YOU44さんの評価レビュー

コミックスのテレビCMが
「勘違いコメディ、爆進中‼」だったので
そんなイメージで観始めたがもっとキレキレだった。
確かにCMのヒロインはアニメよりも
ちょっとゆるい表情だ。
「咎人（とがびと）には死の制裁を…」
「そこまでやらなくていいんだけど…」
これはラノベのCM、やっぱりゆるい。
OPのOxT「HIGHEST」と映像はカッコいい。
七陰の勇姿に惚れ惚れする（7人のJK生活は必見）。
第1話は必須だ。
目覚ましがなる。「そのまま寝ちゃったか」
ボーダーのパンツが見える。
その後のシャワーシーンと相まって、色っぽい。
「ダーウィンを探して」という本。大きな屋敷。
いろんな訳あり（フラグ）に満ちて物語は始まる。
本作を観たいと思った理由は
①原作が「新作ラノベ総選挙」で1位
②監督が「Re:ゼロ」の中西和也
③主人公最強×圧倒的中二病×勘違いシリアスコメディ
④声優陣がすごい
七陰の席順でいうと
アルファは、『呪術』釘崎の瀬戸麻沙美、
ベータが、レムの水瀬いのり、
イプシロンが、『友崎くん』葵の金元寿子。
第二王女アレクシアは、永遠の椎名まゆり・花澤香菜、
姉クリアは、『式守さん』の八満・日高里菜、
才女シェリーは、キサラでブレイクの会沢紗弥。
『回復術士のやり直し』ばり雰囲気でいて、ゆるさもある。
「七人の侍」みたいで観ていて飽きない。
確信犯、「目立ちなくない」と公言、
自覚して「陰の実力者」を目指す主人公・シド。
「陰の実力者」をテーマにした作品は
初めてじゃないだろうか。
第10話「聖地・欺瞞の都」は胸やお尻、セクシー下着など
かなり際どいエロ回。生徒会長の夜這い、ネコ目線、
映り込んで視線を遮るモブ女子とか遊び心も豊富。
こういうのもあるんだな。
Tバックをマネキンに逆さまに穿かせるシーンは
脳内で妄想が目まぐるしく去来する。
2期通してのロングラン、最終話アイリスの号泣は
迫力がある。圧倒的な力に酔いしれ、おちゃらけも忘れない。
この抜け感が最大の魅力。