あにわんさんの評価レビュー
»一覧へ意味のなさを突き抜いた佳作
観賞手段:テレビまぁ、色々言いたいこともあるけれど、単純にエロくて勢いがあって、なのに思ったより設定がしっかりしていて、楽しめた作品だった。 過激なシーンも多かったが、エロ系に関してはパンティを渡すシーンに全てが集約されていた。勢いで全てを繋ぐことができ、理屈を超えて面白い作品になっていた。タスクがどうして生きていたのか? 反自立型で明らかに対エンブリヲ兵器と思えるヴィルキスは誰が作ったのか? とか、どうでもよい。その適当さの割といってはなんなのだが、この作品はサブキャラクター達もしっかり描かれていて、物語世界も2クールに足るしっかりしたものだった。 ただ名前はいただけない。 主人公のアンジュと題名のクロスアンジュは分かる。しかし、エンブリヲ(胎児)とかタスク(努め)とか、ヴィルキス(シバの女王の別名)とか、意味ありそうな名前しときながら、中身は全くそれにそぐわないとか、いかがなものか。古典からそれらしい名前をとってつけるというのはエヴァンゲリオンの影響が大きいのだと思うのけれど、エヴァでは使徒の名前と性格と物語はしっかりシンクロしていた。 勝手に色々想像してしまったじゃなイカ。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 3.0
- キャラクター
- 3.0
- 音楽
- 3.5
- オリジナリティ
- 3.0
- 演出
- -
- 声優
- -
- 歌
- 1.0