「夢と現実」「王道と邪道」そしてそれらを際立たせる演出と美術
観賞手段:動画サイト
(かんそうぶん)
バクマン(第一シリーズ)を一気に完遂しました。本作は原作漫画をより一層磨きあげていると感じます。
「夢と現実」「王道と邪道」これら背反する二つの選択が、亜城木夢叶にこれでもかこれでもかと提示され、けんけんRXは、そこにどんどんと引き込まれました。メジャー商業雑誌内での「王道」という縛り(ある意味レギュレーション)の内で、ライバル達が連載を目指しひしめきあい、そこに「努力・友情・勝利」が生まれます!
↑おっとわれながらいいね! ヾ(・ω´・。)おいおい↑
はて?するとこの「王道」を描く「バクマン」自身が「王道」で、実はとても古典的なお話にも見えてきます。
しかし、
「アニメ(本作)」のなかで登場する「漫画」。
「アニメ(本作)」のなかで登場する「アニメ」。
ある意味コモノや演出。ちょっと凝ったアシスト(効果)ですが、それらのクオリティが高く、よいカットとリズムで割り込みます。(注1)
コンテンツ産業の「内幕」をけっして理屈っぽくなく、それこそアニメや漫画の手法をつかって、わかりやすいメッセージとして視聴者に伝えているのだと考えます。有志の字幕が「邪道」を「back door」と訳していました。視聴者には「back stage(楽屋)」を見せていてる訳です。
業界はとても狭い領域なのだが、実は中には色々なドラマがあり、コンテンツはとてもよく練られていて、狭い原稿のなかにこめられた発想や着想は無限で、実はとても豊かなものなのですよ。
↑こんなメッセージをけんけんRXは感じました。↑
仕事場マンション、ジャック編集部、生原稿の質感、漫画雑誌の配色等々。是非、地上波・HDTV画質で見られることをおすすめします。いまさら感がある「バクマン」ですが、良いものは良いので感想させていただきました。
ズキューン・ズバババーン!シャキーン!このアニメ文句なくおもしろいでぇえっす。(ニイズマ先生風)
以上っす。(`・д・´)ゝ
(注1)
特に、おばかなけんけんRXは、「ありゃりゃ?《バクマン》でなく今日は《ヒーロー伝説》なの?」と一瞬戸惑ってしまうぐらいでした。∑( ゚Д゚ノ)ノ そなアホな?
劇中登場マンガのあらすじ説明とナレーション。原稿のアップ等の定番シーン。
- ストーリー
- 5.0
- 作画
- 4.5
- キャラクター
- 5.0
- 音楽
- 5.0
- オリジナリティ
- 4.0
- 演出
- 5.0
- 声優
- 5.0
- 歌
- 4.5
満足度
5.0
いいね(0)
2012-10-27 14:22:56