アニメの枠で見てほしくないエンターテインメント
観賞手段:テレビ
一期は正直微妙だなと思っていた。でも、二期をすべて見終わった今では、名作と思っている。それくらい二期の力のかけ方がハンパじゃない作品だった。
そもそもナンセンスギャグ的な部分の多い作品なので、細かいこととかリアリティとかはこの際どうでもいい。それを振り切れるほどの勢いがあるということだ。一見「荒唐無稽」と思われる部分もあるが、それはそれでいい。ディテールではなく、コンセプトで魅せる作品とでも言おうか。無理を無理でなくすのは、作品にこもる勢いである。言ってみれば、これはアニメというより演劇だ。まあ中島かずきが脚本書いているんだから当然と言えば当然だが。
言い換えれば、古き良きマンガの世界がここにはある。「巨人の星」だって「あしたのジョー」だって、あり得ないシチュエーションだってみんな熱心に見ていたではないか。そんな気持ちを思い返させるような、懐かしい空気感の漂う作品でもあった。この時代にこういう作品が存在すること自体、非常に価値があると思う。
最高に面白かったです!
- ストーリー
- 5.0
- 作画
- 4.5
- キャラクター
- 4.5
- 音楽
- 4.5
- オリジナリティ
- 5.0
- 演出
- 5.0
- 声優
- 5.0
- 歌
- 4.5
満足度
5.0
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2014-03-29 19:30:16