京アニが作ったファンタジー作(ちょっと惜しい)
観賞手段:テレビ
あの京アニがファンタジーアニメを作ったら、こんな感じになった、という作品。
作画はさすがに素晴らしく、キャラクターも生き生きとしていて、このあたりはさすが「京アニ」って感じ。主人公の栗山未来は、メガネっ娘&ドジっ娘のヒロインで、決まり文句は「不愉快です」。で、なぜか、もうひとりの主人公である神原秋人に変な絡み方をしている。そして、秋人は半妖という存在で、刺しても死なない。うーん、妖怪世界と学園生活が入り交じった学校ドラマか?(今期はこういうのがやたら多かったのでさらに混乱)
序盤は、このあたりの路線が少しどうなのかなーと思う部分もありつつ見ていたが、中盤以降、話がグンと盛り上がってきて、いろいろな伏線も明らかに。なるほど、序盤のあれらも実は意味があったのかーと。プロットとしてはよくできてました。10話、11話あたりは、ホントにかなりグッと来た部分もあり。そういう意味では、いい作品でした。
ただ、最終的な終わらせ方が少し強引だったような気もして、そこがどうもちょっと腑に落ちなかったり。まあ大団円に持って行くには仕方ないのかもしれないけど、あれ(境界の彼方)って結局何だったんだっけ?みたいな。そういう意味では惜しかったですね。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 4.5
- 音楽
- 3.5
- オリジナリティ
- 4.0
- 演出
- 4.0
- 声優
- 4.5
- 歌
- 3.5
満足度
3.5
いいね(1)
2013-12-19 11:59:24