました。
最新作の『ひそねとまそたん』の主人公は逆に心のふきだしが(穴あきバケツの様に)外に漏れてしまい人間関係に疲れているという真逆設定なので面白かったです。
2018/6/5
※注
2018年05月30日
脚本・岡田麿里×主演・前田敦子『学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで』
https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/8000/298571.html
- ストーリー
- 3.5
- 作画
- 4.5
- キャラクター
- 4.5
- 音楽
- 5.0
- オリジナリティ
- 5.0
- 演出
- 4.0
- 声優
- 5.0
- 歌
- 5.0
満足度
4.5
いいね(0)
2018-06-05 07:53:47